人にやさしい学校・人にやさしい緑中生であろう 個性の違いを認め、思いやりのある心を育もう 

今日の給食(12.7 大根の煮もの)

 今日の献立は「ごはん、鶏肉の甘辛焼き、みそ汁、大根の煮もの、牛乳」でした。

 大根は歴史の古い野菜で、日本では「古事記」にも記載があり、別名「すずしろ」として春の七草のひとつにもなっています。
 根の白い部分は95%が水分ですが、ビタミンCとでんぷん消化酵素のアミラーゼ(ジアスターゼ)を豊富に含んでいるのが特長です。おもちに大根おろしをかけて食べるのは、理にかなった先人の知恵ということですね。春から夏にかけては辛みが増しますが、秋から冬には甘みが増しておいしくなってきます。
 葉は、カロテン、ビタミンC、カルシウム、食物繊維が豊富な緑黄色野菜です。給食では乾燥の大根葉をみそ汁やそぼろの具としても使っています。
 大根に関して「大根どきの医者いらず」ということわざがあります。大根の収穫どきにはみんな健康になり、医者がいらなくなるという意味です。大根はお腹の調子を整え、消化をよくするはたらきがあり、昔から体によいものとされてきたということですね。
 今日の給食では、旬の大根を豚肉とだしのうま味だけで煮たシンプルな一品にしました。また、煮汁には仕上げにでんぷんでとろみをつけているので、今日のような寒い日には最適なおかずになったようです。
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今日の給食(12.6 さけのマリネ)

 今日の献立は「コッペパン、ブルーベリージャム、さけのマリネ、肉だんごと麦のスープ、プチトマト、牛乳」でした。

*マリネ
 マリネとは、フランス料理の調理法で、肉や魚・野菜などを酢やレモン汁などで作ったつけ汁に漬け込む料理のことです。今日の給食では、油で揚げた角切りのさけに、たまねぎ、オリーブ油、りんご酢などを合わせたたれをからめています。酢の酸味でさっぱりと食べることができました。
*押麦
 スープには押し麦を入れました。押し麦は「大麦(麦茶にする麦)」の外側の皮を取り除いて蒸し、ローラーで平らにし、乾燥させたものです。便秘を防ぐ効果のある食物繊維が米の19倍、含まれています。スープの中でぷちぷちとした食感が楽しめました。
*プチトマト
 給食ではヘタがきれいに取り除いて提供されます。「ヘタが付いていた方がトマトらしくていいのに…」と言われますがなぜでしょうか?
 実は、ヘタの所に汚れや雑菌がたまりやすく、付けたままではきれいに洗えないので取り除いてから洗うように決められているからです。
 安心安全でおいしい給食作りのために、いろいろな工夫がされているのですね。
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今日の給食(12.3 かぶ)

 今日の献立は「ごはん、鶏肉と野菜の煮もの、じゃこ豆、かぶのゆず風味、牛乳」でした。    」

 かぶは冬の寒さにあたると甘みを増しおいしくなる野菜です。給食でも毎年12月に1回だけ献立に取り入れています。大根と似ていますが、肉質は柔らかく、全くちがう味わいがあります。
 かぶは「古事記」や「日本書紀」に記載があるほど、古くから栽培されてきた野菜です。別名「すずな」と呼ばれ、春の七草のひとつになっているのは皆さんご存知だったでしょうか。
 かぶはアブラナ科の一種で、白菜やキャベツ、菜の花などと同じ仲間です。白い部分は根のように思いますが実は「胚軸(はいじく)」という茎の一部を食べています。カリウムやビタミンC、食物繊維の他でんぷんを分解する消化酵素の「ジアスターゼ」などが含まれています。また、葉の部分ははカロテン、ビタミンC、カルシウムなどを多く含む緑黄色野菜です。家庭でかぶを食べる時は葉の部分も捨てずに食べるようにしましょう。
 かぶは実が柔らかいので、加熱せず漬物などに多く利用されます。給食では衛生上、加熱しないといけないので、蒸してからゆず果汁入りの甘酢で和えました。大根とは違う、柔らかなかぶのおいしさが味わえたと思います。
 じゃこ豆も大人気のごはんによく合うおかずでしたね。おかわり続出でごはん完食のクラスもたくさんありました。
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今日の給食(12.2 焼きプリン)

 今日の献立は「黒糖パン、豚肉のケチャップソテー、コーンスープ、焼きプリン、牛乳」でした。
  
 給食では、みたらしだんごやういろう、クラフティなど、デザートもできる限り給食室で作るようにしています。手作りできることを知ってもらうことや不必要な食品添加物などを使わずに済むなどのメリットがあるからです。
 今日の「焼きプリン」も給食室で作りました。プリンはどんな材料で作られているか知っていますか?卵と牛乳と砂糖があれば簡単に作ることができます。給食では更にクリームも入れて、コクが加わるよう工夫しました。お菓子作りに興味がある人はぜひ作ってみてください。給食では「カラメルソース」も手作りで、本格的な味に仕上げています。
 教室では、バットに焼きあがったプリンを給食当番がうまく等分に切り分けていました。給食では冷やすことができないので生ぬるいですが、そこのところはご勘弁を!不必要なものは全く使っていない正真正銘、本物の味はいかがでしたか。「とってもおいしかった」という感想が多く聞かれました。
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今日の給食(12.1 だし)

 今日の献立は「カツ丼、すまし汁、ミニフィッシュ、牛乳」でした。
 
 ポークカツレツ(トンカツ)が日本で売り出されたのは今から120年程前。その後、トンカツとたまねぎをしょうゆで煮こみ、卵とじにしてごはんの上にのせる「カツ丼」が生まれたのは、今から100年くらい前だとされています。「カツ丼」は日本で生まれた料理です。

 給食では、和風の料理には、けずりぶし、だしこんぶ、かつおぶし、にぼしなどでとった「だし」を使います。今日の給食では、北海道産の「だしこんぶ」といわし・さばを原材料とした「けずりぶし」を使い、朝から給食室でとった「だし」をカツ丼とすまし汁に使いました。期末テストの途中に、給食室からおいしい香りがただよってきましたね。
 「だし」とは、こんぶやかつおぶしなどを煮出してうま味を引き出した汁のことです。2種類のうま味を合わせることにより「うま味の相乗効果」でよりおいしいだしになります。だしのうま味は、料理のおいしさを決める味の基本となります。
*こんぶ(グルタミン酸)
 こんぶには、グルタミン酸といううま味が多く含まれています。グルタミン酸はチーズやトマト、みそなどにも含まれています。
*けずりぶし(イノシン酸)
 けずりぶしには、イノシン酸といううま味が多く含まれています。かつおぶしなどの魚や肉に多く含まれています。
*うま味成分にはこのほかに、干ししいたけに含まれるグアニル酸、貝に含まれるコハク酸などがあります。
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