4/8(金)1学期始業式

 1学期始業式を実施しました。コロナ感染症対策としてオンラインで実施しました。2,3年生にはクラス発表の後、教室に入りました。新しい学級での生活がスタートしました。
 最初に新しく着任された先生方を紹介し、始業式を始めました。
 校長先生の式辞を紹介します。

 1学期始業式 式辞

 おはようございます。
 体調不良者が数名出ている現状、残念ですが大事をとって本日の始業式は放送で行うこととしました。新学期・新学年を迎えて、気持ちも新たに、希望と期待を胸に抱いている人も多くいるのではないかと思います。4月5日に77期生が入学してきました。また、新しい教職員の方も来られました。各学年、それぞれの立場で目標も異なりますが、一日一日を大切にして、悔いの残らない中学校生活を送ってください。学校生活の日常もまだコロナ前には戻っていませんが、そんな中でみなさんが学習に部活動に、そしてさまざまな行事に取り組んでいくためは、今まで通り油断せずに手洗い、消毒、マスク着用、換気など感染症予防対策をおこたらないようにしてください。
 さて、新学期のスタートにあたり、みなさんに考えてほしいことがあります。それは「集団」についてです。「集団」に対して「群れ」という言葉がありますが、その違いについて考えてみましょう。
 例えば羊の集まりは集団か群れか?駅に集まった人々は集団か群れか?野球やサッカーのチームは?みなさんが所属するクラスや学年は?さて、「群れ」と「集団」の違いはなんでしょう?それは「集団」には必ず目的や目標があるということです。もう少し具体的に言うと次の5つの特徴や条件があると言われています。1.目的や目標を、そこに所属する人みんなが共有していること2.目的や目標を達成するために、お互いが助け合い、協力し、努力していること3.集団として機能するための役割の分担が定められていること4.仲間意識があること5.集団としての一定のルールがあること、です。先に挙げたいくつかの例に当てはめると、「群れ」と「集団」の違いがわかると思います。そして、「群れ」と呼ばれる集まりも、この5つの特徴や条件を備えると「集団」としての集まりになります。つまり、「集団」とは、いろいろな考え方を持った人が集まっているなか、『一人ひとりを大切にし、お互いを尊重し、目的達成に向けて一致協力する場』と言えるでしょう。
 クラスも同じことが言えます。一人ひとりの生い立ちや考え方、性格、特徴、趣味、目標などが異なる人が集まっています。そのなかで「協調して、お互いが繋がりを深め、お互いに成長していくための場」「社会との繋がりを深める場」として大切な目的を持った集団(クラス)にならなければなりません。まとまりのある、団結力のあるクラスは、一人ひとりの成長を促し、個人の目標(学力、体力、部活動、進路決定など)を達成しやすい状態をつくり出してくれます。しかし、個々がバラバラの考えのまま学校生活を過ごしていたら、自分勝手な、自分さえ楽しければ良ければいいというような「群れ」の集まりになってしまいます。そうならないように、一人ひとりが集団の一員としての自覚をもって、さまざまな場面で頑張ることで、自分の所属するクラス、学年、そして長吉中学校全体を、「集団」としてさらに高めていってください。期待しています。

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4/5(火)第77回入学式

続きです。
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4/5(火)第77回入学式

 第77回入学式を行いました。77期生76名が新しく長吉中学校の仲間として加わりました。クラス発表があり、担任の先生や学年の先生も発表されました。実り多き3年間にしていきましょう。

