なーんだ?みなさん!元気にしていますか? 連休は楽しく過ごしていますか?朝夕がとても過ごしやすくなりました。体調には十分に気をつけてくださいね。 では、問題です。 「わるとつかえるけど、おるとつかえなくなるものってなーんだ?」 答えは校長室前でね! 固定観念からの脱却「チェンジの法則(麻生 泰 著 扶桑社)」より、 靴を売る営業マンが二人、アフリカへ現地調査に行きました。二人は現地の様子を見て驚きました。みな裸足で生活していたからです。一人の営業マンは、「現地人は靴を履いていないので、市場はありません」と言いました。もう一人の営業マンはまったく同じ状況を見て、真逆の報告をしました。 「誰も靴を履いていないので、市場は無限大です!」(中略) 僕たちは誰もが固定観念という「見えない鎖」に縛られて行動できなくなっています。いままで経験したことがないことに対して拒否反応を示してしまうのです。 クロネコヤマトといえば「宅急便」で有名ですが、その生みの親はヤマト運輸の創業者の次男、小倉昌男さんです。ビジネスの軸を個人向け宅配にシフトするという小倉さんの構想に、経営陣は皆、猛反対したそうです。 当時、個人の荷物配達は郵便局が独占していました。「荷物の重さは6kgまで、しっかり梱包して紐をかける、荷札をつけて郵便局へ持ち込む、到着日時は不明」など、使い勝手の悪いものでした。「国の事業に民間が勝てるわけがない」と誰も参入しようとしませんでした。しかし、小倉さんだけが「市場は無限大だ」と確信したのです。 「できない」と言った瞬間から「できなく」なる。「できる」の反対は「やらない」。「できない」を「やってみる」にチェンジしてみませんか?失敗したって大丈夫!やり直せばいいんです!人間いつだってやり直しができるから! 自分がつくる!放課後は、大人の学び合いです! テーマは「インクルーシブな学校づくりとは?」です。 教授からは昨今の特別支援教育の課題や国や世界的視野からの実情をお聞きしました。 グループ討議では、今の課題や今後の方策について、みんなで対話をしました。 現状を真摯に受け止め、一人一人が今からできることを、できる人から無理なく動くこと。そして、そのためにも互いのコミュニケーション力をさらに高めること。 「子どもも大人もいきいきしている学校」をめざして、チーム力を高めていきましょう! 安心できる居場所!今日は名古屋から教職員が、東京から大学教授が、それぞれ子どもたちとともに学ぶために長原小に来校されました! 自分から自分らしく各教室に入り込み、子どもたちと学び合いました。いつになく大人が多くとも、子どもたちは今まで通り、学びに向かいます。子どもは寄り添ってもらえる大人がいることで安心して学ぶことができます。私たち大人は子どもから学ぶ大人として、子どもの声にならない声を聴くこと、自分ができることを探します! 支援に大事なことは、付かず離れず、黒の子のようにいること。そして、子ども同士をつなぐことです。子どもにとっても、大人にとっても安心できる居場所づくりをこれからもめざします! 来校されたゲストのみなさま、本日はありがとうございました。 困った子は困っている子!鼻笛、キーボード、ハーモニカ、それぞれの音色を工夫して、演奏が展開されます!演奏者は目の不自由な方です!目が見えない中で子どもたちからのリクエスト曲を記憶され、巧みに演奏する姿は感動でした!子どもたちもリズムに乗って演奏を楽しみました! 子どもからの「つらいですか?」の質問には、 「不便やけども、確かにつらい時もある。 でもいろんなものを工夫して便利に過ごしてます。たとえばアイホンがしゃべったり!」 「不便?って、簡単に言ったら困ること!みんなも困ることあるやろ?困ること多いけど、つらいことではないねん!」 また、 「ご飯はどうやって食べてますか?」の質問には、 「なんとかなるし、困ったら誰かに助けてもらうよ。走ることだって、誰かといっしょなら走れる!」 「なんでもいろいろ工夫して、考えて、練習してできるようになる。」 「最初からできる人はいない。練習して頑張ったらできるようになるよ!」 と、反対にエールを送ってもらいました。 1年生のみなさんにとって不便?障がい?という言葉は難しいかもしれません。でも、困ったこと!と聞かれると、みんなに心当たりがあるでしょう。友だち同士はもちろん、私たち大人同士も、そして、子どもと大人同士も、はじめから「困った子」はいません! 「困った子」は「困っている子」! です!どうすればその困り感を取り除くことができるのかをみんなで考えましょう! とても貴重な学びの場になりました! 講師の先生方、ありがとうございました。 |
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