見えないものが見えると、感じ方が変わります
大阪市では、いじめの未然防止の取組として「いじめについて考える日」を設定しています。また、大阪市教育振興基本計画(令和4(2022)年度〜令和7(2025)年度)では、全市共通目標として、小学校学力経年調査における「いじめは、どんな理由があってもいけないことだと思いますか」に対してもっとも肯定的な「思う」と回答する児童の割合を伸ばすことをねらいとしています。
本校でもこれまで、いじめについて考えさせたり、自殺予防のメッセージを伝えたり、相談窓口を周知したりと様々な取り組みを行ってきました。10日の児童朝会では、長居小学校のいじめについて考える日とし、児童朝会時に話をしました。
「いじめ」って何だろう?
1、一人ひとりの心には、優しさや楽しさや幸せな気持ちがいっぱい詰まっていること
2、それを壊してしまう「いじめ」は
絶対許せないこと
3、「いじめ」には様々なやりかたがあること
4、
「いじめ」を受けると、まるで矢が刺さったように大切な心が壊れてしまうこと
どうやったら刺さった矢を抜くことができるのかな?
※児童朝礼でしたが、1年生から6年生までたくさんの児童が挙手をしました。一人ひとりが真剣に校長先生の話を聞いている証です。
1、優しくする
2、「ひとりじゃないよ」って言ってあげる
3、「一緒にいればいいよ」って言ってあげる
4、「心配ないからね」って言ってあげる
5、「味方だからね」って励ます
6、いじめた人が心から反省してあやまる
心に矢が刺さったお友だちはとっても悲しくて、つらい思いをしています。
1、「どうせ自分なんか」と考えてしまいます
2、「死んでしまいたい」と思う人もいます
でも、絶対に死んではいけません!
悲しくて、つらい思いをしたときはどうすればいいの?
1、先生にすぐに言いましょう
2、お家の人にすぐに言いましょう
3、身近なおとなに言いましょう
校長室の前に、「いじめられたら どうしよう」の絵本を置いています。
早速に手に取って読んでいる児童がたくさん見られました。