今日の給食(6.13 のりのつくだ煮)
今日の献立は「ごはん、豚肉のごまみそ焼き、すまし汁、のりのつくだ煮、まっ茶大豆、牛乳」でした。
今日は「つくだ煮」について紹介します。「つくだ煮」とは「小魚や貝、海藻、肉、野菜などを甘辛く煮詰めたもの」でよく知られた料理です。では、この名前についている「つくだ」とは何なのか?その由来について紹介しましょう。 つくだ煮は、東京の佃(つくだ)島というところで作られ始めたことからこの名前がついています。この佃島…実は大阪市西淀川区の佃の漁民たちが移住し、その地に故郷の地名から「佃島」と名付けたという経緯があります。 では、なぜ、大阪の佃村の人たちが東京に移り住んだのか。そこにも面白いエピソードがあったようです。 1586年、徳川家康の一行が関西地方の神社に参拝した際、船が神崎川で立ち往生していたのを、佃村の漁民たちが助けたことがありました。そこで、家康は漁民たちに「全国どこで漁をしてもよい、また、税はいらない」という特別のご褒美を与えたそうです。 これが縁となり、佃村の漁民たちは東京の佃島に移住し、漁で獲れた小魚などを佃煮として売り、世に広めたとされています。佃煮の佃とは大阪市西淀川区の佃のことで、そのルーツも大阪市西淀川区にあったということです。 今日の給食(6.13 大根おろしと大根葉)
今日の献立は「ごはん、鶏肉のおろしじょうゆかけ、みそ汁、野菜いため、牛乳」でした。
大根は秋から冬にかけて甘みが増しておいしくなる、冬が旬の野菜です。給食では、10月から3月に使っています。それ以外の季節には「大根の加工品」を使うことで、栄養もおいしさも豊かな献立になるよう工夫しています。 今日の給食では2種類の大根の加工品を使っています。さぁ、何かわかりますか? ひとつは鶏肉のおろしじょうゆかけに使っている「大根おろし」です。旬の時期に作った大根おろしを冷凍保存したものです。大根おろしを加えることで、さっぱりとした仕上がりになります。おろしだれまでおいしくいただきましたね。 そして、もうひとつはみそ汁に入っている「大根葉」です。大根の葉は捨てられてしまうことが多いのですが、カロテン・ビタミンC・カルシウム・食物繊維を含む緑黄色野菜です。給食では、乾燥させた大根の葉をみそ汁の青味やそぼろなどに無駄なく使っています。 たくさん収穫できる時期に様々に加工して無駄なく使う…素晴らしいことですね。 今日の給食(6.9 三度豆)
今日の献立は「菜飯、鶏肉のしょうゆバター焼き、とうふのみそ汁、三度豆のごまあえ、牛乳」でした。
6月1日にサラダで登場した「三度豆」を今日は和風の定番料理とも言える「ごまあえ」にしました。 熟す前のいんげん豆をさやごと食べます。カロテンやビタミンCを多く含む緑黄色野菜です。 栽培しやすく、1年に3回収穫することもできることから「三度豆」と呼ばれています。 給食では普段は冷凍されたものを使っていますが、旬の5月6月のみ、新鮮な生のものを使います。今日は鹿児島県から58kgが届きました。ゆでた後、練りごま、砂糖、こい口しょうゆで味付けし、最後に香ばしく煎ったごまをふりかけています。 旬のおいしさをしっかりと味わいましょう。 明日は体育大会です。給食はありません。お弁当を用意してください。そして、力が十分に発揮できるよう、しっかりと朝ごはんを食べてから登校しましょう。 今日の給食(6.8 オレンジ)
今日の献立は「黒糖パン(小)、和風焼きそば、オクラの甘酢あえ、オレンジ、牛乳」でした。
今日のオレンジは「バレンシアオレンジ」です。バレンシアという名前から、スペインのバレンシア州を連想しますが、原産国はアメリカです。 香り、酸味、甘みのバランスがよく、果汁が豊富なことから、ジュースの原料としてもよく使われています。ジュースに絞っても含まれているビタミンCは壊れにくいのが特徴です。 ビタミンCのほか、疲労回復効果のあるクエン酸も多く含んでいます。今日の午前中は体育大会の予行でした。その疲れを取るのにぴったりのデザートでしたね。どのクラスも残すことなく、きれいに食べていました! 今日の給食(6.7 あつあげのピリ辛じょうゆかけ)
今日の献立は「ごはん、中華煮、あつあげのピリ辛じょうゆかけ、もやしの中華あえ、牛乳」でした。
あつあげはとうふを分厚く切り、油で揚げたもので「生揚げ」とも呼ばれています。とうふの栄養成分に油が加わっているため、たんぱく質の他、脂質を含み、とうふよりもエネルギーが高くなります。 とうふを水切りし、でんぷんをまぶして油で揚げると手作りのあつあげを作ることができます。 給食では、冷凍のあつあげを使っています。今日は、焼き物機で蒸し焼きにしたものに、砂糖・こい口しょうゆ・トウバンジャンを合わせた「ピリ辛じょうゆ」をかけました。ごはんによく合う一品でした。 |