今日の給食(4.26 こどもの日の行事献立)
今日の献立は「きんぴらちらし、すまし汁、ちまき、牛乳」でした。ひと足早く「こどもの日の行事献立」です。こどもたちの健やかな成長を願い、毎年、ちまきを献立に取り入れています。給食では冷凍で納品されたものを給食室で蒸しあげました。
<ちまき> 童謡「背くらべ」にも出てくる「ちまき」は、米粉などで作ったもちを笹の葉で巻いて、いぐさでしばったもち菓子です。古くは茅(ちがや)という植物の葉で巻いていたため「ちがやまき」と呼ばれ、そこから「ちまき」という名前になりました。5月5日にちまきを食べて災いを除ける風習は中国から伝わったものです。(こどもの日に食べるものとしては、柏餅もポピュラーですが、こちらは江戸時代に日本で生まれた風習だそうです。) 給食のちまきの材料はすべて国産で、もちは愛知県の工場で製造され、笹巻きは新潟県の工場で地元の熟練の職人さんが1本ずつ手作業で行っています。市販されているものに比べ、甘さを控えた大阪市独自のものです。 日本に古くから伝わってきた行事食はだんだんと失われつつあるようですが、こどもたちにはしっかりと伝えていきたいですね。こどもの日の行事としては、ちまきの他に、こいのぼり、五月人形、しょうぶ湯、柏餅などがあります。5月5日には「こどもの日」の行事について調べてみると新しい発見があるかも知れませんね。 今日の給食(4.25 豚肉のデミグラスソース)
今日の献立は「黒糖パン、豚肉のデミグラスソース、スープ、キャベツとコーンのソテー、牛乳」でした。
デミグラスソースは、小麦粉を油で色づくまで炒めたブラウンルウに、肉や野菜を煮込んで作っただしを加え、半量程度まで煮詰めて作るのが一般的なようです。 フランス語で「デミ」は半分、「グラス」は氷を意味し、「煮詰めた濃厚なソース」という意味だそうです。ハヤシライス、ビーフシチュー、ステーキソース、ハンバーグソースなどに使われ、料理にうまみやこくが加わります。 今日の給食では、うまみのある豚肉(肩ロース)を焼いた後、デミグラスソース、ウスターソース、ケチャップ、りんごピューレを合わせて煮詰めたソースをからめました。こってりとした味に仕上がっていましたね。給食を返却に来るなり「おいしかったですー!」の大きな声が聞こえてきました。 第1回学校協議会の開催(4/26)今日の給食(4.22 まぐろのオーロラ煮)
今日の献立は「ごはん、まぐろのオーロラ煮、豚肉と野菜の煮もの、キャベツの赤じそあえ、焼きのり、牛乳」でした。
今日は生徒に大人気の「まぐろのオーロラ煮」でした。給食では「キハダマグロ」を使っています。ひれや体が黄色味がかっているため、この名前がついています。太平洋に多く生息し、今日は静岡県で水揚げされたものでした。 キハダマグロは、まぐろの中では漁獲量が多く、古くから、高知県や三重県、九州地方で獲れていたため、関西や西日本でよく食べられてきました。 本マグロに比べて身の色は白っぽく、味はあっさりとしています。刺身など生でも食べますが、ツナ缶の材料にもなっています。 給食で人気の「オーロラ煮」は、角切りにしたまぐろにしょうが汁・料理酒で下味をつけ、でんぷんをまぶして油で揚げます。それに、ケチャップ、砂糖、赤みそを合わせたたれをからめて完成!今から70年位前から給食に出ているメニューですが、『煮ていないのになぜ「オーロラ煮」というのか?』…それは「なぞ」です! 今日の給食(4.21 甘夏かん)
今日の献立は「パンプキンパン、ビーフシチュー、きゅうりのサラダ、甘夏かん、牛乳」でした。
甘夏かんは夏みかんから偶然生まれた品種で、1935年頃、大分県津久見市で川野豊さんにより発見されたことから、正式名称は「川野ナツダイダイ」と言います。 酸味の成分であるクエン酸が早くから減少する品種であることから、夏みかんより早い時期から食べられるのが特徴です。 今日は、和歌山県から360個が届きました。食べなれない酸味と皮をむくのに時間がかかったからでしょうか?生徒にはちょっと人気がなかったようですね。 |