本日の献立/2月14日(月)・茎わかめの佃煮 ・豚汁 ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 752kcal、たんぱく質 34.0g、脂質 14.0g ☆茎わかめ☆ ワカメは、日本近海で自生する海藻類の仲間で、その利用はかなり古く、1万年以上前の貝塚(古代人が食べ捨てた貝殻などが堆積してできた遺跡)からも発見されています。「大宝律令(たいほうりつりょう/701年)」では、「海藻(にぎめ)」の名で貢納品とされていました。 全国各地の低潮線から5mくらいの深さに生え、春から初夏にかけて、1〜2mくらいの大きさになります。 茎わかめというのは、わかめの中央を通る太くてかたい芯のような部分で、一般には茎と表現されていますが、植物のように水分や養分が通る管ではなく、中肋(ちゅうろく)または中芯などと呼ばれている部分です。コリコリとした歯触りが良いのが特徴で、あえものや佃煮、漬物などに利用されます。 今日の給食では、手づくりの佃煮として給食室で調理しています。 1年 キャリア学習
自分の良いところに気づき、どんな職業が合っているかをサブパーソナリティートランプを使って学習しました。
本日の献立/2月10日(木)・洋風煮 ・カリフラワーのサラダ ・固形チーズ ・黒糖パン、牛乳 栄養価 エネルギー 949kcal、たんぱく質 41.3g、脂質 36.6g ☆フリッター☆ フリッターというのは、魚や肉、野菜。果物などに、泡立てた卵白と小麦粉などを合わせたものをつけて、低温の油で、衣がふんわりと、あまり色づかないようにして揚げた洋風の揚げものです。 今日の給食では、白身魚として「たら」を使用し、衣には卵白を使わずにベーキングパウダーなど使用してつくられた製品を使用して油で揚げています。 本日の献立/2月9日(水)・キャベツのひじきドレッシング ・みかん(缶) ・牛乳 栄養価 エネルギー 887kcal、たんぱく質 26.9g、脂質 25.1g ☆みかん(缶詰)☆ みかんの缶詰というと、その実がひとつひとつに分かれ、それをおおう膜(じょうのう膜)もきれいになくなっていて、少し不思議に感じる方も多いのではないかと思います。 その製造法は、まず、ミカンを丸ごと蒸気で温め皮を柔らかくし、皮むきの機械に通します。この機械では溝のついたゴム製のローラーではさまれるようにしてミカンが通ることで、外皮がはがされます。むききれなかったものは手作業でむきます。次にホロ割り機という機械で水圧により1房ごとに分けられます。このあと、酸とアルカリの溶液に順にひたすことで、袋の膜がきれいに溶けるそうです。これを水洗いしてシロップにつけて缶に詰めて密封し、加熱殺菌して製品となります。 加熱によりビタミンCやその他の栄養素も減りますが、半分近くは残っていますので、栄養面でも期待できます。 本日の献立/2月8日(火)・小松菜の煮びたし ・みそ汁 ・焼きのり ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 739kcal、たんぱく質 30.7g、脂質 15.5g ☆柚子(ゆず)☆ ユズは、中国の揚子江上流が原産とされるミカン科の柑橘類です。日本へは飛鳥時代(592〜710年)から奈良時代(710〜794年)のあたりに渡来したとされています。柑橘類の中では寒さや病害虫に対して強く、青森県あたりにまで分布しており、日本各地に半野生の樹木の集まりや自家用などの小規模の栽培が見られます。主な産地は高知、徳島で、その他、愛媛、宮崎、大分などで多く栽培されています。果実の約半数は、生果として11〜2月に出荷され、残りの半数は加工品原料として利用されます。 酸味が強く甘味は少ないのでそのまま食べることはほとんどなく、さわやかな特有の香りを料理や、冬至のユズ風呂などに利用されています。果実の表面は粗めですが、黄色い部分を薄く切り取って吸い物や鍋物に入れたり、果肉を搾って焼き魚などの料理にたらしたりして、風味を楽しむのが一般的です。また、果肉部分をくりぬいて器として利用する柚子釜としても利用されます。果汁はユズ酢として加工され、香り高い酸味料として飲料水やドレッシング、ジャムなどにも使用されます。果皮はマーマーレードなどに加工されるだけでなく、乾燥させて、古くから七味唐辛子の材料としても利用されています。 今日の給食では、ゆずの果汁と塩で鶏肉の味付けし、スチームコンベクションオーブンで焼いています。 ※食育つうしん(2022年2月)を配布文書のコーナーに掲載しました。 こちらからどうぞ⇒食育つうしん(2022年2月) |
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