9月5日(日)、電話連絡の結果
校長の中谷です。
本日、10:00より13:00まで小学校の電話回線を開け、新型コロナウイルス感染に関する、保護者の方からの連絡を受け付けました。 「陽性が判明した」、「濃厚接触者になった」という 連絡はありませんでした。 明日、9月6日(月)は現段階では、通常通りの登校となります。 ただし、明朝、もしくはそれ以降に「陽性が判明した」という 感染に関する連絡があった場合には、港区保健福祉センター、 学校医と相談したうえで、教育委員会の指示により、 急遽、臨時休校にする場合があります。ご了承ください。 【(参考)新型コロナウイルス感染症対策マニュアル(第7版)より】 (1)幼児児童生徒及び教職員に感染が判明した場合の臨時休業措置 <学校の臨時休業> 教育委員会は、「児童の出席停止等の考え方」の「感染」が判明した場合、濃厚接触者の特定及び消毒等のため、必要な期間、学校の臨時休業を行う。ただし、学校が区保健福祉センターや学校医と相談した結果を踏まえ、学校の臨時休業を行わない、もしくは特定の学年、学級のみの臨時休業に替えることができる。 教職員や給食の委託業者、いきいき放課後事業、一時預かり事業の指導員等の感染が判明した場合も同様とする。 感染が判明した時点 学校休業措置を講ずる場合の期間 ○始業時刻まで→→→→→→→○判明日当日から必要な日数※ ○始業時刻から終業時刻まで→○翌日から必要な日数※ ○判明した時点で児童の安全に配慮し、 速やかに下校措置を講ずる ○終業時刻以降→→→→→→→○翌日から必要な日数※ ・学校園の休業日→→→→→→○翌日から必要な日数※ ※ 必要な日数は、濃厚接触者の特定や学校の消毒等、 安全確認に要する期間とし、区保健福祉センターや 学校医等と相談のうえ、適宜調整する。 濃厚接触者が特定され、それ以外の安全が確認された後、原則としてそれ以外の学級は再開する。その際、学校が区保健福祉センターや学校医と相談した結果を踏まえ、必要により当該学級以外の学級も引き続き臨時休業を行うこともある。また、状況によっては、周辺の学校の全部または一部において臨時休業を行うこともある。 こういった場合には、ミマモルメやホームページでの連絡となります。 また、学校にいる時にお子さんに発熱等が見られた場合には、緊急に保護者の方に連絡いたします。 お仕事の都合上、「すぐには戻れない」という連絡もいただいています。その際は、電話で対応を相談いたします。ご協力ください。 現在の新型コロナウイルス(デルタ株)は、従来のものと比べて感染力が高いということはみなさんご存じかと思います。 港区保健福祉センターの保健師の方からは、感染予防のために以下のことを徹底してくださいというお話が、先日行われた「教育行政連絡会」でありました。 「マスク着用」 「黙食」 「間隔」 「手洗い、消毒」 「日頃の健康観察」 さらに、お子さんには感染リスクの高い行動は避けさせる。 感染リスクの高い場所には近寄らせないといったことも 引き続きお願いいたします。 今日の手紙です。
コロナのデルタ株、感染力が高いので、学校も最大限考えて
子どもたちの健康のために、厳しい選択と、 いろいろな決断をしています。 ご理解ください。そして各家庭及び地域においても ご協力の程、宜しくお願いいたします。 9月5日の学校の対応について 緊急事態宣言中のクラブ活動の中止について 大阪府の880万人訓練は中止になりましたが、本校では避難訓練を行いました。
地震発生からの、大津波警報の発令。
あわてず、さわがず、おちついて、無事、避難完了です。 オーストラリア女子車いすバスケットボールチームとオンライン交流(1)
8月27日に、本校の4年生と、オーストラリア女子車いすバスケットボールチームの選手とのオンライン・ミーティングを開催しました。
いつもの多目的室が、今日はテレビ局の中継スタッフが入り、たくさんの機材がケーブルでつながれてテレビのスタジオに様変わり。 たくさんのケーブルを見て、「パスタみたいや」と言う子どもたちもいました。 子どもの発想っておもしろいですね。 この日の司会は、関西テレビの服部優陽さんが、 そして、通訳は同じく関西テレビの、端崎優子さんが担当してくださいました。 代表の子どもたちの「グライダーズ!」の呼びかけで、いよいよオンラインミーティングが始まりました。 まずは、グライダーズのみなさんが自己紹介をしてくださいました。 このミーティングに参加してくださったのは、 ハナ・ドッドさん、ブ−リー・メルバーグさん、エラ・サブリャクさんの3名でした。 続いては、先日完成した「応援メッセージ」の動画を見ました。 横断幕の制作過程もあり、選手からは「とても時間がかかったんでしょうね」「とってもすてきな旗を作っていただいて、ありがとうございます」と言っていただきました。 エラ選手は、小学校の先生です。「このような大きな旗を作るのに、すごく時間と努力がかかったんだと思います。本当に感謝しています」と仰ってくださいました。 オーストラリア女子車いすバスケットボールチームとオンライン交流(2)
