今日の献立は「ピリ辛丼、中華スープ、黄桃(缶)、牛乳」でした。
ピリ辛丼は、豚肉、たまねぎ、にんじん、むき枝豆を具材とし、砂糖、しょうゆ、みそで味付けし、トウバンジャンで辛みをつけて中華風の丼にしました。
給食では「辛み」を加えるために、一味唐辛子、トウバンジャン、コチジャン、ラー油などを献立に合わせて使っています。
甘味、塩味、酸味、苦味、うま味の「五味」は味覚神経で感じる「味」ですが、辛みは痛みと同じ痛覚や温度覚で感じるものなので「味」とは別のものとされています。
辛みには、口の中をカァーっとさせるとうがらしやこしょうなど、鼻の粘膜をツーンとさせるわさびやからしなどがありますが、それぞれに辛みの成分が違うために感じ方も異なるようです。
五味以外の「辛み」は、食欲増進、新陳代謝の促進などの効果の他に、料理に奥行きや幅をもたせてくれるので、おいしく食べるためには欠かすことのできないアイテムですね。
今日のピリ辛丼も「辛さが効いていておいしかった」という感想がありました。激辛が好きな人もいると思いますが、食べすぎは胃を刺激するので、ほどほどにしておきましょう。