人にやさしい学校・人にやさしい緑中生であろう 個性の違いを認め、思いやりのある心を育もう 

今日の給食(6.17 スパゲッティミートソース)

 今日の献立は「黒糖パン(小)、スパゲッティミートソース、きゅうりのピクルス、アーモンドフィッシュ、発酵乳、牛乳」でした。

 スパゲッティは皆さんがよく知っているイタリア料理です。本場イタリアには650種類ものパスタがあると言われ、日本では60種類くらいが市販されているそうです。
 パスタは大きく分けるとスパゲッティに代表される「ロングパスタ」と、マカロニに代表される「ショートパスタ」があります。パスタの原料はうどんやそうめんと同じ小麦粉ですが、種類が違います。デュラム小麦というものから作られるため、歯ごたえのある麺ができます。
 今日のスパゲッティは、ひき肉と野菜をケチャップ、トマトピューレなどで煮こんだミートソースをからめました。給食では一年間に数回、スパゲッティ料理を献立に出していますが、毎回違う食材、違う味付けにしています。来月は、旬のトマトを使った「チキントマトスパゲティ」です。楽しみにしていてください。
 給食での麺料理は、スパゲッティ、うどん、中華麺などを月に1回程度、分散させて計画的に献立に取り入れています。炒め麺の献立の時には麺を増量しているため、同じ炭水化物のパンは普段の半分の大きさにしています。
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今日の給食(6.16 すき焼き煮)

 今日の献立は「ごはん、すき焼き煮、オクラのかつお梅風味、もやしとピーマンのごまいため、牛乳」でした。

 多くの人が好きな「すき焼き」はなぜすき焼きというのでしょうか?「好きなものを入れるから」など、諸説あるようですが…
 江戸時代に、鋤(すき)という農具の金属部分を火にかけ、肉や豆腐などを焼いて食べていたことから「すき焼き」と呼ばれるようになったという説が有力なようです。
 当時はまだ、肉食が禁止されていたため、鴨や猪、鹿などの肉が使われていたようです。文明開化後、牛肉が普及してから、今のようなすき焼きが広く食べられるようになっていきました。

 すき焼きには、鉄鍋で肉を焼き、砂糖・しょうゆで味付けしてから野菜を入れる「関西風」と、砂糖・みりん・しょうゆ・酒などを合わせた割り下に肉や野菜を入れて煮る「関東風」があります。関東では「牛鍋」とも呼ばれています。皆さんのご家庭のすき焼きはどちらですか?
 すき焼きと言えば「特別な日のごちそう」というイメージがありましたが、食生活が多様化した今でも「すき焼きは特別な日のごちそう!」なのでしょうか?

 今日の給食では、牛肉使用量全献立中最多の一人当たり52gを使い、思いっきりのごちそうとなりました。おかず3品ともほとんど残食がなく、みんなおいしくいただきましたね!
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今日の給食(6.15 えびのチリソース)

 今日の献立は「黒糖パン、えびのチリソース、中華スープ、ヨーグルト、牛乳」でした。
 
 えびのチリソースは、えびを辛味のあるソースで味付けした料理です。麻婆豆腐などの四川(しせん)料理を日本で広めた中国料理人の陳建民さんが考案した日本生まれの中国料理とされています。本場中国の「干焼蝦仁(カンシャオシャーレン)」という料理を日本人の嗜好に合うよう、辛味を抑えケチャップなどを加えてアレンジされました。これが今、私たちがよく食べている「エビチリ」です。
 給食ではでんぷんをまぶして揚げたえびに、しょうが・にんにくの香りを効かせ、たまねぎ、豆板醬、砂糖、こい口しょうゆ、ケチャップで作ったチリソースをからめました。えびはプリップリに仕上がっていて、ほとんどのクラスが残食ゼロでした。
 本場、中国四川の干焼蝦仁はどんな味がするのでしょうか?一度、食べてみたいですね。
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今日の給食(6.13 のりのつくだ煮)

 今日の献立は「ごはん、豚肉のごまみそ焼き、すまし汁、のりのつくだ煮、まっ茶大豆、牛乳」でした。

 今日は「つくだ煮」について紹介します。「つくだ煮」とは「小魚や貝、海藻、肉、野菜などを甘辛く煮詰めたもの」でよく知られた料理です。では、この名前についている「つくだ」とは何なのか?その由来について紹介しましょう。
 つくだ煮は、東京の佃(つくだ)島というところで作られ始めたことからこの名前がついています。この佃島…実は大阪市西淀川区の佃の漁民たちが移住し、その地に故郷の地名から「佃島」と名付けたという経緯があります。
 
 では、なぜ、大阪の佃村の人たちが東京に移り住んだのか。そこにも面白いエピソードがあったようです。
 1586年、徳川家康の一行が関西地方の神社に参拝した際、船が神崎川で立ち往生していたのを、佃村の漁民たちが助けたことがありました。そこで、家康は漁民たちに「全国どこで漁をしてもよい、また、税はいらない」という特別のご褒美を与えたそうです。
 これが縁となり、佃村の漁民たちは東京の佃島に移住し、漁で獲れた小魚などを佃煮として売り、世に広めたとされています。佃煮の佃とは大阪市西淀川区の佃のことで、そのルーツも大阪市西淀川区にあったということです。
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今日の給食(6.13 大根おろしと大根葉)

 今日の献立は「ごはん、鶏肉のおろしじょうゆかけ、みそ汁、野菜いため、牛乳」でした。
 大根は秋から冬にかけて甘みが増しておいしくなる、冬が旬の野菜です。給食では、10月から3月に使っています。それ以外の季節には「大根の加工品」を使うことで、栄養もおいしさも豊かな献立になるよう工夫しています。
 今日の給食では2種類の大根の加工品を使っています。さぁ、何かわかりますか?
 ひとつは鶏肉のおろしじょうゆかけに使っている「大根おろし」です。旬の時期に作った大根おろしを冷凍保存したものです。大根おろしを加えることで、さっぱりとした仕上がりになります。おろしだれまでおいしくいただきましたね。
 そして、もうひとつはみそ汁に入っている「大根葉」です。大根の葉は捨てられてしまうことが多いのですが、カロテン・ビタミンC・カルシウム・食物繊維を含む緑黄色野菜です。給食では、乾燥させた大根の葉をみそ汁の青味やそぼろなどに無駄なく使っています。
 たくさん収穫できる時期に様々に加工して無駄なく使う…素晴らしいことですね。
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