12月16日(月)〜20日(金)「個人懇談」 14時頃下校

北津守の学力向上 vol24「学び合いの学習」〜2年生〜

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 今回の北津守の学力向上は、「学び合い」の学習ついてのお話です。今回は、2年生の子どもたちが算数の勉強をしている様子を見ていました。すると、上の写真のような状況になりました。子どもたちが自然と学び合っているではありませんか!

 上図は、アメリカ国立研修センターが示した「学びのピラミッド」と言われるものです。先生の話を聞いている講義型の授業の学習定着率は5%、視聴覚教材を使った授業の学習定着率は20%です。

 一方、グループ討論などの協働的な学びが50%、体験学習が75%です。そして、他の人に教えるという行動は、学習定着率を90%にまで高めます。2年生の子どもたちが自然に行っている「学び合い」や「教え合い」こそ、学力を高めるのです。

 このような子どもたちの行動は、友だちを思いやる優しい心が育まれてこそ生まれます。そして、普段の先生たちの見守りや声かけ、賞賛の言葉が、その行動を学級全体に根付かせることにつながります。

 北津守小学校が目指している教育が、上のたった1枚の写真に凝縮されていると言えます。本校では、子どもたちの「学び合い」や「教え合い」の風土が根付くよう、これからも少しずつ取り組みを進めていきます。

 2年生の子どもたちへ。「すてきだよ! やさしいな! ありがとう!」
                  北津守小学校 校長 辻 信行

北津守の学力向上 vol23「多文化共生教育の推進」〜グローブクラス〜

 今回の北津守の学力向上は、第2回目のグローブクラスの様子をお伝えします。外国につながりのある児童が、たくさん参加しています。外国につながりのない児童でも、興味のある児童が見学をしたり、一緒に活動したりすることもあります。

 フィリピンの遊びである「バンブーダンス」(写真上)、韓国・朝鮮の遊びである「トゥホ」(写真中)と「チェギチャギ」(写真下)を楽しみました。「バンブーダンス」は、3人1組で、リズムに合わせてジャンプをして遊んでいました。

 「トゥホ」は、的の中に矢を入れるのが難しかったようです。「チェギチャギ」は、日本の「蹴鞠」(けまり)のような遊びです。中国には、「ジェンズ」という似た遊びがあり、近代的なスポーツとなっています。「チェギチャギ」は、かなり難しくて、3回続けて蹴ることができれば上出来です。

 校長先生は、グローブクラスに参加する皆さんが、様々な国や地域の遊びを楽しんだり、言葉を学んだりしている姿を見ると、とっても嬉しい気持ちになります。これからも楽しく活動しながら、あなたたちが自分のアイデンティティを大切にし、自尊感情を育んでいくことを応援し続けたいと思っています。
                   北津守小学校 校長 辻 信行
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北津守の学力向上 vol22「外国語(英語)の研究授業」

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 今回の北津守の学力向上は、「外国語(英語)」の学習についてのお話です。大阪市教育委員会から英語が専門の指導教諭の先生をお招きし、5年生で研究授業を行いました。

 私が小学生の頃は、もちろん外国語の授業はありません。中学・高校時代の英語は、どちらかと言えば、単語や文法を覚えることに重点が置かれていたように思います。今は、小学生でも、英語を使ったコミュニケーションの力を育成するという部分が大事にされています。

 今回も、北津守の先生と委員会の先生が英語でコミュニケーションする場面を多く見せました。話すことの中でもやり取りする場面を、指導者が示すことで、児童は英語に慣れ親しんでいきます。それをもとに、次は実際に自分たちが友だち同士や指導者とやり取りしていきます。

 英語の学習では、次の技能を身につける必要があります。
 ○「聞くこと」
 ○「読むこと」
 ○「話すこと(やりとり)」
 ○「話すこと(発表)」
 ○「書くこと」
 今回は、「話すこと(やりとり)」の学びを中心にしながら、「聞くこと」や「書くこと」にも取り組みました。

 英語の学習が終わり近づいた時、子どもたちから「えー、もう今日、英語終わりなん。」という声が聞かれました。子どもたちが、英語の学習を楽しんだという証の声だと言えますね。

                  北津守小学校 校長 辻 信行


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校長室の窓vol25「就学時健康診断」

 今回の校長室の窓は、昨日行われた「就学時健康診断」の様子をお伝えします。来年度に入学予定の約20名の子どもたちが、検診を受けました。

 内科、耳鼻科、眼科、歯科の校医先生の健康診察を受けました。さらに、視力検査や聴力検査を実施しました。最後に、本校の教員による教育相談や健康相談を行いました。

 来年度、入学予定の子どもたちは、静かに順番を守り、先生たちのお話を聞いて、すべての検診と相談を受けることができました。ご参加いただいた保護者の皆様、ありがとうございました。

 また、当日、様々なご事情により「就学時健康診断」を受診できなかったご家庭には、ご自宅に本日の資料をお届けします。わからないことや詳しくお聞きになりたいことがございましたら、遠慮なく北津守小学校(06-6568-0415)まで、ご連絡ください。直接、本校にお越しいただいても大丈夫です。皆様からのご連絡をお待ちしております。

 来年度に入学予定の皆さん、北津守小学校で楽しみに待っています。

                  北津守小学校 校長 辻 信行
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北津守の学力向上 vol21「国語科の研究授業」〜サーカスのライオン〜

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 今回の北津守の学力向上は、先日、3年生で行った「サーカスのライオン」という物語文の研究授業の様子をお伝えします。
 今回も国語科が専門の大阪大谷大学の今宮 信吾先生をお招きし、研究授業に引き続き、研究討議会を行いました。この教材は、30年くらい前から国語科の教科書に載っていますので、保護者の皆様の中にも、知っておられる方がいるかもしれません。

 年老いたライオンのじんざが、一人の少年との出会いによって、元気を取り戻すお話です。様々な文章の描写が、子どもの想像力を掻き立て、登場人物の気持ちを深く理解できるようになります。

 物語をよく理解し、自分の言葉や文章で考えを表現し、友だちと対話しながらより深い学びに深めていくことが、今、求められている学力と言えます。今回の研究授業でも、自分の考えを書いたり、発表したりしながら、友だちと意見を交流するようにしました。

 今後の「北津守の学力向上」では、今年度の「全国・学力学習状況調査」の結果を踏まえ、これから求められる学力観についても考察していきたいと思います。

                  北津守小学校 校長 辻 信行


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