給食だより11月号をアップしました。
給食だより11月号をアップしました。
新米がおいしい季節になりました。日本での米食の歴史は古く、縄文時代から続いているとされています。しかし、近年の生活の洋風化・多様化に伴い、米の消費量が減少し続けています。日本の食文化の中での米食の意味はとても深いものがあります。 今日の給食(11.18 ししゃも)
今日の献立は「ごはん、焼きししゃも、五目汁、きんぴらごぼう、焼きのり、牛乳」でした。
<ししゃも> 「ししゃも」という名前は、アイヌ語の柳の葉を表す「シュシュハム」が語源とされる説が有力です。川に流れた柳の葉がししゃもに変わったという伝説から来ています。漢字では「柳葉魚」と書き、その姿を表しています。 ししゃもは、キュウリウオ科の魚で、日本では北海道の太平洋岸の一部だけに生息する貴重な魚です。漁獲量の減少により、ほとんどみることはできないそうです。 市販されているししゃもは、「カラフトシシャモ(英語名:カペリン)」と呼ばれる魚で、北の海に生息し、大半はノルウェーやアイスランド、カナダからの輸入品です。今日の給食でもノルウェー産のカラフトシシャモを使いました。 日本では「子持ちししゃも」としてメスに人気がありますが、本ししゃもはオスのほうがおいしいそうです。一度食べてみたいですね。 頭からしっぽまで、骨ごと食べることができるので、カルシウム源としておすすめです。給食ではきれいに食べているクラスがたくさんありました。 11月18日 1年生国語内容は、「竹取物語」です。 親しみなある内容から、古典に親しんでください。 今日の給食(11.17 きのこのクリームシチュー)
今日の献立は「コッペパン、マーマレード、きのこのクリームシチュー、きゅうりのバジル風味サラダ、りんご、牛乳」でした。
🍄今月のクリームシチューは秋にふさわしく、しめじ、エリンギ、マッシュルーム(水煮)と3種類のきのこを使いました。給食のクリームシチューは「シチューの素」を使わず、小麦粉と油を炒めて作った「手作りのホワイトルウ」でとろみをつけています。他にはクリームや牛乳を加えて、よりおいしくなるよう、工夫しました。 🍄「きのこが苦手」という生徒も少なからずいるようですが、今日のシチューは残食もほとんどなく、おいしく食べることができたようです。 🍎デザートのりんごの品種は青森県産の「サンジョナゴールド」でした。ジョナゴールドはアメリカで交配された品種で、袋をかけないで栽培したのが「サンジョナゴールド」です。果汁たっぷりで、甘さと酸味のバランスがとれたおいしいりんごでしたね。 今日の給食(11.16 大豆)
今日の献立は「ごはん、さごしのおろしじょうゆかけ、さといものすまし汁、大豆の煮もの、牛乳」でした。
大豆は、たんぱく質を33%以上含むため「畑の肉」とも呼ばれてきました。たんぱく質を多く含むとされている牛もも肉が21%、鶏ささみが24%なので、いかに多くのたんぱく質をふくんでいるかがわかります。その上、大豆たんぱく質はアミノ酸のバランスがよく、とても質のよいものとなっています。たんぱく質以外にも、脂質(不飽和脂肪酸を含み、脂質異常症の予防に効果あり)カルシウム、マグネシウム、鉄、ビタミンB群、食物繊維、大豆サポニン(抗酸化作用)、イソフラボンと様々な栄養成分を含んでいる、毎日食べて欲しい食材です。 日本では弥生時代から栽培が始まっていて、肉食が禁止されていた時代には、たんぱく質源としてなくてはならない食材となっていたそうです。大豆は漢字で「大きい豆」と書きますが、これは大きさを表したのではなく「大切な豆」という意味だと考えられています。最近でもその栄養的価値から、肉の代替食品として注目されています。 今日の給食では、全国一の生産量を誇る北海道産の大豆煮(冷凍)を使い、ひじきとともにだし、砂糖、みりん、塩、しょうゆで煮含めました。 先週の2年生の食育授業では「大豆にもカルシウムが多く含まれていること」を学びました。今までの給食の残食傾向から、生徒は豆が苦手なようですが、豆のよい所を知り、しっかりと考えて食べるようにしてほしいと思います。 |