人にやさしい学校・人にやさしい緑中生であろう 個性の違いを認め、思いやりのある心を育もう 

今日の給食(5.16 ごまかかいため)

 今日の献立は「ごはん、肉じゃが、もやしのゆずの香あえ、ごまかかいため、牛乳」でした。
 
 ごまかかいためは、短冊切りにしたたけのこを油で炒めてみりん・しょうゆで味付けし、仕上げにいりごま・かつおぶしを加えているので「ごまかかいため」と名付けました。ごはんが進みましたね。

 「かか」とは「かつおぶし」のことです。初めてかつおぶしが作られた室町時代からかつおぶしのことを「おかか」と呼んでいたようです。皆さんもおにぎりの具で「おかか」はよく知っていますね。では、その語源は?と言うと…
 室町時代に宮中に仕える女官たちの間で使われた「女房詞(にょうぼうことば)」と言われるものです。かつおぶしの「か」を重ねて「かか」、それに丁寧さを表す「お」を付けて「おかか」と呼ぶようになったそうです。
 今でも使われている女房詞には、「おかず」「おかき」「おこわ」「おでん」「おひや」などがあります。
 食べものや料理の名前の由来を調べてみるのもおもしろいですね。
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今日の給食(5.13 わかたけ煮)

 今日の献立は「ごはん、きびなごてんぷら、豚汁、わかたけ煮、牛乳」でした。
 
 「わかたけ煮」は春を代表する料理です。「わか」はわかめ、「たけ」はたけのこのことで、どちらも春が旬の食材の組み合わせで『春先の出会いもの』と言われ、四季折々の風情を大切にすることは和食文化のねらいの一つになっています。
◆わかめ
 東北の「三陸わかめ」や四国の「鳴門わかめ」が有名です。(給食では、三陸産の生わかめを使用)秋から冬に受精し、2〜5月に収穫期を迎えます。カルシウムをはじめとする無機質、食物繊維などを多く含み、高血圧・糖尿病などの生活習慣病予防に効果があります。  
◆たけのこ
 主に「孟宗竹(もうそうちく)」の芽が地上に出る前の柔らかい部分を食べます。漢字では「筍」(竹かんむりに旬)と書きます。旬とは10日間をさし「10日以上たつと硬くなって食べられない」ことからこの漢字が当てられたそうです。

 給食では1年に1回、この季節ならではの登場です。生徒たちにとっては食べなれないおかずだったかも知れませんが、今日も残食は少しだけでした。春を感じることができましたね。
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今日の給食(5.12 変わりピザ)

今日の献立は「黒糖パン、豚肉と野菜のカレースープ煮、変わりピザ、みかん(缶)、牛乳」でした。

 ギョーザの皮をピザ台の代わりにした変わりピザは給食ではおなじみのメニューです。6人の調理員さんが2時間ほどかかって、2校分1500枚を作ってくださいました。「1枚では物足りない!」という声も早速聞こえてきました。「もっと食べたい!」という人は簡単に作れるので試してみてください。
 今日の給食では、ツナ、コーン、ピーマン、ピザソース、細切りチーズを使いましたが、ベーコンや玉ねぎを入れてもおいしそうですね。いろいろとアレンジしてみましょう。
 ギョーザの皮は大きいサイズのものを使うとより食べ応えが得られると思います。オーブントースターで表面がこんがりと色づくまで焼くと出来上がりです。「ギョーザを作った残りの皮でよく作ります!」という先生も。楽しく作っておいしく食べましょう。
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今日の給食(5.11 ひじきのいため煮)

 今日の献立は「ごはん、さけのごまみそ焼き、五目汁、ひじきのいため煮、牛乳」でした。
 
 5月6日に続き、今月2回目の使用になる「ひじき」について紹介しましょう。
 日本は周りを海に囲まれた島国であることから、昔から魚や海藻などの海の幸が多く食べられてきました。こんぶ、ひじき、のり、わかめ、もずくなどの海藻にはカルシウムや鉄などの無機質のほか、ビタミン類、食物繊維が多く含まれ、健康によい食べものであることがわかっていたのでしょう。生で食べるだけでなく、乾燥させることで保存性が高まり、一年中食べることができるのもありがたい食材です。
 ひじきはあくが強く生のままでは食べられないので、一旦ゆでてから乾燥させるなどして乾物として流通しています。私たちが食べるひじきの多くは中国や韓国から輸入されていますが、給食では国産のものを使っています。
 給食室では鉄製の釜を使って調理したので、更に鉄分たっぷりのいため煮に仕上がっていることでしょう。今日のひじきのいため煮の残食は、全校でわずか23人分だけでした。素晴らしい!「おいしく食べてもらえてよかった」と調理員さんも喜んでおられました。
 スポーツを頑張っている人、最近疲れを感じるなぁ〜という人は鉄が不足しているかも知れません。幅広い食品摂取で不足しがちな栄養素もしっかりととっていきましょう。
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今日の給食(5.10 河内ばんかん)

 今日の献立は「コッペパン、いちごジャム、コーンクリームシチュー、キャベツときゅうりのサラダ、河内ばんかん、牛乳」でした。

 河内ばんかんは熊本市河内町(かわちまち)で発見され、その地名の「河内」と「晩成の柑橘類」ということから名付けられました。
 栽培は一年を通じて気温が下がりにくく、霜の降りない暖かい地方に限定され、愛媛県や熊本県が主な産地となっています。今日の給食でも愛媛県宇和島市から388個が届きました。
 あっさりとした味わいで果汁が多く、グレープフルーツに似た味です。薄皮をむいて食べます。今がちょうど旬になりますので、ご家庭でも初夏の味を楽しんでください。
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