今日の献立は「牛肉と金時豆のカレーライス、ごぼうサラダ、パインアップル(カット缶)、牛乳」でした。
ごぼうはヨーロッパから中国北部を原産とする根菜類です。日本へは中国から薬草として伝えられたとされています。ごぼうを野菜として食べているのは日本だけでしたが、今ではフランス料理やイタリア料理で使うこともあるようです。
ごぼうの一番の特徴は、食物繊維が多いことです。食物繊維は体の中のお掃除役なので、腸の調子を整え、体内の不必要なものを排泄してくれる効果があります。今日の給食では、カレーライスにも食物繊維の豊富な金時豆を入れているので、今日の給食を残さず食べると1日に必要な食物繊維の半分以上を摂取したことになります。
また、ごぼうは香りを楽しむ野菜でもあり、独特の香りやうま味は皮の近くに含まれているので、皮は向かない方がごぼう本来のおいしさを楽しめます。ごぼうの料理では、繊維を断ち切って食べやすくした「ささがき」という切り方をよくします。今日の給食でもささがきにしました。
今日のごぼうサラダでは、卵を使わないマヨネーズ風味の「ノンエッグドレッシング」をかけておいしくいただきました。