今日のメニューは「鶏肉の甘辛焼き、かす汁(年1回)、くりきんとん(年1回)、ごはん、牛乳」でした。
「かす汁」は、鮭(北海道産 20.9kg使用)やだいこん、にんじん等を材料に酒かすとみそで味付けしました。小学生向けなので、一般的な酒かすの使用量の4割減にしています。1989年(H元年)に初登場し、毎年厳冬期献立として出ています。今年でなんと34回目の登場となりました。(2枚目の写真)
「くりきんとん」はお節料理の一つなので、給食でも1月に登場です。きんとんは漢字で「金団」と書き、金の集まったものという意味。黄金色の小判をあらわし、豊かな暮らしを願う気持ちが込められています。今日は、さつまいも(徳島県産の「鳴門金時:上品な甘さと見た目の美しさを兼ね備えている」)22.6kg、くり12.5kg使用しました。
*「かす汁」豆知識
お酒を造った時の副産物である酒かすを使ったもので、酒造メーカーが数多く集まる関西地方で広く親しまれている料理。だいこんやにんじん等の根菜類や鮭や鰤等の魚類を組み合わせて作られることが多いですが、関西では豚肉も好んで使われます。
酒かすにはビタミン類、ミネラル、アミノ酸などが豊富に含まれ、身体を芯から温めてくれる効果があり、冬の行事でふるまわれる料理としても有名です。
「くりきんとんがおいしい」に全員手をあげた5年生の教室で・・・
・もちもちしたご飯によく合う甘辛焼きで、ご飯のために生まれてきたような献立!
・鶏肉、玉ねぎに味が染みておいしく、「鶏丼」にして食べるとめっちゃおいしい甘辛焼き!
・たくさんの具材が入り、色々な食感を楽しめるかす汁!
・色々な具にかす汁の味が染みておいしく、ご飯とよく合う!
・くりきんとんのさつまいもは軟らかく、栗のかたさが絶妙でおいしい!
・さつまいもは甘くてとろっとしておいしく、栗が大きく食べ応えのあるくりきんとん!
・今日の給食は全ておいしく、とても元気の出る献立であった!
◎ 感想にどんどん手が上がり、ニコニコ笑顔で食べている児童が多く、おかわり行列が出来てすぐに食缶がカラッポになった給食大好き学級でした!
☆ 「かす汁」の心地よい香りが学校中に漂い、「くりきんとん」には、給食を取りに来た時から「待ってました!」「やったー!」と盛り上がっていました!