新しくなった講堂で、令和3年度の修了式を行いました。
5年1組1番の児童が、児童を代表して校長先生から修了証をいただきました。
そして、学年1名、学年代表の児童が、この1年を振り返って言葉を述べました。
校長先生の話です。
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尾形校長先生の話です。
先日18日、6年生が胸をはって卒業していきました。だから、今5年生が最高学年です。5年生が、みんなの代表として立派に6年生を送り出してくれました。今度みんながここ(講堂)に集まったときは、1つ学年が進級して上の学年になります。今からしっかりと心の準備、気持ちの準備をしてください。
では、1年を振り返ってみなさんに聞きます。「明るくしんのある子どもに育つ」というのが、南市岡小学校みんなの目標です。そのためにどうするか、今まで3つ話をしてきました。
1. 「助け合える子ども」…学級や学年で困っている人を見つけたときに、「大丈夫?手伝おうか?一緒にやろうか?」声をかけることができたな、と思う人は心の中で手をあげてください。
2. 「はっきり言える子ども」…授業(学習)中にはっきりと自分の意見を言えましたか?グループや隣の人と相談したときに「私はこう思います」「僕はこう考えてるんだけど…」と、意見が言えましたか?また、困っている人に「どうしたん?一緒に手伝おうか?」って言えましたか?いやなことをされたり、言われたりしたときに、「やめて!」「そんなんせんとって!」「言わんとって!」ってはっきり言えましたか。それを振り返ってください。
3. 「ねばり強い子ども」…あきらめないで、何でも最後まで頑張ることができましたか。2年生は初めての九九にチャレンジしました。全部覚えられましたか?3年生以上はリコーダーやお習字もありました。高学年は「英語」も始まりました。最後までねばり強く頑張れたかな?って振り返ってください。
この3つがこの南市岡小学校での目標です。ひとりひとりが頑張ると同時に友達と一緒に頑張れる子になってほしいと思っています。
そういうみんなのことを地域の人が見守ってくれています。玄関を入ってきたところに、大きな石があって、漢字4つ彫ってあります。【信・望・愛・敬】。
【信】は「信じる」や「信頼する」。
【望】は「希望」や「望む」。
【愛】は「男の人と女の人が愛するだけでなく、人として愛される人になっているか、愛することができる人になっているか、ということです。
【敬】は、「尊敬」「敬う」
だから、地域の人はみんなが明るくしんのある子どもに育っていたら、人から信頼されて、愛されて、大事に思われて、敬ってもらえるんだよ。そういう大人になってほしいという気持ちがあって、この石に彫ってあります。
この写真も玄関入ったら、ここに「明るくしんのある子ども」「助け合える子ども」「はっきり言える子ども」「ねばり強い子ども」と彫ってあります。なぜ玄関はいったところにこれがあるのかというと、毎日ここを見て思い出してほしいな、ということです。それで、小学校を卒業して大人になったら、【信・望・愛・敬】そういう大人になっていますか?ということを学校の前を通るたびに思い出してほしいと思います。
この1年、「明るくしんのある子ども」になってきたかな…そして新しい「4月」になったら、「明るくしんのある子ども」にもっとなれるようにみんな頑張ってほしいなと思っています。これで先生の話を終わります。
尾形校長先生から、南市岡小学校の子どもたちへのメッセージでした。