心豊かでたくましく、自ら考え行動する子どもを育ててまいります

校長メモ 4月21日(水)  「学び」の保障

 4月19日、緊急事態宣言が出されたら、原則オンライン授業に切り替えるとの大阪市長の発言をテレビニュースで知りました。
 本校では、2月13日に保護者の皆様のご協力を頂き、オンライン土曜授業を実施しました。デジタル教科書での音読や動画配信など手探りでいろいろと試してみました。つながらないなどの不具合も発生し、学校側の機材や通信環境の問題から授業と言えるような質の高いオンライン授業を行うことはかなり難しいと実感しました。また、子どもたちの経験の差も大きく、4〜6年は慣れれば一人でも機械の操作はできると思われますが、3年生以下では、保護者の方のサポート無しには、厳しいと感じました。大学生でもオンラインで長時間の講座を受けることはしんどいとの声があがっているように、小学生ではさらに大きなストレスにつながることも懸念されます。このように、まだまだオンライン授業には解決すべき課題がたくさんあると思います。
 また、通信環境の問題もあります。昨年度のオンライン土曜授業に向けての準備段階では、多くの端末を一度に動かすことは難しく、学校での操作練習がなかなか進みませんでした。現在ではかなり改善されたとは聞きましたが、未知数の状態です。
 昨日、保護者の方から頂いたデジタル版新聞の記事に「対面授業とオンライン授業といずれかを選べる形が望ましいと思う。ただ、機材の数や教員のスキルは学校によって異なる。丸投げしたら、学校間で格差ができる。活用をただ呼びかけるのでなく、ICT(情報通信技術)専門の教員を置くなど具体的な対応をしてほしい」というご意見が載っていました。小学校では、学級担任制なので、登校した子どもの授業とオンライン授業を、一人の担任が同時に行うことは難しいです。現在の学校のICT機器の環境では授業の様子をそのまま配信することはできますが、それでは学びの保障にはならないと考えられます。教科書会社などが学習コンテンツを開発し、配信すれば質の高いオンライン授業ができることでしょう。しかし、本当にそれが小学生の子どもの成長にとって大切なことか、疑問です。人間としての成長は、算数の力、国語の力、社会の力などの教科学習の力の足し算ではありません。
「主体的・対話的で深い学び」の大切さを文部科学省は言っています。それは、日常の生活における人と人との関わり合いを通して培われるものではないかと思います。学校が「学びの場」としてリアルに存在していることの意味は大きいと感じます。

 昨日より、一人一台端末の新年度への移行作業を子どもたちと行い、自宅に持ち帰ることができる準備を進めています。新2年生は、本年度はじめてクロムブックを使いうため、操作に慣れるにはもう少し時間がかかりそうです。新1年生は、旧のタブレット端末を使いますが、初期設定を今行っているため、実際に操作練習をするのは明日以降になります。

 今、大阪の感染拡大は大変厳しい状況にあります。誰しも感染するリスクがあります。学校では、子どもたちが不安を感じないことを願って、手洗い、マスク、消毒、換気など基本的な感染症対策を地道に行うことしかできません。そして、子どもたちが笑顔で安心して学校生活を送ることができるよう、日々の学習や活動を丁寧に行うことだと考えています。
              校長 久保 敬
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1,2年生 学校たんけん

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生活科の学習で、2年生が、1年生を、学校たんけんに連れて行ってくれました。
初めて見るいろいろな教室や、道具、先生たちに、1年生は目がキラキラと輝いていました。
2年生も、木川南小学校の先輩として、優しく説明をしたり、手をひいて案内をしたりしている姿がとても頼もしかったです。
とても楽しい時間でした。2年生のみなさん、ありがとう!

校長メモ 4月12日(月)  心は自由に飛び回ろう!

 いよいよ新年度が本格的に始まりました。クラス替えはないものの、新たな環境に、子どもたちも緊張感をもって臨み、意気込みを見せています。
 しかし、子どもたちの前向きな姿勢に反して、「まん延防止等重点措置」の発令と共に再び「レッドステージ」へと移行しました。前回の「レッドステージ」及び「緊急事態宣言」発出時と同様に、参観・懇談、家庭訪問などができなくなりました。また、体育、音楽、家庭科などの学習において、感染リスクが高いとされる活動が制限されます。
 コロナ禍の今、なにかと活動は不自由ですが、想像力たくましく楽しいことを考えることはできます。身体は縛られても、心は自由です。動き回れない分、思いや考えを自由に巡らせてほしいと思います。できないことを嘆くよりも、どんな些細なことでも面白いことを見つけて、夢や希望を膨らませてくれたらうれしいです。
 コロナ禍でもドキドキわくわくできる学校であるよう努めていきます。
                   校長 久保 敬

入学式

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本日、入学式を行い、23人の新1年生を迎えました。
新しい標準服、新しいランドセル。ピカピカの1年生。早く学校生活に慣れて、たくさんの友だちと一緒に、楽しく勉強や運動をしてほしいです。
 明日8日は始業式です。2年生から6年生までの在校生が、新1年生と会えるのを心待ちにしています。明日も元気に登校してくださいね。

令和3年度入学式について

大阪市にまん延防止措置が発令されますが、入学式は感染予防対策を行い、例年よりも時間を短縮し、予定通り行います。
なお、開式は10時からです。9時30分より受付を開始しますが、式場への入場は9時45分からとなっております。

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