本日の献立/7月15日(金)・きゅうりとコーンの甘酢あえ ・中華みそスープ ・コッペパン、りんごジャム、牛乳 栄養価 エネルギー 864kcal、たんぱく質 34.5g、脂質 35.3g ☆きゅうり(胡瓜)☆ きゅうりは瓜の仲間の野菜です。原産地は、インドのヒマラヤ山脈あたりとされ、3000年前には栽培されていたようです。日本へは平安時代に、中国南部よりイボの黒い品種が伝わりました。その後、江戸時代になって、中国北部より、現在の主流となっているイボの白い品種が伝わり、本格的な栽培が始まりました。 きゅうりの名は、実が熟すと黄色くなるため「黄瓜(きうり)」と呼ばれたことが語源となったようです。 年中出回る野菜ですが、旬は夏でおいしいのは6〜9月ごろとなります。 成分は約95%が水分で、利尿作用やむくみ、だるさの解消に効果があるカリウムや、ビタミンCなどが程よく含まれています。そのほか少量ではありますが、ビタミンA・Kや、ナトリウム、カルシウム、マグネシウムなどのミネラル成分もバランスよく含まれていますので、生のまま食べると夏場の水分補給としてもおすすめの食品です。 今日の給食では、コーンとともに、砂糖、塩、酢を合わせた甘酢であえています。 本日の献立/7月14日(木)・オクラの梅風味 ・ツナっ葉炒め ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 702kcal、たんぱく質 27.9g、脂質 17.5g ☆梅肉(ばいにく)☆ 梅肉というのは、梅干しの種を取り除き、すりつぶしたもので、おにぎりや、あえもの、煮もの、焼き物などの料理によく使用されています。 梅は中国が原産とされ、古くから観賞用や薬用などとして栽培されていました。およそ1500年前には果実が塩漬けとして利用されていたという記録があるそうです。日本へも古くから観賞用として伝わっていたようですが、梅干しとして果実を利用されるようになったのは平安時代の中頃と考えられており、村上天皇(926〜967年)が梅干しと昆布茶で病気を治したとの言い伝えがあります。戦国時代になると、梅干しは保存食としてだけでなく、食中毒予防や傷の消毒にも用いられたといわれています。今でもクエン酸などによる疲労回復効果や消毒効果、またアルカリ性の食品であるということなどから健康的な食品として取り上げられています。 今日の給食では、梅肉、砂糖、酢、うす口しょうゆと合わせて、蒸したオクラにあえています。 本日の献立/7月13日(水)・切干し大根のゆずの香あえ ・冬瓜のみそ汁 ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 720kcal、たんぱく質 32.2g、脂質 20.7g ☆うす揚げ☆ うす揚げは、油揚げとも呼び、薄く切った木綿豆腐を圧搾してある程度脱水し、菜種油や大豆油などで揚げたものです。原料の豆腐は、膨張しやすくするため、通常よりも豆乳の濃度を薄く、加熱温度を低くするそうです。そして、最初は低温で揚げて膨張させ、次に高温で揚げることで表面の水分をとばし、収縮しないように張りを持たせ、独特のふんわりとした食感にしているそうです。みそ汁の具や煮もの、いなりずしなど様々な料理に使用されます。 豆腐の加工品なので、たんぱく質のほか、カルシウムや鉄などのミネラル成分も多く含まれています。油で揚げていますので脂質が多くなりますが、料理をする際は余分な油を除くため、熱湯をかけて「油抜き」という作業をしてから調理することが多いです。 今日の給食では、みそ汁の具として使用しています。 7月13日(水) 3年生 家庭科 調理実習の様子
美味しいコンソメスープを作っています。
本日の献立/7月12日(火)・グリーンアスパラガスとキャベツのサラダ ・冷凍みかん ・黒糖パン(1/2)、牛乳 栄養価 エネルギー 639kcal、たんぱく質 29.1g、脂質 17.9g ☆冷凍みかん☆ 「冷凍みかん」は、その名の通りみかんを冷凍したものです。1955年(昭和30年)に、神奈川県の小田原駅で販売されたのが最初です。夏に売れる商品として、鉄道弘済会と冷凍食品の会社の共同開発により考案されました。発売後、人気も高まり、駅の売店や車内販売だけでなく、学校給食のデザートとしても提供されるようになりました。その後、昭和40年代に人気のピークを迎え、年間売り上げが1000万個にも上りましたが、電車内の冷房も整備されるようになるとともに、アイスクリームなどの人気も高まるようになり、徐々にその需要も減少しました。最近ではあまり見かけることも少なくなったように思いますが、大阪市の学校給食では、その後も人気デザートの1つとして毎年提供しており、現在も年2回程度実施しています。 みかんをそのまま冷凍していますので、栄養価もほとんど変わることなく維持されており、夏のデザートとして、たいへん適したものであると思われます。 |
|