心豊かでたくましく、自ら考え行動する子どもを育ててまいります

校長メモ 8月24日(火)  明日から2学期が始まります

 今日からパラリンピックが始まります。しかし、コロナウイルスの感染拡大は、収まる気配が見られません。これという見通しが示されず、人流5割削減と言われても、具体的にどのように行動すればよいかわからず、不安だけが増幅していくように感じます。
 ただ、感染者数のみに目を奪われるのではなく、手洗い、消毒、マスク、人との距離に気をつけ、規則正しい生活で免疫力を高めることに最善を尽くすことが大切だと考えています。
 市教委は、今のところ通常授業を継続する方針ですので、明日25日より2学期が始まります。久しぶりに子どもたちの顔を見ることができると思うと嬉しいです。しかし、感染状況によっては休校措置をとる可能性がありますのでご留意願います。
 話しは変わりますが、7月16日に皆様にご協力いただいたNHK-Eテレ番組「バリバラ」の収録映像が、8月22日午前0時からの番組で放送されました。一日中撮影があった中の放送されたのはほんの一部でしたが、本校の子どもたちは、なんて素直で愛くるしく素敵な子どもたちなのだろうと改めて思いました。
 こんな素晴らしい学校で定年退職を迎えられることに心から感謝しています。コロナ禍の不自由な毎日ですが、子どもたちと一緒に泣いたり笑ったり、半年という限られた時間を大切に過ごしたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
                       校長 久保 敬

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校長メモ 8月4日(水)  パラダイスは完成しない

暑中お見舞い申しあげます

 連日猛暑が続いています。マスクがしんどい夏です。
 昨年の全国一斉臨時休校の時に、絵を描いて「パラダイス」と名付けた運動場のベンチ。すっかり色あせ、塗料もはがれていたので、塗り直していると、図書館開放やいきいき活動で学校に来ていた子どもたちも「やりた〜い」と手伝ってくれました。それぞれに描きたい絵や文字を描いたり、誰かが描いた上に描き足したり、どんどん変わっていくパラダイス。誰かが「パラダイスに終わりはないね」とつぶやきました。「教育」や「学び」や「子どもの成長」と一緒です。(いいこと言うなあ)とパラダイスを眺めながら、変化し続けるベンチを想像して楽しくなりました。
 そしてベンチの裏側を見ると「コロナよ、早く終わってくれ」という子どもたちの願いがあちこちに書かれているのを発見しました。いろんなことを我慢しながら、感染拡大防止のために、一生懸命日々の生活を送っている子どもたちの願いが叶うことを、本当に心から祈るだけです。
                    校長 久保 敬
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校長メモ 7月27日(火) 「生き合う」世の中に

 相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」で入所者19名が殺害され、16人が負傷した事件の発生から昨日で5年を迎えました。今も胸が痛みます。忘れてはいけない、私たちが考え続けなければならない問題だと思います。公判で犠牲者の美穂さんの名前を唯一公表したお母さんは、毎日新聞の26日の朝刊の記事の中で、「植松死刑囚も社会が作ってしまった人間。二度と悲しい事件が起こらないように社会で考えてほしい」と語っておられます。
 被害者の方の氏名を公表できないことに、障がいのある人やその家族に対する偏見や差別が、今なお根深いものであることがわかります。この事件によって問われているのは、社会をつくっている私たち一人一人の意識なのだと思います。
 7月16日、NHK、Eテレの番組「バリバラ」のメインキャスターである玉木幸則さんが本校を訪れ、6年生に特別授業をしてくださいました。玉木さんには脳性まひの障がいがあります。大きなテーマは「すべての人にとって居心地の良い学校」を考えることでしたが、「ぼくとみんなの違うとこはどこやろ?」という玉木さんの質問から授業が始まりました。
 子どもたちは、普段の学校の教科学習では得られない、たくさんのことに気づくことができたように感じました。特別授業の様子は、8月21日の深夜に放送される予定です。
「できないこと」を「役に立たないこと」と見てしまうような社会にはしたくないと思います。
                          校長 久保 敬

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校長メモ 7月20日(火) 1学期が無事終わりました

 コロナの状況が長引く中、子どもたちはいろいろな大変さも感じながら、それでも一生懸命学校生活を送ってくれました。「お掃除マイスター」「夏の俳句 特選・入選」「7月のガッツ賞」と表彰を行いました。それ以外にもそれぞれにがんばったことがいっぱいあると思います。「よくやった。えらい、えらい!」と自分の頭をなでながら、自分で自分をしっかりとほめてあげてほしいです。
 私たち教職員は、子どもたちが少しでも笑顔になるステキな学校にするためにはどうすればいいか常に考えているのですが、勉強もどんどん進まないといけないこともあって、気がつけば毎日が忙しく過ぎてしまっています。もっと子どもたちの思いや願いを聴いて、それが実現していくような学校にならなければと思います。
 子どもも大人も、自分を大切にし、周りの人を大切にしていけば、誰もが幸せで平和な世界をつくっていくことができるに違いありません。そのためにも、シンプルな学校でありたいと思います。そうすれば、多様な変化が可能になるはずです。
 1学期、無事終わることができました。保護者や地域の皆様の支えがあってこそです。本当に心よりお礼申しあげます。子どもたちが充実した夏休みを送り、身体も心もエネルギーを満タンにして、2学期の始業式を笑顔で迎えることができますよう、今後ともよろしくお願いいたします。ありがとうございました。
 写真は、夏の俳句で特選に選ばれた7句です。
                           校長 久保 敬

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校長メモ 7月6日(火) 児童会活動

 4年生以上の子どもたちは、例えば集会委員会、健康委員会など、それぞれの委員会に所属し、学校全体の活動を行っています。また、各学年2名ずつの代表で計画員委員会を組織し、学校行事や全校活動をリードしてくれています。これは、教育課程でいうと「特別活動」という領域にあたるものです。
 木川南小学校の特徴的な取り組みの一つとして、「社会を明るくする運動(社明運動)」で、地域の方々と一緒に、毎年校区内をパレードしています。しかし、コロナの影響で2年続けてパレードは中止になりました。今年は、各学年で決めたシュプレヒコールをポスターにして地域の掲示板に張ってもらうことで、「社明運動」に参加することになりました。
 7月6日、7日の二日間、児童会からの呼びかけで、ユニセフ募金に取り組んでいます。他にも、あいさつ週間を設けたり、縦割り班清掃の「お掃除マイスター」認定の取り組みをしたり、児童会計画委員会が中心になって学校全体の取り組みを進めています。
 もっともっと子どもたちの発案でやってみたいことに取り組めるようになればいいのですが、時間の余裕がないため、ついいつも通りになってしまいがちです。子どもの自治的な活動を保障する時間がほしいです。            
                           校長 久保 敬

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