校長室の窓vol7「登校時のマスクについて」
今回の校長室の窓は「登校時のマスクについて」です。6月も末になり、梅雨の蒸し暑さと真夏の日差しが重なり、熱中症に気を付けなければなりません。
登校時の子どものマスク着用の様子を見ますと、約8割がマスクを着けています。マスクを外さなくても、あごの部分にずらすだけでも、熱中症対策になるかと思います。 何人かの保護者の方にお話を聞くと、「マスクを付ける習慣になっている。」、「マスクを付けていかないと、忘れてしまうので。」というご意見がありました。 今後は、マスク着用が当たり前という状況から、必要に応じてマスクを着脱するという難しい判断が求められてきます。子どもたちが、その判断をするのはとても難しいでしょう。時には、私たち大人が責任をもって、子どもたちを諭しながら、マスクの着脱の判断をすることが求められると考えています。 それぞれのご家庭によって、家庭環境も違いますから、マスクの着脱のお考えも異なると思います。新型コロナウイルス感染症と同時に熱中症の対策についても、ご家庭で子どもたちと話し合っていただければ嬉しいです。 北津守小学校 校長 辻 信行 北津守の学力向上 vol6 「プール学習」今も昔も変わらず、プールが苦手な子どもたちはいます。お子さんが家で、「プールがいいやや。」と話すこともあると思います。ご家庭でできることは、お風呂や起床時に、洗面器に水やお湯をためて、顔を付けたり、洗ったりするなどの水慣れです。その時に、目を開けることができればOKです。実は、このようなちょっとしたことでも、子どもにとっては自信となり、プールの学習に向かう気持ちが強くなります。プールも国語や算数の学習も、日々の積み重ねが力となり、子どもたちは成長していくのです。 新型コロナウイルスの感染対策と熱中症対策を同時に行いながら、プールの学習も進めていきます。保護者の皆様のご理解とご協力をお願いします。 校長室の窓vol6「校長室の風景」〜みんなの居場所〜
今回の校長室の窓は、普段の「校長室の風景」についてお話します。子どもたちは、休み時間になると、よく校長室を訪ねてくれます。子どもたちが話す内容は、他愛もないことがほとんどです。けれど、その他愛もないことの中に、本当に伝えたいことのヒントが隠されている場合があります。子どもたちは、以下のような話をしてくれます。
・友だちのこと ・家族のこと ・勉強のこと ・先生のこと ・自分の生い立ちや将来のこと ・悩みや相談 大人でもそうですが、子どもたちも自分の話をすることで気持ちがすっきりすることが多いようです。私が「少し心配だな。大丈夫かな。」と感じた子どもたちの悩みや相談に対しては、「校長先生にできることはあるかな?」、「その悩みについて、一緒に考えてみてもいいかな?」、「担任の先生に伝えてもいい?」と問いかけます。 校長室でのほんの些細な会話から、子どもたちの様子や友だち関係、クラスでの状況、お家での出来事を知ることもあります。私は、「校長室」がすべての子どもたちの居場所になればいいと考えています。 けれど、本当の子どもたちの居場所は自分の「教室」だと思います。教室が居心地がよくて、みんなと過ごす毎日が嬉しくて、先生といろんなことを話すのが楽しい。私が学級担任のときは、そんなクラスを創ることを目標にしていました。 でも、子どもでも大人でも誰にでも、しんどいとき、1人になりたいとき、静かな環境で過ごしたいときがあるかもしれません。そんなときに、「校長室」が一人ひとりの居場所になればいいなと思っています。 北津守小学校 校長 辻 信行 校長室の窓vol5「救急救命講習会」
今回の校長室の窓は、「救急救命講習会」のお話です。20日からプールの学習が始まりました。万が一のプール事故に備えて、多くの教員が講習を受けるようにしています。
今回は、前北津守小学校の教頭先生である「田村 亮」先生(現在は九条南小学校教頭)を講師としてお招きし、1時間、AEDの活用や心肺蘇生法について学びました。 本校の教員は、講師の田村先生のお話と実演を真剣に聞き、消防署から借りてきた人形で心肺蘇生の方法や、実際にAEDを使っての講習を受けました。みんな、田村教頭先生との懐かしの対面を喜びながら、緊急の場合の対応について学ぶことができました。 田村 亮先生、講師をお引き受けいただき、ありがとうございました。 北津守小学校 校長 辻 信行 ボッチャ体験(3年) |