本日の献立/4月27日(水)・キャベツのピクルス ・りんご(カット缶) ・コッペパン、ブルーベリージャム、牛乳 栄養価 エネルギー 820kcal、たんぱく質 33.3g、脂質 21.4g ☆キャベツ☆ キャベツは、ヨーロッパの地中海および大西洋沿岸が原産とされ、古代ギリシャ・ローマ人も食用としていた最古の野菜の一つです。今では葉菜の中では世界で最も生産量が多く、野菜の中でも5位以内になっており、日本国内では、いも類を除いた野菜の生産量では第1位となっています。 「キャベツ」の名は、頭の形をしたという意味ですが、もとの野生種では、結球しないものだったようです。これがヨーロッパ各地へ広まる過程で、ブロッコリーやカリフラワーなどの花やつぼみを食べるものや、芽キャベツのようにわき芽を食べるものに分かれ、そして丸く結球するキャベツが誕生したようです。日本へは江戸時代末期に伝わり、「甘藍(かんらん)」、「玉菜(たまな)」などと呼ばれ、明治から大正時代にかけて「とんかつ」の流行とともに、キャベツの生食が普及したようです。 栄養面では、ビタミンCやカルシウムが豊富で、そのほか、胃腸の粘膜を正常に整えるといわれるビタミンUなども含まれています。 今日の給食では、砂糖、塩、ワインビネガー、うす口しょうゆで味つけし、ピクルスとして使用しています。 4月27日(水) 3年生 授業の様子本日の献立/4月26日(火)・チンゲン菜ともやしの中華あえ ・中華スープ ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 821kcal、たんぱく質 29.4g、脂質 29.4g ☆鶏肉のから揚げ☆ 「鶏肉のから揚げ」は、給食の中でも特に人気の高い献立となっています。この「から揚げ」というのは、小麦粉やでんぷんなどの衣を薄くまぶすか、何もつけずに揚げる料理法のことです。鎌倉時代にはこのような料理法もあったとされ、江戸時代では「衣かけ」という名で呼ばれていたそうです。から揚げの名がついたのは1900年代前半と考えられており、その名の発祥については、中国から伝わった料理として「唐揚げ」、衣をあまりつけないことから「空揚げ」などよくわかっておらず、今でも両方の漢字が使用されています。また、使用する調味料や献立の組み合わせによって、しょうゆなどを使って色づけて揚げたものは、「竜田揚げ」、洋風の味つけや洋風の料理と組み合わせると「フライドチキン」と呼ぶこともあります。 今日の給食では、皮付きのもも肉を使用し、しょうが、にんにく、塩、こしょうで下味をつけ、じゃが芋でんぷんをまぶし、菜種油で揚げています。 4月26日(火) 2年生 授業の様子本日の献立/4月25日(月)・コーンとキャベツのスープ ・焼きかぼちゃ ・レーズンパン、牛乳 栄養価 エネルギー 818kcal、たんぱく質 32.3g、脂質 25.7g ☆マッシュルーム☆ 「マッシュルーム(mushrooms)」というのは、英語できのこ全体をあらわす言葉で、日本でいうマッシュルームは、ハラタケ科の「ツクリタケ」と呼ばれるきのこです。明治の中頃に栽培法が伝わり、マッシュルームの名で紹介され、そのまま伝わったのではないかと思われます。かつては「西洋マッタケ」の商品名でも販売されていました。 元になった「ハラタケ」は、芝生や牧草地に輪を作って発生し、その様子を「フェアリーリング(妖精の輪)」と呼び、古くから知られていました。栽培のきっかけとなったのは、17世紀ごろ、パリ郊外でメロン栽培の温床として使用された堆肥にハラタケが発生し、これを栽培に利用したのが最初だったようです。今では、アメリカ、ヨーロッパ、アジアなど多くの地域で栽培され、きのこの中では世界一生産量となっています。 今日の給食では、煮込みハンバーグのソースに使用しています。 |
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