今日の給食(10.13 ソーキ汁)
今日の献立は「ごはん、鶏肉のゆず塩焼き、ソーキ汁、ほうれん草のおひたし、焼きのり、牛乳」でした。
ソーキ汁は、沖縄県の代表的な料理で、ソーキと呼ばれる豚の骨つきあばら肉と島だいこん、こんぶなどをかつおだしで煮込んだ汁ものです。お盆や正月など、特別な日によく食べられているそうです。 「ソーキ」の語源は、あばら骨が髪をとく「櫛(くし)」に形が似ていることから、「梳(す)く」がなまってソーキとなったとか。 給食では、けずりぶしで取っただしに、柔らかく下茹でした豚肉(ばら)、切りこんぶ、大根、にんじん、白ねぎ、えのきたけを使い、みりん、塩、こい口しょうゆで味付けしました。 沖縄県には、豚肉や海そう、とうふ、沖縄特有の野菜を使った独自の食文化が多くあります。今月の給食では18日の「もずくと豚ひき肉のジューシー」、29日の「タコライス」も沖縄県にちなんだメニューとなっています。 今日の給食(10.12 タンタンめん)
今日の献立は「黒糖パン、タンタンめん、きゅうりの甘酢づけ、みかん、牛乳」でした。
タンタンメン(担担麺)は中国・四川料理の一つです。「担担」とは天秤棒のことで、天秤棒にぶら下げて売り歩いたことからこの名前がついたそうです。たくさんの汁があるとこぼれてしまうことから、本来は「汁なし」でしたが、日本ではいろいろにアレンジした麺料理となっています。 給食では、チンゲンサイ、もやしなどの野菜を具材とした汁麺に、しょうが、にんにくの香りをいかした肉みそをかけています。豚骨スープ、ラー油、テンメンジャンを使い、中華らしさを出す工夫をしています。 年1回登場の「タンタンめん」は、生徒に大好評でした。 デザートのみかんは今シーズン初登場でした。熊本県から1111個運ばれてきたので、各クラスに「おまけ」も配ることができました。次回、22日のデザートにも登場します。 今日の給食(10.11 ふきよせ煮)
今日の献立は「ごはん、豚肉のねぎじょうゆ焼き、ふきよせ煮、ツナ大豆そぼろ、牛乳」でした。
「ふきよせ煮」とは、秋風で吹き寄せられた落ち葉の情景を表現して、秋の味覚を中心に盛り合わせた料理です。 今日の給食では、さといも、しめじ、れんこんといった秋が旬の食材の他に、にんじん、こんにゃく、たまねぎ、三度豆をだしで煮含め、砂糖、みりん、うす口しょうゆ、こい口しょうゆで味付けをしました。 先週の「たつたあげ」同様、秋を感じる献立です。 「ツナ大豆そぼろ」は、ツナ(缶)、ひきわり大豆、しょうがを使用したごはんが進む一品です。 今日の給食(10.8 いとこ煮)
今日の献立は「ごはん、和風ハンバーグ、とうふのみそ汁、かぼちゃのいとこ煮、牛乳」でした。
<いとこ煮> いとこ煮とは、あずき、いも、かぼちゃ、くり、いんげん、だいこん、ごぼうなどを組み合わせ、しょうゆ、あるいはみそで煮た料理のことです。今日の給食では、かぼちゃとあずきをだしで煮、砂糖、みりん、うす口しょうゆで味付けしました。 では、なぜ「いとこ煮」という名前になったのでしょうか。煮る時に、堅いものから順に入れていくところから、「追い追い」入れて煮る、また「銘々」煮るを、「甥と姪」の語呂に合わせ「いとこ煮」と言われるようになったという説が有力なようです。 また、「かぼちゃと豆がいとこ同士の関係にあるから…」といった説もあるようですが、植物学上はいとこの関係なのでしょうか?ただ、肉や魚は使わないことから、近親者同士ということで考えられたようです。(その他、諸説あり) いずれにしてもなかなか珍しい料理です。給食以外では食べることがないかも知れませんので、名前と味をしっかりと記憶に残しておいてくださいね。 給食だより10月号を発行しました! |