北津守の学力向上 vol4 「国語科の授業」〜友だちとは〜
今回の北津守の学力向上は、国語科の研究授業のお話です。6年生の国語科の学習で、大阪大谷大学教授の今宮信吾先生を講師としてお招きし、研究授業が行われました。
今回の授業でも、ポイントとなったのは、主体的で対話的で深い学びの授業が展開されていたかどうかでした。6年生の子どもたちは、先日、「北津守の学力向上 vol3」で紹介したように、自分の考えをグループで話し合い、学び合って学習していました。一人一人が自分の考えを友だちに伝えることができる6年生は素敵です。 子どもたちは、物語を通して、自分たちの生活や学級や友だちのことを考えることができました。友だちとは何かについて、それぞれが自分の生活や言動を振り返り、今後の仲間づくりに活かされる授業となりました。 今宮先生からは、国語科の物語文の指導のあり方や評価の方法、子どもたちへの課題の提示の仕方など、多くのご教示をいただきました。この研究授業の反省を全員で共通理解し、子どもたちにとって楽しくて、わかりやすい授業とは何かを追求し、主体的で対話的で深い学びの授業を目指して、教職員全体で取り組んでまいります。 さっそく「はやく たべたい 大きい おいも」 「大きくて みつがはいって あまくて おいしそうだなあ」 「たべたくなってきた」 「カレーにいれたら おいしそう」 たくさんとれました(^^)/北津守の学力向上 vol3 「算数科の授業」〜話し合い活動を中心に〜1.自分で測り方を考えました。(思考) 2.自分の考えを4人のグループで話し合いました。(判断) 3グループでまとめた考えを発表しました。(表現) このように、学びを深めることができました。下の写真がグループで考えた校舎の高さの測り方です。うまくまとめることができていました。 6年生の学級では、普段からグループや学級で話し合い、学び合う授業をしています。学習だけに限らず、普段の生活や友だちのことについても、自分たちで課題について話し合い、解決していこうとする姿が見られます。私は、これこそが本当の学びだと考えています。 先生に教えられる学びはもちろん大切ですが、これからの時代を生き抜く子どもたちには、自分たちで課題を見つけ(思考)、それを話し合い(判断)、解決していく(表現)力が求められます。話し合いの過程で、新しい気づきがあり、新たな価値観を見つけることができます。そして、できるだけ多く仲間にとっての納得解を導くことができるようになります。 よく教育関連のニュースなどで聞かれるPISA型読解力の中の一つには、このような学び方が説明されています。普段からの話し合いや学び合いが、子どもたちの成長に大きく影響しているのですね。 ニコニコ班遠足ゆっくり休んで、また月曜日、元気に登校してくださいね。 |