全校集会(7/5)

 今日は各員会からの連絡がありました。目標を達成できるよう頑張りましょう。

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 さて、本日のお話です。

 数学は何でも正解をだすものですが、そもそもの命題が間違っている場合があります。少し考えてみましょう。

 「火星には生物がいる証明」

 火星にはかつて液体があり、地下には今でも水などの液体があるかもしれない。地下には微生物が、あるいは動物までも暮らしているかもしれない。ここで火星には生物がいると証明してみよう。
 
 地球には2千万種以上の動物がいる。かつて生存してた動物を含めるとその100倍以上と考えられる。さらに植物などを合わせるととてつもない数になる。200億以上にもなるだろう。

 そのため、火星にも同じ数の生物が存在する可能性がある。その全てが存在しなくてもその一つ一つが生存している確率が一億分の一だとすると、200億×1億分の1=200となり、200種は生存していることになる。

 でも、なんとなくおかしいことには気が付きますね。

 この問題でおかしいのは、「かつて生存してた動物」と「生存確率がかなり甘い」ということ。
 ・地球でも恐竜と人間は同時に存在しないのだから、火星でも同じことがいえる。
 ・火星の環境では生存確率は1兆分の1でも足りない。

 そのため、「火星には生物がいるとは証明できない」のです。

 一見正しいようなことも根本が間違っている場合もあります。しっかりと考えながら生活を送りましょう。

 

 
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