風の強い日、小学部に新しい仲間がやってきました青いくるみも吹きとばせ すっぱいかりんも吹きとばせ どっどど どどうど どどうど どどう ーーー『風の又三郎』(宮沢賢治作)より 台風11号が日本海を北上している影響で、このあたりも強い風が吹き、校庭の木々は揺れ、木の葉が校舎に舞い込み、栗の木からいがぐりがたくさん落ちました。 朝は日差しがまぶしかったのに、だんだん、どんよりした雲が出てきて、子供たちは昼休みに外で遊べるか心配していました。 天気は何とか昼休みまでもち、グラウンドに出てキャッチボールをしている子、玄関でとかげを見ている子、管理作業員さんからお借りした虫取り網で蝶やバッタをとっている子、中学生が集めてくれたいがぐりをもらって「くりだよー!」と喜んで先生に見せている子。弘済ならではの自然を楽しんでいました。 『風の又三郎』のように強い風が吹いていた今日、小学生が一人転入してきました。待ちに待った1年生です。ここの自然の中で仲間といっしょに育っていきます。 着衣泳(小学部)
今年度のプール納めの日に、小学部では「着衣泳」を行いました。
着衣泳とは、その名のとおりで服を着たまま泳ぐことです。 といっても、服を着て泳げるように練習するのではなく、 服を着たままで泳ぐのは、服に水がへばり付いて溺れてしまい、 命の危険性が高まることを体験する活動です。 子どもたちは溺れた人を見つけたときに、ペットボトルなどの 浮き具を取りやすい場所に投げこんで、大人に助けを呼ぶ練習を しました。 また、実際に自分が溺れてしまったときの浮き方も練習しました。 子どもたちはしっかり学習することができましたが、 本当にいざというときが来ないことを願っております。 全校朝会と1時間目の様子校長先生からは、「様々な場面で皆さんには、“今何をしないといけないのか”を常に考えながら、行動してほしい。行事の沢山ある2学期には特に、自分のするべきことを理解し、事前の準備をしっかりと行うことが大切です。また、皆さんはまだ完全に大人ではないので、失敗もするでしょう。その時には、素直に次に向けて、頑張ろうと思えばよいのです。その繰り返しで、皆さんは成長するのです。」 と貴重なお話をいただきました。 中学部では、その後体育館にて、二測定がありました。マナーを意識し、全員が「よろしくお願いします。ありがとうございます。」と感謝の気持ちをしっかりと伝えられていたと思います。 続いて、1時間目には、運動会のメンバー発表、競技の順番決めがありました。紅白のチームにわかれ、それぞれ円になって、話し合いを始めます。リーダーが、率先して意見をまとめながら、スムーズに順番を決めることができました。 運動会当日、皆が全員元気に参加できるよう教職員、児童生徒一同、準備を進めてまいります。 保健だより9月号
毎月発行されている保健だよりの紹介です。
ぜひ熟読お願いします。 避難訓練
8月31日の6限に弘済小・中学校合同で避難訓練がありました。
事前指導では、あわてない・おさない・はしらない・しゃべらない・はなれないの火災発生時の5原則より、各言葉の初めの一文字を取り、「あ!おはしは?」が弘済の合言葉になっています。 しかし、子どもからは「もどらない」も必要!!という声も上がっていました。 さすが!弘済生!!よく考えています! 子どもたちは緊張感ある訓練になっていました。 火災発生から集合の時間は、2分31秒でした。すごくスムーズに集合までできていました。それは真剣に訓練に取り組んだ証です。 前田教頭先生からの講評は、非常に良い避難訓練でしたと誉めてもらいました。 避難訓練を終えて、グランドに移動し長谷川先生から消火器の使い方の説明がありました。 あまり使用する時はないかもしれないが、いざという時に弘済子どもたちが使えるようにと話をしてくれていました。 実際に、水消火器を使って消火器体験をしました。 この経験を活かして行きましょう!! |