 校長先生の式辞を紹介します。

 穏やかな日差しのなか、木々が芽吹き、春の香りが満ち溢れる今日のよき日に、令和4年度の入学式が挙行できますことを、教職員一同心から感謝しております。
 さて、76名の新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます。ようこそ長吉中学校へ。在校生、教職員一同、みなさんの入学を心待ちにしていました。
 本校は1月に新校舎が完成したばかりで、これを機に標準服・通学かばんも新調しました。しかし、その歴史は古く、開校は1947年(昭和22年)で、今年創立75周年を迎えます。卒業生は14,730名を数えます。このように歴史ある長吉中学校に入学されたみなさんには、ぜひ、良き伝統を引き継ぎながら2,3年生とともに様々なことに挑戦し、新たなページを記していってほしいと願っています。
 そこで、本校の77期生となるみなさんに、長吉中「生徒5原則」を紹介したいと思います。生徒5原則とは、今後の未来を生き抜く普遍的な力として、みなさんに身につけてもらいたいことを言葉にしたものです。
 一つ目は「感謝」できる生徒です。人は幸せだから感謝するのではなく、感謝することによって幸せになり、まわりも幸せになります。何事も当たり前ではありません。みなさんは、親や家族、地域の方々をはじめ、先生、友だちやクラスメートなど実に多くの応援、協力、理解があって生かされています。「ありがとうございます」と心の底から感謝できる長中生になってほしいと思います。
 二つ目は、「ふだん力」を培う生徒です。「ふだん力」とは、「時を守り場を清め礼を尽くす」ことです。時間を守ったり、しっかりと清掃活動ができたり、挨拶が自然に交わせる生徒です。この「ふだん力」が身についてこそ、未来を生き抜ける底力になると信じています。
 三つ目は「役に立つことのできる」生徒です。家庭の中でのお手伝いもそうですし、地域のボランティア活動でも良いです。長吉中学校では生徒会主催でクリーンアップという清掃活動を実施しています。中学校生活のなかで、人に喜ばれ、役に立つ自分を見つけてほしいと思います。
 四つ目は、「学ぶ楽しさを知る」生徒です。中学校では9教科の先生が、その専門性を活かし授業を行います。進度は小学校より早くなるかもしれませんので、復習や課題をやり遂げることが、今まで以上に大切になります。長吉中学校では各学年別に自習室を設けていますので利用してください。一方で専門的な内容から、知的好奇心をくすぐられることが増えるでしょう。わからないことが、わからないと言える仲間とともに、なぜ?そうなんだ!など、知識を増やして深めて、ぜひ楽しんで学んでください。
 「5原則」最後の五つ目は、「本に親しむ」生徒です。読書は創造力をかりたて、心を育て、人生を豊かにしてくれます。最も多感な今だからこそ、「言葉の輝き」を知り「言葉」を大切に使いこなせる生徒になってほしいと思います。
みなさんがこれからの3年間で、この「生徒5原則」、感謝できる生徒・ふだん力を培う生徒・役に立つことのできる生徒・学ぶ楽しさを知る生徒・本に親しむ生徒、にしっかり取り組み、何事にも代え難い財産を体得してくれるよう、教職員一丸となってサポートしていきたいと考えています。 
 さて、保護者の皆さま、改めまして本日のお子さまのご入学おめでとうございます。本日から、長吉中学校の生徒としてお子さまをお預かりいたします。思春期を迎える子どもたちにとって、中学校生活は将来しっかりとした社会人となるための準備期間でもあります。教育というのは子どもたちの心に一杯、良い種をまいてあげることだと考えます。5年先になるか10年先になるかわかりませんが、立派な花が咲くことを祈る作業とも言えます。
 すばらしい花を咲かせるためにも「早寝、早起き、朝ごはん」「大きな声であいさつ」「整理整頓」など基本的な生活習慣をきっちりと身につけると共に、心の中に「わがまま」という茨(いばら)や、「自分勝手」という雑草が、生えないようにしてあげることも大切です。学校、家庭、地域が協力して子どもたちの心を耕し、良い種をこの三年間でいっぱいまいてあげましょう。困ったことがあれば遠慮なくご相談ください。
それでは新入生のみなさん、最後に、日米通算4000本安打を達成した元メジャーリーガーイチロー選手の言葉を贈ります。「どんなに努力しても勝てなくて負けること、成功できず失敗することがあります。負けても失敗してもそれを乗り越える努力と勇気が必要です。学習でも、部活動でもやらなければ結果は出ません。いかに自分の夢に近づけるか、そのために努力するのです。高い志を持つこと・夢を持つこと、そしてそれに向けて努力すること、を忘れないでほしい」

 新入生のこれからの活躍を期し式辞とします。

令和4年4月5日

大阪市立長吉中学校
校 長 浅埜 高司

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令和4年度のスタートです

 新しい学年が始まりました。4月5日(火)には入学式があり、新入生を迎えます。新しい校舎とともに心新たに充実した中学校生活を送っていきましょう。
 保護者のみなさま、今年度もよろしくお願いいたします。
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