人にやさしい学校・人にやさしい緑中生であろう 個性の違いを認め、思いやりのある心を育もう 

今日の給食(11.16 大豆)

 今日の献立は「ごはん、さごしのおろしじょうゆかけ、さといものすまし汁、大豆の煮もの、牛乳」でした。
 
 大豆は、たんぱく質を33%以上含むため「畑の肉」とも呼ばれてきました。たんぱく質を多く含むとされている牛もも肉が21%、鶏ささみが24%なので、いかに多くのたんぱく質をふくんでいるかがわかります。その上、大豆たんぱく質はアミノ酸のバランスがよく、とても質のよいものとなっています。たんぱく質以外にも、脂質(不飽和脂肪酸を含み、脂質異常症の予防に効果あり)カルシウム、マグネシウム、鉄、ビタミンB群、食物繊維、大豆サポニン(抗酸化作用)、イソフラボンと様々な栄養成分を含んでいる、毎日食べて欲しい食材です。
 日本では弥生時代から栽培が始まっていて、肉食が禁止されていた時代には、たんぱく質源としてなくてはならない食材となっていたそうです。大豆は漢字で「大きい豆」と書きますが、これは大きさを表したのではなく「大切な豆」という意味だと考えられています。最近でもその栄養的価値から、肉の代替食品として注目されています。
 今日の給食では、全国一の生産量を誇る北海道産の大豆煮(冷凍)を使い、ひじきとともにだし、砂糖、みりん、塩、しょうゆで煮含めました。
 先週の2年生の食育授業では「大豆にもカルシウムが多く含まれていること」を学びました。今までの給食の残食傾向から、生徒は豆が苦手なようですが、豆のよい所を知り、しっかりと考えて食べるようにしてほしいと思います。
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赤い羽根共同募金へのご協力ありがとうございました。

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ご協力いただきました赤い羽根共同募金とペットボトルキャップは、生徒会が代表して鶴見区社会福祉協議会にお渡ししました。

募金の総額は10,519円でした。

いただいた寄付金は高齢者が安心して暮らせるようにお手伝いする活動や、障がいのある人たちをサポートする活動など様々なところに活用されます。ご協力ありがとうございました。

今日の給食(11.15 ビビンバ)

 今日の献立は「ビビンバ、わかめスープ、アーモンドフィッシュ、牛乳」でした 

 ビビンバは、韓国・朝鮮料理のひとつで、丼や専用容器に入ったご飯の上に、野菜のナムルや肉、卵等の具を入れよくかき混ぜて食べる料理です。
 本来ご飯の上に、手前・奥・右・左・中央に分けて具が盛りつけされ、コチジャンやごま油等の調味料をかけ、匙(スッカラク)でよく混ぜてから食べます。語源は、韓国・朝鮮の言葉「ピビムパプ」が元になっていて、「ピビム」が「混ぜる」、「パプ」が「飯」の意味です。
 今日の給食では、牛挽肉、豚挽肉、にんにく、大根、ほうれん草、もやし、にんじんを使い、コチジャン、ごま油などを使用して本格的な味に近づけています。
 教室では、ご飯の上にナムルとひき肉のいためたものをのせます。こぼさないように盛り付けるのが少し大変でしたが、手際よくできていましたね。
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今日の給食(11.12 きのこ)

 今日の献立は「黒糖パン(小)、ウインナーときのこの和風スパゲッティ、焼きとうもろこし、固形チーズ、牛乳」でした。和風スパゲッティにはきざみのりをかけていただきました。
 
 給食では、えのきたけ、エリンギ、しいたけ(生・乾燥)、しめじ、なめこ(水煮)、マッシュルーム(水煮)の6種類のきのこを使っています。今日のスパゲッティには、「生しいたけ」と「しめじ」を各々18kgずつ使いました。
 きのこは世界各地で食べられていて、栽培も盛んに行われています。世界中には約1000種類ほどの食用きのこがあり、そのうち栽培できるものは30種類ほどとされています。特有の香りやうま味、歯ごたえがあり、低エネルギーで食物繊維をふくむことから、健康への関心の高まりにともなって、人気の食材となっています。
 来月の給食でも「きのこのドリア」にしめじ、エリンギ、マッシュルームを使いますのでお楽しみに。

*しいたけ
 うま味成分のグアニル酸は加熱すると香りとうま味がアップします。特に秋に収穫されたものは香りが高いとされています。また、カルシウムの吸収をよくするビタミンDもふくまれているため、丈夫な骨を形成するためには効果的です。
*しめじ
 しめじの名で売られているものは本来のしめじとは別種で、ぶなしめじやひらたけのことです。(天然しめじは人工栽培ができず貴重品)食物繊維が豊富なので、便秘の解消やコレステロール値の低下に役立ちます。また、うま味成分のアミノ酸が多く、煮もの、汁もの、天ぷら、炒めもの、炊き込みご飯など、和風・洋風・中華風といろいろな料理に利用できます。
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今日の給食(11.11 くじらのたつたあげ)

 今日の献立は「ごはん、くじらのたつたあげ(1年に1回だけ実施)、豚肉とじゃがいもの煮もの、きゅうりの赤じそあえ、牛乳」でした。 

 今日の給食では、一時、使用を見合わせていた「くじら(鯨)」が復活しました。鯨は海にすむ哺乳類です。肺で呼吸をし、赤ちゃんは母乳で育てられます。
 日本で鯨を食べる鯨食文化は古くからあり、縄文時代には食べられていたようです。飛鳥時代に肉食が禁止された時も「海の幸」として魚と同類とみなされ、食べられていたそうです。
 第2次世界大戦後の食糧難の時代には、貴重な栄養源として日本人の食を支えてきました。1962年(今から約60年前)までは、牛肉・豚肉・鶏肉よりもたくさん食べられていました。「はりはり鍋」や「鯨のカツ」、「鯨ベーコン」、関東炊きに入れる「コロ」などいろいろな料理がありました。その後、商業捕鯨ができなくなり、捕獲量が激減して食卓からなくなっていったのです。
 給食では3年前まで、調査捕鯨のミンククジラを使っていましたが、2019年7月に商業捕鯨が再開されたことを受けて、今年度は日本で捕獲した「ニタリクジラ」を使って、しょうが汁、料理酒、しょうゆで下味をつけた後、たつたあげとして復活しました。
 鯨の赤身肉は脂肪が少なく、たんぱく質や不足しやすい鉄も体に吸収されやすい形で豊富に含まれています。給食後は「くじらが美味しかったです!」という感想が聞けました。
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