さあ、それでは選手の皆さんへの質問コーナーです。いろいろな質問がありました。
Q:チームは何名ですか。 A:選手が12名、スタッフが6名います。コートの中には5名入れます。 Q:グライダーズの名前の由来は何ですか A:実はオーストラリアのとても有名な動物、 シュガーグライダー(フクロモモンガ)からとったんですよ。 旗にも描いてくれていましたよね。 Q:車いすバスケットボールをやろうときっかけは何ですか? A:チームスポーツだからです。 チームで支え合い、みんなと一緒に練習やゲームをします。 今日は練習したくないなというときも、 チームメイトが励ましてくれます。 そしてお互いに助け合ってうまくなっていくことが魅力的です。 自分のことだけじゃなくて、 チームみんなのスポーツであるということがすごく好きなところです。 Q:車いすバスケットボールのおもしろいところはどこですか? A:とてもスピードがあるスポーツというところです。 そこが楽しいところです。 また、友だちといっしょにできてとっても楽しいです。 Q:どうやったらうまくなれるんですか。 A:やっぱり練習です。練習の時間をたくさんとって バスケットボールの技術を身につけることがとても大切です。 そして他の人といっしょに練習して、他の人から いろいろなことを吸収してプレーすることが大切です。 ただ、やっぱりそれよりも楽しむこと、 とにかく楽しみながら練習をすると身につくんです。 Q:負けたときに、どうやって立ち直りますか A:とってもいい質問ですね。試合に負けたときには 何がダメだったのかを考えます。 そしてこれはよくできたというところを考えます。 うまくできなかったところから、何を学ぶのかというところを考えて、 できたところから互いに励まし合って、 次は勝とうと思って次の試合に向かいます。 Q:車いすバスケットボールで、一番努力していることは何ですか。 A:いろんな技術を磨く努力をしています。 その中でも特に、相手がシュートを決めるのを止める練習を とてもしています。 相手チームが、どんどんシュートをして、 点を入れてしまっては困るので、 相手のチームがシュートできないよう、守りの強いチームにする 練習に時間を費やしています。 そうすることでとてもスピードが速くて強いチームになることが できると思っています。 Q:車いすバスケットボールをしていて、一番うれしかったことは何ですか。 A:やっぱり、世界中を旅することができるのがとっても楽しいです。 いろんな国に行っていろんな人と出会えるのがとっても楽しいです。 その中でも、やっぱり日本が一番楽しいです。 こうしてみなさんと出会えて、交流して応援してもらえるのが とっても楽しいです。 服部アナウンサーから Q:今、なかなか外に出られないと思うんですが、 日本に来て日本の生活はどうですか。 A:日本に来るのはとっても大変だったんです。 まずいろんな書類を書かなくちゃいけなくて、 そして日本に着いたらPCR検査をして、陰性証明をして、 長い長い待ち時間があってから、 ようやく選手村にはいることができて、ここにたどり着いたんですよ。 オーストラリアに帰っても、2週間隔離生活をして、 ようやく家族に会うことができるんです。本当に長い旅です。 グライダーズの選手からは、「私たちの試合を見ましたか」と、 みんなに質問がありました。 ほとんどの子どもたちが「見た」と手をあげました。 試合を見て、どう思いましたかと尋ねられたので、 「すごく激しい試合だった。」 「シュートをいれられて、すぐに攻撃するところがすごかった」 「点をとったり、とられたり、ハラハラの展開だった」 と子どもたちが答えたところ、 「日本のチームとはよく対戦していてとても楽しい。 また日本のチームの皆さんとも仲よくしています」 と仰ってくださいました。 次に、校長から感謝のメッセージを述べました。 