人にやさしい学校・人にやさしい緑中生であろう 個性の違いを認め、思いやりのある心を育もう 

今日の給食(6.2 もずく)

 今日の献立は「ごはん、豚肉の甘辛焼き、もずくとオクラのとろり汁、切り干し大根のいため煮、牛乳」でした。

 日本は周りを海に囲まれているため、昔から様々な海藻類を食生活に取り入れてきました。海藻の名前、いくつ知っていますか?
 現在、給食で使っているものを紹介すると…「青のり」「こんぶ」「ひじき」「のり」「わかめ」「(ミックス海藻に入っている)赤とさか」そして今日の「もずく」の7種類です。
 もずくは春から夏にかけて繁茂する、柔らかくてねばりのある茶褐色の海藻です。給食で使用している沖縄県産のオキナワモズクは、太さ1ミリメートルと太く、柔らかい食感が特徴です。
 酸味との相性がよいため「もずく酢」として食べられることが多いようですが、みそ汁やスープ、雑炊、天ぷらなどでもおいしく食べることができます。
 「もずく」という名前の語源は、大きな海藻に付着して生育することから「藻(も)に付く」ところからだとされています。
 今日のスープは、もずく、オクラ、えのきたけといずれもねばりのある食材を使い、とろみのある仕上がりにしました。これらの食材にあるとろみは、夏バテや便秘の予防に効果的です。暑さで食欲がない時にも「とろり」として食べやすそうですね。
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今日の給食(6.1 てぼ豆と三度豆)

 今日の献立は「黒糖パン、鶏肉のカレーマヨネーズ焼き、てぼ豆のスープ、三度豆とコーンのサラダ、牛乳」でした。

 今日は「豆」について紹介しましょう。豆は、植物の種にあたるので、次世代を残すために小さな体に多くの栄養分を蓄えています。今まで給食に豆が出てくると残食が多かったのですが、昨日の金時豆のおこわはどのクラスもきれいに食べていましたね。
 今日の給食でもスープに白い豆「てぼ豆」が入っていました。いんげん豆の仲間です。豆には、たんぱく質、炭水化物、鉄、カルシウム、食物繊維などの豊富な栄養素を含んでいるので、給食でも積極的に使うようにしています。
 そして、サラダに入っている緑の野菜も「豆」という名前がついています。「三度豆(別名:さやいんげん)」です。こちらは豆が成熟する前にさやごと食べる緑黄色野菜です。カロテンやビタミンCを多く含んでいます。三度豆の中に入っている豆を完熟させるとてぼ豆と同じ仲間の「いんげん豆」になります。こどもとおとなのような関係ですね。(栽培品種は異なります)
 同じいんげんでも豆を食べる「いんげん豆」とさやを食べる「三度豆(さやいんげん)」では味だけでなく栄養的な価値も変わってくるので面白いですね。それぞれに楽しみましょう。
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今日の給食(5.31 おこわ)

 今日の献立は「コッペパン、アプリコットジャム、金時豆の中華おこわ、中華スープ、ツナと野菜のオイスターソースいため、牛乳」でした。

 昔は、もち米を蒸したものを「強飯(こわいい)」と言っていたそうです。それに丁寧語の「お」を付けて「おこわ」と呼ばれるようになりました。(これに対し、うるち米を炊いたごはんは、柔らかいことから「姫飯(ひめいい)」と呼ばれていたそうです)
 栗おこわ、山菜おこわ…お祝いの時に食べる赤飯もおこわの一つです。
 今日の給食では、もち米に、鶏肉、金時豆(ドライパック)、しめじを具として、塩としょうゆの味付けに、ごま油を少し加えて蒸し上げ、中華らしさを出しましたe。
 本来なら、おこわを主食として提供したいところですが、給食室では930人もの大量のおこわを炊く調理設備がありません。そこで、いろいろな料理を体験するという給食の目的を達成するために、副食の一品として献立に取り入れてきました。パンとの組み合わせで違和感があったかも知れませんが、どのクラスもほぼ完食していました。
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今日の給食(5.30 ちくわのいそべあげ)

 今日の献立は「ごはん、ちくわのいそべあげ、あつあげとさといものみそ煮、あっさりキャベツ、牛乳」でした。

 「いそべあげ」とは、のりを衣に使った揚げもの料理につけられる名前です。今日の給食では、青のりを入れた天ぷら衣をちくわに付けて油で揚げました。嫌いな人はいないのではないかと思われるくらい、毎回、大好評のおかずです。

 さて、ここで「ちくわ」に関するクイズをしましょう。
<問題>ちくはは、何を原料として作られている食べものでしょうか?
1.小麦粉 2.大豆 3.魚

 正解は3の魚です。鮮度が落ちやすい魚の身をいろいろな加工品にして食べる昔の人の知恵です。魚の身をすりつぶして味付けして練り、蒸したり焼いたり揚げたりしたものを「練り製品」と呼んでいます。その一つ、竹の棒にすり身を塗り付け、焼いたものがちくわです。漢字では「竹輪」と書きます。練り製品には、かまぼこやはんぺん、さつまあげなどがあります。
 ふだん、よく食べている食べものが何から作られているのか、興味をもって調べてみるのもおもしろいかも知れませんね。
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今日の給食(5.27 チンゲンサイ)

 今日の献立は「ごはん、八宝菜、チンゲンサイともやしのしょうがあえ、パインアップル(缶)、牛乳」でした。
 
 チンゲンサイは日本で最も広まった中国野菜です。日本に入ってきたのは、今年ちょうど50周年を迎えた「日中国交正常化」以降とされています。千葉県柏市で栽培がスタートし、今では、茨城県、静岡県、愛知県などが主な生産地となっています。(今日の給食では長野県産のものを使いました)
 チンゲンサイはアブラナ科の野菜で、軸の下の方に厚みがある独特の形をしています。漢字では「青梗菜」と書き、カロテンを多く含む緑黄色野菜の一つです。味は淡白でくせがなく、加熱しても煮くずれないので、いためもの、煮もの、汁もの、和えものなどに幅広く使える便利な野菜です。
 今日の給食では、ゆでた後、蒸したもやしと合わせてしょうが汁、砂糖、うす口しょうゆであえました。
 今日の給食では、一人当たり156gの野菜を使っています。健康のために国が推奨している1日350gの1/3量を優に超えています。日頃、野菜不足かな?と感じている人は今日の給食も減らさず、残さず、しっかりといただきましょう。
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