授業研究会(小学部)
9月28日(火)、小学部では授業研究会を行いました。
6年生の算数科「比」の授業を校内公開し、教員の授業力向上に取り組みました。 小学部では、「研究の視点」を設け、いくつかの視点にそって工夫を行っています。 今回の授業では、 ・主体的に学習に取り組むための工夫 ・ICT活用の工夫 ・板書、ノート指導の工夫 ・思考と表現を深める集団解決の場の工夫 これら4つの視点で、子どもたちの実態に合った工夫を行いました。 今日は、120gと40gの比を簡単にする学習をしました。 子どもたちは、前時までに学習したことを生かしながら、課題に取り組み、 自力で解決することができました。 練習問題にも意欲的に取り組み、チャイムが鳴っても、 「お願い!もう1問だけ解かせて!!」という子もいました。 本校の教員は、今日の授業から学んだことを明日から活かし、 少しでも子どもたちの成長の糧になるような授業を行っていきたいと思います。 昼休みの様子昼休みには外で鬼ごっこやサッカーボールなどでボール遊びをする児童・生徒の姿が! 元気よく楽しそうに遊ぶ声が職員室まで届いていました。 また別の日、図書室をのぞくと、そこで小学生に向けて読み聞かせを行う中学生の姿も見られました。 両日ともそれぞれが良いお昼休みの過ごし方をしており、充実している様子がうかがえます。 これから台風の季節で、天候が安定しませんが、子どもたちが良い毎日を過ごせるといいなと思います。 全校朝会の様子校長先生は「本当に運動会をやってよかった。一生懸命な姿は、見ている人を感動させるんだなと改めて実感しました。予行練習では気になるところを21個ほど見つけてノートにまとめていましたが、当日みんなはそれらをほとんどなくして、いい運動会にしてくれました。一方、運動会後の学校生活の場面では、“ちょっとくらい別にいいんだ”と、ルール違反や集中力が発揮できないなど、甘えが見えることもありました。学校行事は【普段の学校生活のなかで学んだことを発揮するもの】です。見に来てくれた人を感動させることができる君たちなので、これからの学校生活でも頑張ってほしいと思います。」とお話されました。 吉田先生から「先生にとっては25回目の運動会。これよりいい運動会はあったかな?と思うほどいい運動会でした。」とお話があり、「今年の運動会のスローガンを達成できたと思う人?」と聞かれたほとんどの子どもたちは元気よく挙手!!運動会当日、100m走で転んだ生徒同士で励まし合い、正々堂々戦い抜いた生徒の姿が。その他、さまざまな場面でも本当に一生懸命頑張りました。“強者”とは勝負に勝つ強さのみならず、思いやりの心をもつ人のことなのでしょう。弘済っ子はそんな子どもたちなのです! 児童集会(小学部)
9月24日(金)、小学部では児童集会を行いました。
運動会の練習期間があったため、しばらくお休みしていたため、 久しぶりの児童集会となりました。 今日の遊びは「友だち集まれ!」です。 床にばらまかれたカードを拾い、そこに書かれてある名前を見ます。 同じ名前のカードを持っている人同士集まるという遊びです。 カードの種類は、 「たんじろう」「ねずこ」「ぜんいつ」「カナヲ」の4種類です。 集会委員さんの「よーい、スタート!」のかけ声とともに皆いっせいにカード目指して猛ダッシュ。 カードを取ったら、それぞれの名前を伝えあい、きれいに4グループに分かれて座ります。 さて、本日のベストタイムは、、、、 21秒!! 何秒が早くて、何秒が遅いかという基準がわかりませんが、 とりあえず、ベストタイムが出ると盛り上がります。 ここで今日の集会は終わりです。 次の集会をお楽しみに! 今年も白熱!! そして感動の… 運動会!!(中学部)
『みんなが一生けん命全力で
思い出に残る運動会! 皆強者であれ』 結論から言うと、児童会と生徒会が協力して決めた上記スローガンの、まさに“そのとおり”の運動会となりました!! 昨年度の運動会も素晴らしいものでしたが、今年の運動会はそれに輪をかけてさらに素晴らしい運動会だったと言えると思います。 まずは開会式。 堂々とした入場行進。みんな胸を張って、しっかりと腕と膝が上がっていました。式中の挨拶や選手宣誓の場面では、全生徒が一糸乱れぬ所作。ラジオ体操では、手の指のその先端までピシっと伸びていました。 あまりの素晴らしさに、開会式からもうすでに感動…! そして競技が始まれば、みんなとにかく“一生けん命全力で”走る、運ぶ、跳ぶ、つく、押す、つなぐ、そして…踊る!! 緊急事態宣言中ということで保護者の方の観戦はかなわなかったのですが、全競技で死力を尽くす姿を見ていると、保護者のみなさんが全力で応援している声が、頭の中に聞こえるくるような錯覚も!! 観戦できたのは、教職員や弘済みらい園・のぞみ園の職員の方など限られた範囲とはなってしまいましたが、きっと生徒のみんなにとって十分に“思い出に残る”感動的な“運動会!”になったと思います。 競技の最終結果は、小学部・中学部ともに今年は白組が勝利となり、総合優勝も白組。昨年とは真逆の結果となりました。でも、どの競技でも、どのような状況でも、誰一人途中であきらめたりせず、最後まで全力で競技・演技したという意味で、“皆強者”であったと思いますし、全員が「勝者」でもあったと思います。 ちなみに特に弘済中生らしい印象的なシーンを一つ。それは100m走でのこと。100m走は紅組・白組の選手が1vs1の形で競争するのですが、2年生男子同士の競争で、両組の選手がたまたま交錯して2人とも転倒するということがありました。そこで先に立ち上がった紅組の選手。ゴール目指してまっしぐらに駆けて…と思ったら、な、なんと!! 先に立ち上がるやいなや、まだ倒れていた白組の選手にそっと手を差し伸べたんです!! しかし、話はここでは終わりません。紅組の選手が白組の選手に手を差し伸べて2人ともに立ち上がった後は、そのまま一緒にゴールまでゆっくりと走るのかと思ったのですが… なんと!!2人揃って再びゴールまで全力疾走で競走!! こんなことあります!? あくまで競走ですし、どちらかが反則や危険なことをしたわけでもありませんので、普通だったら、先に起きた方はそのままゴールまで一直線にかけ抜けるか、それとも2人とも転倒してしまっているので、あとは2人で仲良くゴールまでゆっくり走るかだと思うのですが、先に起きた方はもう1人を気遣って手を差し伸べ、さらにそこからもう1度2人で全力で競走を再開する…さすが、弘済中生!! ただ「強い」だけではなく、ただ「勝つ」だけではなく、しっかりと「優しさ」や「公正さ」も大切にしている、ちゃんとそういう心が育っている、そしてそれを行動で表すことができる、そういったことがヒシヒシと伝わってきた、感動的なシーンでした。 ということで、これは象徴的なシーンでしたが、ほかにもここでは紹介しきれないほどたくさんの感動的なシーンがあり、みんなが本当にかっこよかった、そんな2021年度の運動会でした!! 来年の運動会が今から楽しみです!! |