今日の給食(3.10 とうふのグラタン)
今日の献立は「黒糖パン、とうふのミートグラタン、押麦と野菜のスープ煮、デコポン、牛乳」でした。
グラタンは毎回、残食なし!…今日も残食なし!の大人気でした。 グラタンと言えば「マカロニグラタン」がお馴染みですが、給食では、様々なグラタンを献立に取り入れています。味付けは大きく分けてホワイトソース系の「マカロニグラタン」や「ほうれん草のグラタン」とミートソース系の「かぼちゃのミートグラタン」や「じゃがいものミートグラタン」などです。今日は「とうふ」を使ってミートソース系の味に仕上げた「とうふのミートグラタン」でした。 さらに「大豆(粒状)」も加えました。大豆を蒸した後、すりつぶし乾燥させ粒状にしたものです。肉と違い、植物性のたんぱく質や食物繊維が多く含まれているというメリットがあります。今日のグラタンもひき肉の量を減らして大豆製品を加え、たんぱく質の量を確保しています。あっさりとした味わいがありました。 最近、大豆などを使った代替肉が世界中で注目を浴びています。日本でも大豆ミートなどの名称で、肉の代わりに大豆加工品を使ったハンバーグやからあげなどを店頭で見かけることが多くなりました。 動物の肉を生産する畜産は環境へ大きな負荷をかけていることがいろいろな研究でわかってきたことも理由の一つです。大豆は健康にも地球にも優しい食品ということになるでしょうか。関心のある人は代替肉についても調べてみるといいですね。 今日の給食(3.9 鶏肉)
今日の献立は「ごはん、鶏肉のしょうゆマヨネーズ焼き、みそ汁、きんぴらごぼう、牛乳」でした。
私たちが食べている鶏肉には、「手羽」「むね」「もも」「ささみ」「皮」の5つの部位と内臓があります。 普段の給食で使っている鶏肉は、国産鶏の「もも」と「むね」を混ぜたものを使っていますが、今日の「鶏肉のしょうゆマヨネーズ焼き」はよりおいしく食べることができるよう「もも(皮なし)」だけを使いました。もも肉は筋肉質でやや硬いのですが、うま味成分のイノシン酸が多く含まれ、こくがあり、どんな料理にも適しています。 鶏肉を食べるために産業としての養鶏が始まったのは1960年頃からです。50日前後で成長し、食肉にするために最適な体に改良された「ブロイラー」と言われる若どりがアメリカから日本に入って来てからです。 今では健康志向の高まりなどから、鶏肉の消費量は、食肉(牛・豚・鶏)の中では平成24年に豚肉を抜いてトップとなっています。しかし、国内生産が追い付かず、消費量の1/3をブラジルやタイからの輸入に頼っている現状もあります。 私たちが毎日おいしく食べている裏側には、「生産・流通」や「生き物の命をいただいている」ことが大きく関係しているのですね。日々、感謝していただきましょう。 第3回学校協議会の実施報告今日の給食(3.8 きな粉よもぎだんご)
今日の献立は「ごはん、豚肉とれんこんのいため煮、五目汁、よもぎだんご、牛乳」でした。
◇よもぎだんごは、春の訪れを感じさせてくれる献立として、毎年3月の給食に取り入れています。うるち米の粉、もち米の粉、よもぎを原材料として練り合わせてだんごにし、冷凍保存したものを学校で蒸して、みつをからめています。食べる時にきなこをかけていただきました。どのクラスも残さずに食べていましたね。 よもぎは、キク科に属する春の野草で、全国に自生しているので、道端や川沿いの堤防などでも見ることができます。特有の香りを楽しむため柔らかい若葉を摘み取り、草餅やだんごなどに使われています。最近では、よもぎ入りのパンなども人気があるようですね。血行促進、発汗作用など多くの薬効があるため、漢方薬などにも使われているようです。 💛さて、3年生の皆さんは今日で最後の給食でしたね。友達や先生と食べた楽しい思い出はたくさんあったと思います。家で食べないような食べものや献立も体験できました。卒業後も多くの食経験を通して心豊かな毎日を送ってください。 卒業をお祝いして、調理員さんがお祝いメッセージを掲示してくださいました(2枚目の写真)。給食返却時には「3年間、おいしい給食をありがとうございました!」の声がたくさん給食室に響いていました。 今日の給食(3.7 中華がゆ、はっさく)
今日の献立は「コッペパン、バター、えびのチリソースいため、中華がゆ、はっさく、牛乳」でした。
◇中華がゆは、米を干し貝柱や鶏肉などのだしで煮て、肉や魚、ピータン、薬味、ごま油などを入れたもので、中国南部でよく食べられています。 給食では、精白米を多めの水で柔らかく煮、具に肉だんご、だいこん、チンゲンサイ、にんじんを入れ、チキンブイヨン、しょうゆ、塩で味つけをしました。仕上げにごま油を加え風味を増しています。ご家庭でも作れますよ。 ◇はっさくは日本原産の柑橘類の一つで、サクサク感のある果肉でほんのりと苦みがあるのが特徴です。江戸時代に広島県因島で栽培されたのが始まりとされていますが、その後、主産地は和歌山県に移り、今では全国の70%以上を生産しています。給食でも和歌山県産のはっさくをいただきました。 果皮だけでなく袋も分厚いため、むいて食べます。果皮に含まれる香り成分は、他の柑橘と比較しても含有率が多く、抗炎症作用や記憶力維持に効果があるとされています。そこで、果皮はマーマレードとして利用するのもおすすめです。 |