人にやさしい学校・人にやさしい緑中生であろう 個性の違いを認め、思いやりのある心を育もう 

今日の給食(5.24 ミネストローネ)

 今日の献立は「黒糖パン、一口トンカツ、ミネストローネ、ミニフィッシュ、洋なし(カット缶)、牛乳」でした。

 ミネストローネについて紹介しましょう。
 ミネストローネはイタリアの料理で「具だくさんのスープ」という意味です。使用する材料に決まりはなく、田舎の家庭料理です。日本のみそ汁に似た感じです。
 野菜の他に、豆やショートパスタを入れたトマト味のスープというイメージがあります。ある文献によると、今から500年くらい前から食べられていたそうですが、当時はトマトは使われていませんでした。その後、イタリアでトマトの栽培が始まってからミネストローネにトマトが使われるようになったようです。
 トマトにはグルタミン酸などのうまみ成分を多く含み、加熱することで甘みやうまみが増します。また、赤い色素のリコピンには抗酸化作用があり、がんや老化を防ぐ効果も期待できます。
 給食では、オリーブ油でにんにくをいため、鶏肉、にんじん、たまねぎ、キャベツの他に、水煮のトマト、トマトピューレを使って健康的においしく仕上げました。今日の給食で野菜が摂取できるのはこのミネストローネだけです。残さずにいただきました!
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今日の給食(5.23 プルコギ)

 今日の献立は「ごはん、プルコギ、とうふとわかめのスープ、きゅうりの甘酢づけ、牛乳」でした。
 
 金曜日の中国料理に続き、今日は韓国・朝鮮料理です。プルコギはもうおなじみの料理となりましたね。「プル」は「火」、「コギ」は「肉」を意味します。甘辛く味付けした薄切りの牛肉を野菜や春雨などといっしょに「プルコギパン」という専用の鍋で焼く料理です。日本のすき焼きにも似ているでしょうか。
 給食では大量調理になるので、下味をつけた牛肉、たまねぎ、にらを合わせて焼き物機で蒸し焼きにしました。しょうが・にんにくの他、コチジャン・ごま油を使うことで風味よく、より本場の味に近い仕上がりとなりました。
 明日はイタリア料理の「ミネストローネ」です。お楽しみに!
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今日の給食(5.18 かやくご飯、まっ茶ういろう)

 今日の献立は「かやくご飯、じゃがいものみそ汁 まっ茶ういろう、牛乳」でした。

◆かやくご飯
 米と一緒にいろいろな具を混ぜて炊きこんだご飯のことを関西では「かやくご飯」と言います。かやくとは肉や野菜などの具のことで、漢字では「加薬(薬味を加えるの意)」と書き、今日のかやくは鶏肉・ちくわ・にんじん・三度豆です。給食では具材を米と一緒に炊き込むことができないので、具だけを給食室で作って生徒が各自で白ご飯にまぜる方法にしています。香りのよいきざみのりをかけていただきました。
 中学校給食では炊飯業者さんに炊き込んでもらう「かやくご飯」もありますが、こちらは衛生管理上、動物性食品を入れることができません。そこで、肉を具材に入れるかやくご飯は今日のようなスタイルになります。

◆まっ茶ういろう
 まっ茶ういろうは、新茶のこの時期限定の和風デザートです。昨日から楽しみにしていた生徒もいたようです。
 米を粉にした上新粉・まっ茶・砂糖と、よりなめらかに仕上げるため「白いんげんペースト(北海道産・白いんげん豆使用)」を混ぜ合わせて蒸し上げました。 きな粉をかけていただきました。
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今日の給食(5.17 レタス)

 今日の献立は「黒糖パン(小)、カレースパゲッティ、レタスとコーンのサラダ、固形チーズ、牛乳」でした。
 
 レタスは地中海沿岸の西アジアが原産です。日本では1960年代に入り、サラダの主役として広く栽培されるようになりました。
 サラダのイメージが強い野菜ですが、炒めもの・スープ・鍋ものなどの素材として、加熱してもおいしく食べることができます。加熱することでかさが減り、たくさん食べることができるというメリットもあります。給食では4月に「スープ」、5月は蒸して「サラダ」に使用しています。
 レタスは和名では「チシャ」と言います。ラテン語の「乳」が語源で、レタスの茎を切ると白いミルクのような液が出ることに由来しています。この白い液にはリラックス効果があるので「ストレスがたまっているなぁ〜」と感じている人は、油で炒めたレタスをたっぷりと食べてみるといいかも知れませんね。
 緑中学校では今日、38kg…大きなざる山盛り2杯分のレタスを使いましたが、蒸すと一人分はスプーン1杯くらいになりました。
 パン、牛乳、おかずとも残食はほとんどなく「スパゲッティをおかわりしたからお腹いっぱい!」と大満足げな報告を受けました。
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今日の給食(5.16 ごまかかいため)

 今日の献立は「ごはん、肉じゃが、もやしのゆずの香あえ、ごまかかいため、牛乳」でした。
 
 ごまかかいためは、短冊切りにしたたけのこを油で炒めてみりん・しょうゆで味付けし、仕上げにいりごま・かつおぶしを加えているので「ごまかかいため」と名付けました。ごはんが進みましたね。

 「かか」とは「かつおぶし」のことです。初めてかつおぶしが作られた室町時代からかつおぶしのことを「おかか」と呼んでいたようです。皆さんもおにぎりの具で「おかか」はよく知っていますね。では、その語源は?と言うと…
 室町時代に宮中に仕える女官たちの間で使われた「女房詞(にょうぼうことば)」と言われるものです。かつおぶしの「か」を重ねて「かか」、それに丁寧さを表す「お」を付けて「おかか」と呼ぶようになったそうです。
 今でも使われている女房詞には、「おかず」「おかき」「おこわ」「おでん」「おひや」などがあります。
 食べものや料理の名前の由来を調べてみるのもおもしろいですね。
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