北津守の学力向上 vol2 「説明文の研究」
今回の北津守の学力向上は、昨年度の5年生の説明文の研究授業についてお話します。今回の授業は、「弱いロボットだからできること」という教材で、テクノロジーの進歩とその付き合い方を考えさせるお話でした。
SF作家の星新一氏は、短編SF小説で「人間らしいロボット」を題材にして、テクノロジーの未来を創造させる作品を書いています。人の命令に対して、「人間らしいロボット」は、何とかさぼろうとして様々な理屈をこねます。結局、ロボットは何もせず、人が自分で掃除も洗濯も調理もするはめになってしまうというお話です。 近い将来、そんな未来が訪れるかもしれませんね。 子どもたちは、自分の考えをまとめ、グループになって意見を交流しながら、学びを深めることができていました。写真は、この物語で活用したワークシートを拡大したものですが、学んだことを教室に掲示して、いつでも全体で振り返ることができるようにしています。 もう1枚の写真は、5年生のみんなが考えた教室のマナーについてです。私は、学級経営は、ルールで縛るよりも、みんなでマナーを考え、誰もが過ごしやすくなるクラスを創っていくことが大事だと考えています。素敵な取組だと思います。 北津守小学校 校長 辻 信行 6年生防犯教室中学生に向けて必要なスマホの正しい使い方、スマホの危険性について考えました。 最初は笑って話を聞いていた子どもたちですが、何気ないことから危険なことに巻き込まれていくことを知るにつれ、真剣な顔つきに(-“-) 自分で考え行動できる中学生になれるようがんばりましょう(*^_^*) 校長室の窓 vol2 「入学式・学校長式辞」
今回の校長室の窓は、今年度の入学式の私の「式辞」です。今年度は、24名の児童が入学しました。北津守小学校では、最も人数が多い学年となりました。
入学してから、1か月が過ぎました。みんな元気よく登校しています。これから、たくさんの人と出逢い、いろいろなことを学んでほしいと思います。 大阪フィルハーモニー交響楽団北津守の学力向上 vol1 「プログラミング教育」
今回の北津守の学力向上は、「プログラミング教育」についてです。
「プログラミング」とは、コンピュータに対して順番に指示を出すことによって、意図した動作をコンピュータにさせることです。 プログラミング教育は、これからの社会を生きる子どもたちが、グローバル化やIT化する予測不可能な社会で幸せに生きるために導入されます。プログラミング教育で重視されているのは、プログラミングを学ぶことによって身につく論理的に考える力、プログラミング的思考です。 例えば、プロ野球選手になるためには、どんな練習をする必要があるでしょうか。これをプログラミング的な思考では、「毎日素振りをして、スイングスピードを上げる」、「ノックを100本受けて、球際に強くなる」、「走り込みをして足腰を鍛える」といったように論理的に練習メニューを考えていきます。 目的を達成するために必要なことは何かを論理的に考え、プログラム化をすることが大切なのです。よく、○○プログラムという言葉を聞きます。 北津守小学校でも、「若手教員育成プログラム」があります。若手教員の指導力の向上を目的に、様々なプログラムが組まれています。 少し説明が長くなりました。下記の写真は、昨年度の6年生が取り組んだ「プログラミング学習」です。信号機の点滅や切り替えの順番をコンピューターに指示し、プログラミングをしていきます。子どもたちは、私たちよりも上手にコンピューターに指示を伝えて、信号機を正常に作動させるこができました。 これからは、このような学習がスタンダードになっていく時代です。私たち大人も、取り残されないように学び続けたいものです。 北津守小学校 校長 辻 信行 |