3学期始業式<始業式の校長先生のコメント> 今日から3学期がスタートします。3学期は皆さんにとっても先生方にとっても、1年間の振り返りの時期であり、4月からの新しい生活のスタートに向けて準備をしたり、改善をする時期でもあります。 現在、新型コロナウイルスの感染者数が全国で8078人と、オミクロン株が急速に増加していて、真住中学校でも引き続き、行動の抑制をしなくてはいけません。東京都で1223人、大阪府で880人と、どちらも高い数値になっています。感染速度が速く、先日大阪府はイエローステージになりました。皆さんに再度お願いしますが、毎日の検温、マスク、手洗い、消毒を励行し、1mの距離と15分以上の会話に気を付け、特に、不必要な大声での飛沫を飛ばす行為はやめましょう。教室や廊下で大声を出す必要がありません。自分勝手な行動を控えて周りの人に気づかいができる力をつけて、自分をコントロールできるようよろしくお願いします。特に、給食時にマスクを外します。給食時は話をしてはいけません。静かに食べてください。誰がいつ感染してもおかしくはありません。毎日のニュースに興味を持って、政府や文部科学省、経済、医療など、世の中を知るチャンスです。しっかり知識として学習することも、学校で学ぶ以外の知識になります。 さて、3学期はどの学年もテストではじまります。3年生は実力テスト、1年生、2年生はチャレンジテストがあります。どちらも自分の進路に関わる大切な試験です。チャレンジテストは、知識を問う(かっこ)に埋める問題だけでなく、数学や理科など、長い文章を読み取り、思考力を試す問題もあります。先ほど政治のことで言ったように、日頃の生活で得た知識や物事の考え方も、そこには生きて働きます。授業中にやった「振り返り問題」を中心に、出題傾向をしっかりつかんでください。 <中略> 先生方は、毎日の学活や授業での皆さんの様子や変化に気を配っています。悩んだら先生を信頼して相談してください。人は、多数の側は、なかなか少数の立場に置かれた人のことがわかりにくいと思います。障がいをお持ちの方、感染症になられた方、それらすべての少数側にいる人が差別されることがあってはなりません。皆さんが優しさと人権意識を持ち、どれだけ親しくても距離感を持って、友達や仲間に対して丁寧な対応に心がけてください。特に教室や廊下で大声を出してしまう人は、人権意識をより高めてください。 では、3学期、卒業式や修了式のゴールをめざして一緒に学校生活を始めましょう。気持ちのいいあいさつも忘れないでください。 新年明けましておめでとうございます。真住中学校 校長 山口博功 2学期の終業式校長先生のお話しです。 2学期の10月上旬ごろまでは緊急事態宣言の影響で、制約された中での学校生活が続きましたね。その中でも、体育大会や修学旅行・遠足・防災訓練など、皆さんに少しでも思い出に残る学校生活を送ってもらうためにも、行事ができてほっとしています。 クラスの中には、学級の雰囲気や人間関係が苦手だったり、学校生活を不安に感じている人がいます。現在、みらいベースを設けたり、スクールカウンセラー、学びサポーター、元気アップ支援員、部活動支援員など、みなさんが安心して学校生活を送ることができるように、多くの先生方が「チーム学校」としてサポートをしていただいています。教室の中で学校生活にゆとりがあり、友達のことがよく見えている人は、クラスの仲間の様子で、気づいたことや変化を、担任や学年の先生に伝えたり、自分から声掛けをするなど、一人ひとりを大切にして、いじめのない人権感覚と優しさのあふれる真住中学校を、先生方と一緒につくってほしいと思います。 最後に、3学期ですが、3年生の皆さんは、12日に実力テストが控えています。1月にもう一度面接テストをしますのでしっかり自分の夢や強みを聞かせてください。 1・2年生は13日にチャレンジテスト・2年生は21日に英検、26日に文章読解・作成能力検定を予定しています。自分の考えを文章にして他者に伝えられる能力がこれから必要になります。例えば、ニュースやバラエティ番組で聞きとったことを、パソコンや携帯などで打ち込んでメモしてためておくなど、最終目標は1200字作文用紙3枚程度の文章がつくれるようになってください。 次に、登校する日は1月11日です。しっかり自分の課題を整理して学習の状況を振り返り、素晴らしい新年と素晴らしい3学期がスタートできるように準備をはじめてください。2学期の課題はいますぐにリセットしましょう。 ではみなさん、感染症対策を十分にとりながら、17日間よい経験が一つでも生まれるような冬休みを過ごしてください。 3年生の授業2年生の授業 |