6/13(月)全校集会

 全校集会を実施しました。校長先生の講話を紹介します。

 おはようございます。11日土曜日に地域の方々に新しい校舎をご覧いただく内覧会があり、各学年の代表生徒が地域の方々を引率して校舎を案内してくれました。「一生懸命説明してくれたり色々話しをしてくれたり、本当に素晴らしい生徒さんたちでした、ありがとうございました」とお褒めの言葉をいただきました。
 前日の式典前清掃から、当日の受付、誘導、解散まですべての生徒が関わり、内覧会を成功に導いてくれました。先生からもお礼を言います、ありがとう。
 またそのあとのクリーンアップ活動にも多くの生徒が参加し地域の人ともに頑張ってくれました、生徒会の心づくり運動がこれからさら広がっていくことを期待しています。ご苦労さまでした。
 今日は社会科や国語の授業で習ったと思いますが、歴史上の人物、福沢諭吉の言葉を紹介します。彼は「学問のすすめ」で有名な蘭学者・教育学者ですが、みなさんも知っていますね。また、彼は東京にある慶應義塾大学を造った人としても知られています。その彼が慶應義塾を開校した時に、学生たちに言った言葉を紹介します。

 学校で一番楽しいことは好きな教科を持つことである。
 学校で一番悲しいことは注意してくれる友達がいないことである。
 学校で一番みじめなことは規則を破っても気にならなくなってしまうことである。
 学校で一番醜いことは授業の邪魔をすることである。
 学校で一番美しいことは落ちているゴミを拾うことである。

どうですか?どれも考えさせられますね。先生はこの福沢諭吉の言葉の中でも特に大
事だと思うことは「注意してくれる友だちを持っているかどうか」だと思います。
 君たちは江戸幕府を開いた、徳川家康という人の名前を聞いたことがあるでしょう。彼は6歳の時、今の静岡県あたりに勢力を持っていた今川義元の人質となります。人質ですからいつ殺されるかわかりません。そんな不安な思いで今川義元の前に連れて行かれた時、今川義元はしばらく家康の顔をじっとみて家来たちにこんなことを命令します。「これから家康が何か欲しいといえばなんでも与えよ。したくないといえば無理にさせるな。なんでも家康の言うことをすべて聞いてやれ。」みなさんは何と今川義元は優しい人物なんだと思うでしょう。でもそれは大きな間違いです。今川義元は家康の顔を見たとたんこれは大変な人物になる。そうなる前に、家康を駄目な人間にしてしまおうと考えて、このようにいったのです。
 人間を駄目にしようとすれば簡単です。何でもその人の言うことを聞いてあげればいいのです。するとその人に感謝の気持ちがなければ、わがままで自分勝手な人間となります。そんな人間が殿様になれば人々の信頼は得られず国は乱れ、戦う前に国は滅んでしまします。今川義元はそれを狙ったのだといわれています。幸い、家康とともにやってきた家来がこの企てを知り今川義元の作戦は失敗します。
 みなさんのことを「大切だと思っていない人」は、みなさんのいうことを何でも聞いてくれます。でも、「みなさんのことを大切だと思っている人」は皆さんのいうことを何でも聞いてくれる人ではありません。本当の優しさには、時には厳しい叱りの声が伴うものだと思います。叱りの声もなくただ優しい人は、みなさんを駄目に、わがままに、自分勝手な人間にしてしまうということがあることを知っておいてください。

『学校で一番悲しいこと、それは注意してくれる友達がいないこと、、、、』
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6/11(土)クリーンアップ活動

クリーンアップ活動の続きです。
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6/11(土)クリーンアップ活動

クリーンアップ活動の続きです。
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6/11(土) クリーンアップ活動

 新校舎竣工記念内覧会の後、クリーンアップ活動を行いました。
 生徒と地域の方々が一緒になり小雨が降っていましたが、一生懸命に取り組みました。
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6/11(土)新校舎竣工内覧会

 新校舎竣工内覧会の続きです。
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