人にやさしい学校・人にやさしい緑中生であろう 個性の違いを認め、思いやりのある心を育もう 

今日の給食(6.6 米)

 今日の献立は「和風カレー丼、すまし汁、和なし(カット缶)、牛乳」でした。

 今日6月6日は、季節の指標である「二十四節気」の一つ、「芒種(ぼうしゅ)」です。「稲や麦など、穂のなる穀物の種をまく頃」という意味で、田植えを始める目安とされているようです。「主食の米となる稲を植える大切な時期」です。
 日本は米を主食とした食生活を続けてきましたが、2015年にパンの消費量が米を抜き、米離れが進んでいるようです。しかし、米は国内自給率ほぼ100%です。日本の食の安定供給の視点からも食生活について考えていきたいですね。

 そこで、給食の米(ごはん)について紹介しましょう。給食で食べるごはんは、炊飯業者さんが炊いて学校に納品してくださいます。現在、使っている米は青森県産の「まっしぐら」という銘柄米です。青森県の気候に合わせて品種改良され、2006年に誕生しました。農家の方の「食味・品質の追求にまっしぐらに取り組んでいく気持ち」を込めて命名されたそうです。しっかりとした粒感と適度な弾力で食べ応えがあり、べちゃっとなりにくい特徴があります。今日もおいしくいただきましたね。
 給食の米の銘柄は学期ごとに変わります。2学期はどんなごはんが食べられるのか楽しみですね。
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今日の給食(6.3 クインシーメロン)

 今日の献立は「おさつパン、かぼちゃのクリームシチュー、キャベツのゆずドレッシング、クインシーメロン、牛乳」でした。
 
 給食では、季節に応じた生の果物をいろいろと提供しています。6月に旬を迎えるのがメロンです。給食では毎年「クインシーメロン」を献立に取り入れています。(メロンは植物分類学上ではウリ科の野菜ですが「果実的野菜」…果物として扱っています)
 今日の給食では、メロン生産量全国2位の熊本県から届きました。給食室では種を取り除き、8等分に切り分けていただきました。給食室前では当番の生徒から「メロンや〜」という歓声が次々とあがっていました。
 メロンの栄養成分で比較的多く含まれているのは、体内のナトリウムを排出する働きのあるカリウムやコレステロール値を抑える食物繊維であるペクチンなどです。更に、赤肉系のメロンには、かぼちゃやにんじんなどと同じくカロテンが豊富に含まれているのが特徴です。
 クインシーメロンの名前の由来は、果肉が赤いことから女王を表す「クイーン」とカロテンなどが豊富で健康を表す「ヘルシー」を合わせた造語です。1989年に発表された比較的新しい品種です。
 今月の給食では、旬の果物として、28日に「さくらんぼ」が登場する予定です。お楽しみに。
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今日の給食(6.2 もずく)

 今日の献立は「ごはん、豚肉の甘辛焼き、もずくとオクラのとろり汁、切り干し大根のいため煮、牛乳」でした。

 日本は周りを海に囲まれているため、昔から様々な海藻類を食生活に取り入れてきました。海藻の名前、いくつ知っていますか?
 現在、給食で使っているものを紹介すると…「青のり」「こんぶ」「ひじき」「のり」「わかめ」「(ミックス海藻に入っている)赤とさか」そして今日の「もずく」の7種類です。
 もずくは春から夏にかけて繁茂する、柔らかくてねばりのある茶褐色の海藻です。給食で使用している沖縄県産のオキナワモズクは、太さ1ミリメートルと太く、柔らかい食感が特徴です。
 酸味との相性がよいため「もずく酢」として食べられることが多いようですが、みそ汁やスープ、雑炊、天ぷらなどでもおいしく食べることができます。
 「もずく」という名前の語源は、大きな海藻に付着して生育することから「藻(も)に付く」ところからだとされています。
 今日のスープは、もずく、オクラ、えのきたけといずれもねばりのある食材を使い、とろみのある仕上がりにしました。これらの食材にあるとろみは、夏バテや便秘の予防に効果的です。暑さで食欲がない時にも「とろり」として食べやすそうですね。
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今日の給食(6.1 てぼ豆と三度豆)

 今日の献立は「黒糖パン、鶏肉のカレーマヨネーズ焼き、てぼ豆のスープ、三度豆とコーンのサラダ、牛乳」でした。

 今日は「豆」について紹介しましょう。豆は、植物の種にあたるので、次世代を残すために小さな体に多くの栄養分を蓄えています。今まで給食に豆が出てくると残食が多かったのですが、昨日の金時豆のおこわはどのクラスもきれいに食べていましたね。
 今日の給食でもスープに白い豆「てぼ豆」が入っていました。いんげん豆の仲間です。豆には、たんぱく質、炭水化物、鉄、カルシウム、食物繊維などの豊富な栄養素を含んでいるので、給食でも積極的に使うようにしています。
 そして、サラダに入っている緑の野菜も「豆」という名前がついています。「三度豆(別名:さやいんげん)」です。こちらは豆が成熟する前にさやごと食べる緑黄色野菜です。カロテンやビタミンCを多く含んでいます。三度豆の中に入っている豆を完熟させるとてぼ豆と同じ仲間の「いんげん豆」になります。こどもとおとなのような関係ですね。(栽培品種は異なります)
 同じいんげんでも豆を食べる「いんげん豆」とさやを食べる「三度豆(さやいんげん)」では味だけでなく栄養的な価値も変わってくるので面白いですね。それぞれに楽しみましょう。
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今日の給食(5.31 おこわ)

 今日の献立は「コッペパン、アプリコットジャム、金時豆の中華おこわ、中華スープ、ツナと野菜のオイスターソースいため、牛乳」でした。

 昔は、もち米を蒸したものを「強飯(こわいい)」と言っていたそうです。それに丁寧語の「お」を付けて「おこわ」と呼ばれるようになりました。(これに対し、うるち米を炊いたごはんは、柔らかいことから「姫飯(ひめいい)」と呼ばれていたそうです)
 栗おこわ、山菜おこわ…お祝いの時に食べる赤飯もおこわの一つです。
 今日の給食では、もち米に、鶏肉、金時豆(ドライパック)、しめじを具として、塩としょうゆの味付けに、ごま油を少し加えて蒸し上げ、中華らしさを出しましたe。
 本来なら、おこわを主食として提供したいところですが、給食室では930人もの大量のおこわを炊く調理設備がありません。そこで、いろいろな料理を体験するという給食の目的を達成するために、副食の一品として献立に取り入れてきました。パンとの組み合わせで違和感があったかも知れませんが、どのクラスもほぼ完食していました。
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