本日の献立/6月2日(木)・鶏肉のしょうゆバター焼き ・三度豆のごまあえ ・豆腐のみそ汁 ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 708kcal、たんぱく質 33.1g、脂質 15.8g ☆広島菜☆ 広島菜は、ハクサイに近いアブラナ科の野菜で、カロテンをはじめとするビタミン類、カルシウムや鉄などのミネラル成分が豊富な緑黄色野菜です。一株が2〜3kgと重く、葉もたいへん大きいのが特徴で、主に漬物に利用されています。 慶長2(1597)年に広島藩主の参勤交代に同行した安芸国観音村(現在の広島市西区観音)の住人が、帰る途中で京都西本願寺に参拝した際に観音寺白菜の種子を入手し、持ち帰って栽培したのが始まりといわれています。その後明治時代になって川内村(現在の広島市安佐南区川内)で改良がすすめられ、明治30年代に広島の特産品として知られるようになり、大正時代に広島菜漬としても本格的に製造販売されるようになりました。 今日の給食では、菜飯用に加工された製品を使用して炊飯業者で調理し、配送されたものを「菜飯」として提供しています。 本日の献立/6月1日(水)・切干し大根の炒め煮 ・もずくとオクラのとろり汁 ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 690kcal、たんぱく質 31.3g、脂質 16.9g ☆もずく(水雲、海蘊、藻付、海雲)☆ もずくは、熱帯から温帯にかけての浅い海に分布する糸状の海藻で、日本沿岸では、冬から春にかけて潮下帯の岩礁などに生息しています。ホンダワラなどの褐藻類に着生することから藻(も)に付くという意味で「モヅク→モズク」の名がついたようです。もともとはイトモズク、ホンモズクなどのモズク科の海藻ですが、岩に直接付着するナガマツモ科に属するオキナワモズク(フトモズク)やイシモズクなどもモズクとして扱われ、養殖が盛んに行われており、現在食用として流通するもののほとんどがこちらの方となっています。また、主な生産地が沖縄であるため、沖縄料理としてよく使用されています。 日本では、古くから全国各地で食用とされ、今では、不足しがちな食物繊維やミネラル成分を多く含む健康的な食品としても利用されています。 今日の給食では、沖縄産のもずくを使用し、鶏肉、キャベツ、たけのこ、オクラ、えのきたけとともにすまし仕立ての汁ものにしています。このとき、もずくやオクラなどの使用により、とろりとした風合いになるため、とろり汁と呼んでいます。 ※食育つうしん(2022年6月)を配布文書のコーナーに掲載しました。 こちらからどうぞ⇒食育つうしん(2022年6月) |
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