本日の献立/7月9日(金)・冬瓜のみそ汁 ・白花豆の煮もの ・牛乳 栄養価 エネルギー 803kcal、たんぱく質 30.8g、脂質 20.2g ☆牛丼☆ 牛丼は、薄切りの牛肉とたまねぎなどをしょうゆ、みりん、さとうなどを使用して甘辛く煮込んだ具をご飯にかけた人気の高い料理です。 牛丼のもととなったのは牛鍋で、江戸時代末期の1862年に横浜の居酒屋が店の半分を仕切って牛鍋屋を開業したのが始まりとされています。当時は牛肉も硬く、臭みもあったためみそ味で提供していたそうですが、肉質が良くなるにつれ、しょうゆと砂糖などでつくった割下が主流になり、明治10年(1877年)ごろには大流行し、東京では、500軒を超える牛鍋屋があったそうです。その後、明治20年(1887年)ごろには、豆腐や白滝なども使用されるようになり、これが関東風のすきやきの原型になるとともに、1890年代になって牛鍋をご飯にかけた「牛めし」が提供されるようになりました。これが現在の牛丼となり、1923年の関東大震災後には、さらに多数の屋台や露店ができ、安価で、手軽に食べられる料理として繁盛しました。しかし、まだこのころは、東京を中心に関東特有の料理でしたが、1970年代になってチェーン店が全国展開したことから、全国的に親しまれるようになりました。 授業の様子
7月9日(金)、今日の授業の様子です。
本日の献立/7月8日(木)・グリーンアスパラガスとキャベツのサラダ ・発酵乳 ・黒糖パン(1/2)、牛乳 栄養価 エネルギー 727kcal、たんぱく質 30.4g、脂質 23.0g ☆発酵乳☆ 発酵乳の発祥は、チグリス・ユーフラテス川に挟まれた地域で、メソポタミア文明が生まれるもっと以前の紀元前8000年頃、牛や羊の飼育とともに、様々な乳製品や保存するための加工品の一つとして考え出されたといわれています。そして、そのすばらしい技術は全世界に広がり今もなお受け継がれて人々のために役立っています。 発酵乳は牛乳に含まれる栄養素が摂取できるというだけでなく、乳酸菌によって次のようなはたらきがあるといわれています。 ・他の細菌の増殖を抑えることで、保存性を高める。 ・乳酸や香気成分が作られさわやかな風味になる。 ・腸内の善玉菌が活性化し、腸内バランスが向上する。 ・タンパク質やカルシウムが吸収されやすくなる。 ・発酵により乳頭が分解されるため、おなかがゴロゴロしにくくなる。 ・免疫力が高まる。 このほかにもいろいろと言われていますが、あまりよくわかっていないことも多いようです。 授業の様子
7月8日(木)、今日の授業の様子です。
本日の献立/7月7日(水)・もやしのおひたし ・みそ汁 ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 817kcal、たんぱく質 32.2g、脂質 21.6g ☆もやし/ブラックマッペ☆ もやしの栽培は、日本では400年前ごろから始まり、軟化野菜の少ない九州地方や、冬場に野菜が不足しがちな東北地方などで利用されてきました。今では、全国的にも需要が高まり、一年を通じて市場に出回るようになりました。 もやしというのは、植物の名前ではなく、芽の出る様子をあらわす「萌やし(もやし)」または「生やし(おやし)」から来たものといわれ、緑豆(りょくとう)、大豆、小豆などの豆類やダイコン、カラシナ、ソバ、ヒマワリなどの種子を利用し、光をさえぎった状態で発芽させ、その芽がある程度伸びたものを野菜として食べる食品です。 現在もやしの原料として、最も多く使用されているのは、ブラックマッペです。 ブラックマッペは、小豆(あずき)の仲間で、正式名はケツルアズキ(毛蔓小豆)と呼ばれ、同じくもやしの原料となる緑豆と近縁で、黒緑豆とも呼ばれています。インドからミャンマーなどにかけて分布しており、古くから栽培化され、豆または粉にひいて利用するほか、未熟なさやをさやいんげんのように利用されることもあるようです。日本では、主にミャンマーなどから豆を輸入され、ほとんどがもやしとして利用されています。 今日の給食では、ブラックマッペ砂糖、しょうゆで味つけし、おひたしにしています。 |
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