本日の献立/2月10日(木)・洋風煮 ・カリフラワーのサラダ ・固形チーズ ・黒糖パン、牛乳 栄養価 エネルギー 949kcal、たんぱく質 41.3g、脂質 36.6g ☆フリッター☆ フリッターというのは、魚や肉、野菜。果物などに、泡立てた卵白と小麦粉などを合わせたものをつけて、低温の油で、衣がふんわりと、あまり色づかないようにして揚げた洋風の揚げものです。 今日の給食では、白身魚として「たら」を使用し、衣には卵白を使わずにベーキングパウダーなど使用してつくられた製品を使用して油で揚げています。 本日の献立/2月9日(水)・キャベツのひじきドレッシング ・みかん(缶) ・牛乳 栄養価 エネルギー 887kcal、たんぱく質 26.9g、脂質 25.1g ☆みかん(缶詰)☆ みかんの缶詰というと、その実がひとつひとつに分かれ、それをおおう膜(じょうのう膜)もきれいになくなっていて、少し不思議に感じる方も多いのではないかと思います。 その製造法は、まず、ミカンを丸ごと蒸気で温め皮を柔らかくし、皮むきの機械に通します。この機械では溝のついたゴム製のローラーではさまれるようにしてミカンが通ることで、外皮がはがされます。むききれなかったものは手作業でむきます。次にホロ割り機という機械で水圧により1房ごとに分けられます。このあと、酸とアルカリの溶液に順にひたすことで、袋の膜がきれいに溶けるそうです。これを水洗いしてシロップにつけて缶に詰めて密封し、加熱殺菌して製品となります。 加熱によりビタミンCやその他の栄養素も減りますが、半分近くは残っていますので、栄養面でも期待できます。 本日の献立/2月8日(火)・小松菜の煮びたし ・みそ汁 ・焼きのり ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 739kcal、たんぱく質 30.7g、脂質 15.5g ☆柚子(ゆず)☆ ユズは、中国の揚子江上流が原産とされるミカン科の柑橘類です。日本へは飛鳥時代(592〜710年)から奈良時代(710〜794年)のあたりに渡来したとされています。柑橘類の中では寒さや病害虫に対して強く、青森県あたりにまで分布しており、日本各地に半野生の樹木の集まりや自家用などの小規模の栽培が見られます。主な産地は高知、徳島で、その他、愛媛、宮崎、大分などで多く栽培されています。果実の約半数は、生果として11〜2月に出荷され、残りの半数は加工品原料として利用されます。 酸味が強く甘味は少ないのでそのまま食べることはほとんどなく、さわやかな特有の香りを料理や、冬至のユズ風呂などに利用されています。果実の表面は粗めですが、黄色い部分を薄く切り取って吸い物や鍋物に入れたり、果肉を搾って焼き魚などの料理にたらしたりして、風味を楽しむのが一般的です。また、果肉部分をくりぬいて器として利用する柚子釜としても利用されます。果汁はユズ酢として加工され、香り高い酸味料として飲料水やドレッシング、ジャムなどにも使用されます。果皮はマーマーレードなどに加工されるだけでなく、乾燥させて、古くから七味唐辛子の材料としても利用されています。 今日の給食では、ゆずの果汁と塩で鶏肉の味付けし、スチームコンベクションオーブンで焼いています。 ※食育つうしん(2022年2月)を配布文書のコーナーに掲載しました。 こちらからどうぞ⇒食育つうしん(2022年2月) 本日の献立/2月7日(月)・スープ ・いよかん ・コッペパン、アプリコットジャム、牛乳 栄養価 エネルギー 829kcal、たんぱく質 38.1g、脂質 22.7g ☆押麦(おしむぎ)☆ 押麦は、大麦を調理するために精麦する方法のひとつです。大麦は、米や小麦と同じイネ科の植物ですが、そのままでは水分を吸収しにくく、消化が悪いため昔からいろいろな方法が考えられてきました。その中で、大麦を精白し、蒸気で加熱したものをローラーで平たく押し伸ばすという方法が考えられ、押麦と名付けられました。この方法は1902(明治35)年に発明され、手作業で製造されていましたが、1913(大正2)年に発明家の鈴木忠治郎氏(1887〜1964)が「改良麦圧搾機」を完成させ機械化に成功し、その後も改良を加えながら大量生産を可能にしました。 精麦の方法としては、他にも丸麦、切断麦、米粒麦など様々なものが開発されています。 押麦の主な栄養素は炭水化物ですが、摂取不足になりがちな食物繊維を多く含み、精白米と比べるとおよそ20倍にもなります。 今日の給食では、グラタンに加えて使用しています。 本日の献立/2月4日(金)・焼きれんこん ・みそ汁 ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 716kcal、たんぱく質 27.3g、脂質 16.9g ※アクセス数増加によるシステムダウン防止のため、1/25(火)よりお休みさせていただいておりましたが、本日より再開させていただきます。よろしくお願いします。 ☆れんこん(蓮根)☆ れんこんは、蓮(はす)の地下茎(ちかけい/土の中に伸びる茎)が太くなったものですが、蓮の根と表現され「蓮根(れんこん)」と呼ばれています。中国が原産とされ、日本へは奈良時代に中国から薄桃色の美しい花を咲かせる観賞用のものが伝わりました。その後、鎌倉時代になってから、食用のものが伝わり、各地に広がりました。食用となるのは、地下茎だけでなく、花が咲いた後にできる種も「蓮の実」として食べることができます。レンコンの穴は一般的に真ん中に1個とそのまわりに通常9個の穴が開いています。これは、空気を通す穴で、葉や茎とつながっており、土の中の根に外の空気を送るという大切な役割をしています。また、この穴は「先を見通す」ということから、縁起の良いものとして扱われ、正月や節句などのお祝いの料理によく使われます。秋から冬にかけてが旬の野菜で、ビタミンCを多く含みます。れんこんに含まれるビタミンCは、さつまいもなどと同じようにでん粉にまもられているため、加熱しても壊れにくいのが特徴です。 今日の給食では、れんこんに塩と、綿実油をまぶしてスチームコンベクションオーブンで蒸し焼きにしたシンプルな献立ですが、素朴な味がおいしいです。 |