Thank you to all the Australian Women's Wheelchair Basketball Team for meeting the children of Ichioka Elementary School today. To meet you, they've been painting parasports, learning about Australia, and boccia during physical education. And it was a wonderful experience for the children to meet you today. The 2020 Paralympic Tokyo Games will continue. Also, hot and humid days will continue. Please take care of yourself and do your best. Thank you very much. オーストラリア女子車いすバスケットボールチームのみなさん、今日は市岡小学校の子どもたちと会っててくれてありがとうございました。 皆さんと会うために、彼らはこれまでもパラスポーツの絵を描いたり、オーストラリアのことを学んだり、体育の時間にボッチャをしたりしました。 そして今日、みなさんと出会えたことは、子どもたちにとって素晴らしい経験になりました。 まだまだ2020パラリンピック東京大会は続きます。 また、むし暑い日も続きます。体に気をつけてがんばってください。 ありがとうございました。 最後にグライダーズの選手、お一人ずつメッセージをいただきました。 ハナ選手 「今日は本当にありがとうございます。2019年にも会えたのですが、こうやって交流できてとってもうれしかったです。そして応援の旗が本当に“COOL”=『すごくかっこいい』んです。パラリンピックでは一試合、一試合、自分たちができる最もよいものを出していきたいと考えています。」 エラ選手 「今日は本当にありがとうございます。パラリンピックでは一生けんめい頑張って、一試合ごとにより強くなっていくことを目標にしています。」 ブーリー選手 「応援の旗、本当にすばらしくてすてきで、ありがとうございます。そしてみなさんが私たちの試合を見てくださったことがとってもうれしかったです。私たちのチームは一人一人が違う役割があるんです。それぞれがジグソーパズルのピースのように役割を持ち、それが集まってチームの強さになるんです。だから、一人一人が自分の役割を果たして最高のチームになっていくようにがんばっています。」 最後にみんなで手を振って、楽しい交流の時間は終わりました。 子どもたちの感想の一部を紹介します。 ○すごく楽しかった。意外な回答にびっくりした。 ○リモートで会えた瞬間に、とてもドキドキした。 ○車いすバスケットボールのことがたくさん知れて、とっても良かった。 ○グライダーズのみなさんと会えてよかった。 ○車いすバスケットボールをやってみたくなった。 ○自分が知らないことを、たくさん教えてもらってうれしかった。 ○オーストラリアに行ってみたくなった。 ○オーストラリアのことをもっと知りたいと思った。 ○また選手の皆さんとお話ししたいと思った。 ○選手の皆さんと一緒に、車いすバスケットボールをしたいと思った。 ○今度は、実際に会ってみたいです。 ○交流はもちろんだけど、事前の勉強で、オーストラリアのことがわかって楽しかった。 ○たくさん学べて楽しかったから、お母さんや家族に教えてあげようと思った。 ○やっぱり、オーストラリアチームのみなさんは、努力して強くなっているんだなと思いました。 ○こんな機会めったにないから、話を聞いたときはすごくうれしかったし、わくわくしました。横断幕を作ったときは、とっても楽しかったし、これが選手に届いたのを見て、すごくうらしかったです。 ○ グライダーズのみなさん。交流してくださってありがとうございます。これからもがんばってください。 今回の交流に関しては、「オーストラリア大使館」のSNSにも掲載されています。 在日オーストラリア大使館 Australian Embassy in Japan | Facebook オーストラリア大使館 Australia in Japanさん (@AustraliaInJPN) / Twitter こちらもぜひご覧ください。 今回の取組にあたっては、大阪市経済戦略局スポーツ部スポーツ課 教育委員会事務局指導部教育活動支援担当 そして関西テレビ株式会社ならびにウエスト−1の皆様に、たいへんお世話になりました。子どもたちにとってとても素晴らしい体験となりました。 本当にありがとうございました。 なお、今回の取組みは10月初旬には大阪市のホームページ上で公開が予定されています。 お楽しみに! |