標題の件につきまして、大阪市の小学校6年生・中学2年生(抽出校のみ)を対象に行われたアンケート調査の結果が出ておりますので、お知らせいたします。
【子どもたちがスマートフォンを持つことで便利になること】
子どもたちのスマートフォン普及率が上昇しています。
スマートフォンを持つことで保護者と子どもとのコミュニケーションが円滑になったり、子どもの情報収集に役立ったりします。スマートフォンを持つと便利になることは、
(1)やり取りがスムーズに
スマートフォンでのメッセージのやり取りで塾や習い事の帰りの連絡がスムーズに。帰り道も位置情報サービスを使うことで安心・安全に。
(2)検索がスムーズに
日常で疑問に思ったこともインターネットを利用し、調べることができます。
(3)写真や動画
友達や家族との思い出の写真や動画を撮影したり、送信したりできます。
(4)情報収集や勉強
周りの友達だけでなく、様々な人の意見を収集することで、自分の視野も広がります。
【スマートフォン利用時のリスクについて】
便利なこともいっぱいですが、スマートフォンによって子どもの住む世界が広がることで、思わぬトラブルに巻き込まれることもあります。また、知らぬ間に子どもが被害者にも加害者にもなってしまうこともあります。
(1)学校の友達とSNSにてネットの世界で交流
いつでもどこでも「つながる」ことで生活習慣を崩す、また表現を誤ってケンカになるなどのトラブルもあります。
(2)見知らぬ人とゲームサイトやSNSにてネットの世界で交流
ネット世界を介して、現実世界では会ったことのない人とも「つながる」ことが可能になります。匿名同士のやり取りによって、誹謗中傷、個人情報の漏洩などのトラブルもあります。
(3)見知らぬ人とゲームサイトやSNSやコミュニティサイトにて出会った人と現実の世界で交流
ネット世界の交流を経て面識のない人と、現実世界で会うことに発展する場合もあります。これは、相手に悪意があれば、詐欺や誘拐などの犯罪被害につながるため、子どもにはとても危険なことです。
調査結果を参考に子どもさんと、あらためてパソコンやスマートフォンの使用方法と使用時間などについて話し合ってみてくださいね。
令和3年度「パソコンや携帯電話・スマートフォン等に関するアンケート」の調査結果 ← こちらをご覧ください。