心豊かでたくましく、自ら考え行動する子どもを育ててまいります

明日は、土曜オンライン授業です

 昨年度2月に土曜授業をオンラインで行いましたが、たくさんの課題が見つかりました。明日6月5日、土曜授業を再びオンラインで行います。前回、上手く行かなかったところを少しでも改善できるように、いろいろと試してみているところですが、不十分な点が多々あろうかと思います。特に低学年の保護者の皆様には、Wi-FiやTeamsへの接続等のサポートにお手数をおかけすることになりますが、よろしくお願いします。
 また、4月、5月の参観・懇談等が中止になりましたので、短時間ではありますが、オンラインでの学級懇談会も予定しておりますので、ご参加の程よろしくお願いいたします。

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校長メモ 6月3日(木) NO RAIN  NO RAINBOW

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 6月の玄関掲示は、5年生の作品です。折り紙で作ったハートの形を並べて、虹をつくってくれました。「ノーレイン、ノーレインボー」は、ハワイのことわざです。直訳すると「雨のない、虹はない」ということですが、「つらい雨の後には、必ず素晴らしい虹が出る」ということでしょうか。コロナ禍の今を、子どもたちが一生懸命生きている姿とこの言葉が重なります。
 いろいろな行事や校外学習などが延期や中止になったり、活動が制限されたりする中、子どもたちは新しい生活様式にも順応し、感染拡大防止に努めてきました。高学年の子どもたちに簡単なアンケートととったところ、「ぼくたちは、コロナをなくそうと一生懸命やっているのに、大人の人が、店が開いてないからと言って道でお酒を飲んだりしているのをやめてほしいです」という意見がありました。コロナの感染拡大を防ぐためには仕方がないと、暑い夏のマスク、寒い冬の手洗い、換気にも耐え、外での遊びも我慢している健気な子どもたちのことを思うと、大人としての責任を感じます。
 必ず、この雨を耐え忍んだのちには、でっかい美しい虹が出ると信じて、感染予防を対策に気をつけながら、できるだけ活動を中止にすることのないよう様々な工夫をし、子どもたちの笑顔を絶やさないようにしていきたいと思います。
                       校長 久保 敬

校長メモ 5月31日(月)  田植えの準備

 共感や励ましのお手紙が今日も学校に届いています。学校の正門横の柵には、応援のリボンをどなたかがつけてくださっています。本当に感謝の言葉しかありません。ありがとうございます。
 昨年度は、臨時休校が終わり、通常授業が始まったのが6月15日だったため、例年5年生が行っている田植えを断念しました。今日は、5年生が、1年間ほったらかしになっていた学習園の3坪余りの田んぼを掘り返し、田植えの準備をしていました。まだ、緊急事態宣言中ですが、通常授業にもどり、少し落ち着いて活動ができ始めたように感じます。
「つくったお米でカレーライスをつくりたい!」などと言いながら、作業に汗を流す子どもたち。子どもたちのワクワクが伝わってきました。秋の収穫が楽しみです。

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校長メモ 5月27日(木) 雨の中のアサガオ

 今日はあいにくの雨。全国学力・学習状況調査と、大阪府で今年度から始まった「すくすくウオッチ」に5・6年生の児童が挑んでいます。集中して全力で取り組んでくれることを願っています。ただし、テストの結果の捉え方を間違ってほしくありません。人と比べて、1点勝ったの、負けたので、自分自身の価値を決めてほしくないのです。残念ながら、私は、自分自身の価値をテストの点で決めているような子どもでした。しかし、幸運にも、いろいろな人との豊かな出会いによって、そんな囚われから解放されていったと思います。
 恥ずかしいですが、当時人気だった「熱中時代」というテレビドラマの水谷豊さんが演じる北野広大先生にあこがれて、小学校教員になった私です。教員時代は、決して褒められた教員ではなかったと思います。たくさん失敗をし、子どもたちに迷惑をかけ、教師として育ててもらったと思っています。
 教育は「商品」ではありません。教育は「コモン」です。つまり、私たちの「共有財産」です。子ども、教職員、保護者、地域が一緒になってつくりだしていく、生きていく過程そのものだと思います。
 今一度、教育とは何か、学校とは何か、子どもの成長とは何か、人の幸せとは何か、多くの方々が考えてくださるといいなと思います。
 1年生が植えたばかりのアサガオが芽を出しています。確かな「いのち」がそこにあります。
                           校長 久保 敬

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校長メモ 5月26日(水) たくさんの励ましに支えられて

 毎日のように、私の知らない方から励ましのお手紙を頂きます。本校の保護者の方や、子どもたちからもメッセージや花を頂いています。本当に幸せです。毎日バタバタとしているため、お返事も出せず心苦しく思います。いつものようにゆっくりと子どもたちの教室を回ったり、休み時間になぞなぞ遊びをしたりできないことが気にかかります。私個人のことで、学校の名前が広く知れ渡り、落ち着かない気分にさせてしまっている保護者や地域の皆様、子どもたちや教職員、すべての人に対して心苦しさを感じています。
 一日も早く、当たり前の普通の平凡なそれでいて朗らかで活気のある学校にもどっていけるよう、余計なことは忘れて子どもたちの笑顔と共に学校生活を楽しみたいと思います。
 本校保護者の方から頂いたお手紙を紹介します。
「久保先生へ いつもありがとうございます。久保先生は、子どもたちの生きづらさや保護者の戸惑い、先生方の子どもたちがよりよく生きていけるための教育のしづらさを、皆に代わって代弁してくださいました。お名前や役職を公表して意見を述べられたことは、子どもたちに正々堂々とおかしいことはおかしいと、声をあげてもよいと、子どもたちに行動で見せて、大切なことを教えてくださいました。この木川南小学校で我が子が学べることに感謝し、誇りに思います。」
 もったいないほどの励ましに支えられていることに、今「いのち」のありがたさを身にしみて感じています。

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