本日の献立/6月15日(水)・チンゲン菜ともやしの甘酢あえ ・いり黒豆 ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 712kcal、たんぱく質 26.6g、脂質 18.3g ☆はるさめ(春雨)☆ はるさめは、めん類の一種で、でんぷんを原料としてつくられた食品です。中国では1000年以上前からつくられていたとされ、日本、韓国・朝鮮、ベトナム、タイなど周辺各国へも広がっているようです。中国では、緑豆のでんぷんを使用しますが、それぞれその国によっていろいろなでんぷんを使用しているようです。 日本へは鎌倉時代に伝わり、葛(くず)や片栗(かたくり)のでんぷんでつくったものが「水繊(すいせん)」という名で食べられていたようです。その後昭和10年ごろになり、じゃが芋とさつま芋のでんぷんを混合した原料で製造したものが開発され、第二次世界大戦後に春雨(はるさめ)の名で一般化しました。この名は製造過程で機械から押し出されてくる様子が、静かに降る春雨のようだということから、当時の製造会社が名付けたといわれています。日本ではこのはるさめが主流となっており、サラダやあえもの、炒めものなどに使用されています。 今日の給食では、「マーボー春雨」として使用しています。 3年家庭科研究授業
「うま味とは何か」について、4つの食材で出汁をとる実習や話し合いを通して考えました。
本日の献立/6月14日(火)・豚肉とキャベツのスープ ・りんご(カット缶) ・黒糖パン、牛乳 栄養価 エネルギー 780kcal、たんぱく質 31.1g、脂質 20.1g ☆ドリア☆ ドリアは、外国から伝わった料理のように思われがちですが、実は日本で生まれた料理で、1930年ごろ横浜のホテルで総料理長をしていたサリー・ワイル氏が、体長をくずした客のために即興で考案したものと考えられています。ドリアの名は、ジェノバの名門貴族であるドーリア家にちなんだものとされていますが、その理由は不明です。当時は、バターライスに芝えびのクリーム煮とベシャメルソースをかけてオーブンで焼きあげたとされています。今では、さらに発展し、米を使用したグラタン風の料理をドリアと呼ぶようになり、様々な具材やソースが使われ、ライスグラタンとも呼ばれています。 今日の給食では、お米と鶏肉、たまねぎ、グリンピースを具材として、カレーソースをかけ、さらにパン粉と粉末チーズをかけてオーブンで焼き上げています。 本日の献立/6月13日(月)・すまし汁 ・のりの佃煮 ・抹茶大豆 ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 719kcal、たんぱく質 33.0g、脂質 18.1g ☆ごま(胡麻)☆ ゴマの原産地は、アフリカ南西部と考えられ、ナイル川流域では紀元前3000年以前より栽培されていたようで、エジプトのピラミッドや遺跡などから出土されています。当時は高価で、銀貨の代わりとして通用していたともいわれています。日本へは中国や朝鮮半島を経て縄文時代には伝わっていたようです。 草丈は1m前後で、7〜8月に開花し、9〜10月に収穫されます。種子の色によって黒ゴマ、白ゴマ、黄ゴマ、茶ゴマなどに分けられます。また、ゴマが成熟すると莢(さや)が開いて種がはじき飛ぶようで、もしかするとアラビアンナイトの「開けごま!」の呪文は、宝物がぱっと開いて出てくることと重ね合わせたのかも知れません。 ゴマには抗酸化作用があるためか、昔から「不老長寿の薬」といわれ、現在でもその効果が期待されています。さらに抗酸化作用により他の油と比べて劣化しにくいことから、古代エジプトではミイラをつくるときの防腐剤や、クレオパトラが化粧品として使ったともいわれています。 今日の給食では、白ごまと白ごまをペースト状にした練りごまを、砂糖、しょうゆ、みそと合わせて、「豚肉のごまみそ焼き」の味つけに使用しています。 研究協議
授業参観後にグループに分かれ、授業の振り返りを行いました。今年度の研究テーマ、「自分で考え、伝える力を伸ばす」に基づいて、意見交換をしました。
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