今日の給食(12.16 きのこのドリア)
今日の献立は「おさつパン、鶏肉とじゃがいものスープ煮、きのこのドリア、みかん、牛乳」でした。
今、日本でよく食べられているドリアは、ピラフなどのごはんの上にホワイトソースをかけてオブーンで焼いて作ります。マカロニグラタンのマカロニをごはんに変えたようなものですね。 外国から伝わったように思いますが、実は日本生まれの料理です。1930年頃、横浜ホテルニューグランドの初代総料理長であったサリー・ワイルさんが、体調を崩したヨーロッパ人客のために即興で提供したのが最初です。「ドリア」という名前の料理はフランスにあったようですが、私たちが食べているドリアとは全く違う料理だそうです。 今日の「きのこのドリア」は、3種のきのこ(エリンギ、しめじ、マッシュルーム)と、米(秋田県産「あきたこまち」の新米)、ベーコン、クリーム、牛乳、粉末チーズ等を使い、給食室で手作りしています。ドリアは2001年に給食で初登場してから今年で21年目になります。 「きのこは苦手だけどドリアなら大丈夫」とみんながおいしく食べることができたようで、残食はわずかでした。苦手な食材もいろいろな料理法でチャレンジして克服できるといいですね! ![]() ![]() ![]() ![]() 今日の給食 (12.15 いわしのしょうが煮)
今日の献立は「ごはん、いわしのしょうが煮、みそ汁、高野どうふの煮もの、焼きのり、牛乳」でした。
いわしと言うと一般的に「マイワシ、カタクチイワシ、ウルメイワシ」の3種類をさします。今日の給食では、富山県で水揚げされたマイワシの頭と内臓を取ったものを一人2尾ずつしょうが煮にしました。 いわしには牛肉や豚肉などにはないEPAとDHAという健康によい脂肪酸がふくまれているのが特長です。EPAは血液をさらさらに、DHAは脳の活性化に効果があります。また、骨ごと食べることができるので、カルシウムも摂ることができます。 最近の家庭ではでいわしを食べる機会があるのでしょうか?1988年をピークにいわしの漁獲量は激減しています。それまでは比較的安価な魚として食卓にもよく登場していましたが、今や「幻の魚」とまで言われています。しかし、給食ではミニフィッシュやアーモンドフィッシュ、ちりめんじゃこやにぼし、正月のごまめなどに名前を変えて使っています。 今日のしょうが煮は、骨が柔らかくなるように酢を加えて煮ています。中骨も食べることができますので、残すことなくきれいに食べてくださいね。そして、給食では動物性たんぱく質と植物性たんぱく質のバランスをとるために、高野どうふの煮ものを組み合わせました。日本で昔から食べられてきたスタイルの純和食を体験できましたね。 ![]() ![]() ![]() ![]()
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