今日の給食(10.8 いとこ煮)
今日の献立は「ごはん、和風ハンバーグ、とうふのみそ汁、かぼちゃのいとこ煮、牛乳」でした。
<いとこ煮> いとこ煮とは、あずき、いも、かぼちゃ、くり、いんげん、だいこん、ごぼうなどを組み合わせ、しょうゆ、あるいはみそで煮た料理のことです。今日の給食では、かぼちゃとあずきをだしで煮、砂糖、みりん、うす口しょうゆで味付けしました。 では、なぜ「いとこ煮」という名前になったのでしょうか。煮る時に、堅いものから順に入れていくところから、「追い追い」入れて煮る、また「銘々」煮るを、「甥と姪」の語呂に合わせ「いとこ煮」と言われるようになったという説が有力なようです。 また、「かぼちゃと豆がいとこ同士の関係にあるから…」といった説もあるようですが、植物学上はいとこの関係なのでしょうか?ただ、肉や魚は使わないことから、近親者同士ということで考えられたようです。(その他、諸説あり) いずれにしてもなかなか珍しい料理です。給食以外では食べることがないかも知れませんので、名前と味をしっかりと記憶に残しておいてくださいね。 給食だより10月号を発行しました!今日の給食(10.7 かつおのマリネ焼き)
今日の献立は「コッペパン、アプリコットジャム、かつおのマリネ焼き〔ノンエッグドレッシング〕、鶏肉とじゃがいものスープ、きゅうりのサラダ、牛乳」でした。
<かつお> 春から夏にかけて南の海からえさを求めて日本近海を北上する「初がつお」はよく知られていますが、秋に産卵のために南下する「戻りがつお」も脂がのっていて美味と珍重されています。 給食でも、5月には「かつおのガーリックマヨネーズ焼き」として、10月には「かつおのマリネ焼き」(マヨネーズ風味のノンエッグドレッシングを使用)として献立に取り入れています。 かつおの身にはミオグロビンという鉄をふくんだ色素が多いため、赤い色をしています。このミオグロビンは酸素分子を多く蓄えるので、高速で泳ぐ回遊魚に適した体となっているのですね。鉄不足傾向にある私たちも進んで食べたい食材です。 また、かつおぶしとしておいしいだしが取れるほどのうま味もあります。脂がのっておいしい戻りがつおを秋の味覚として大いに味わってみましょう。 (11月にはかつおの加工品である「なまりぶし」も給食に登場します。) 今日の給食(10.6 缶詰のさくらんぼ)
今日の献立は「ハヤシライス〔米粉〕、キャベツのひじきドレッシング、さくらんぼ(缶詰)、牛乳」でした。
ハヤシライスは昨日と同様、米粉でとろみをつけました。あっさりとおいしく食べることができました。 給食では毎年、この時期に缶詰のさくらんぼをデザートとして献立に取り入れています。初夏に収穫した山形県産のさくらんぼをシロップ漬けにしたもので、無着色のため淡い黄色をしています。(市販されているピンクのさくらんぼ缶詰は、着色がされています) 給食で使っている果物缶詰にはさくらんぼの他に黄桃、パインアップル、白桃、みかん、ミックスフルーツ、洋なし、和なし、りんごがあります。 今日の給食(10.5 米粉を使ったシチューとりんご)
今日の献立は「おさつパン、コーンクリームシチュー〔米粉〕、はくさいのピクルス、りんご、牛乳」でした。
<米粉を使ったシチュー> 8〜10月は「食物アレルギー対応サポート月間」です。いつもは小麦粉を油で炒めて「ルウ」を作り、シチューのとろみをつけていますが、今日は、水溶きした米粉を使ってとろみを出しました。小麦アレルギーのある人も食べることができます。油の使用量が少ないのであっさりとした仕上がりになりました。水溶きした米粉でとろみをつけるのは家庭でも手軽に活用できますので、ぜひお試しください。片栗粉を使うよりとろみが長持ちします。(明日のハヤシライスも米粉使用です。) <りんご> 今シーズン、初めての登場です。今日のりんごは青森県産の「サンつがる」でした。ゴールデンデリシャスと紅玉の交配品種です。酸味が少なくジューシーで、やや実が柔らかいのが特徴です。 |