2/6(月)全校集会
定例の全校集会を行いました。校長先生の講話を紹介します。
おはようございます。 先日、自転車で帰る途中の出来事です。信号のない道幅の狭い四つ角で、スピードを緩めて左に曲がろうとした時、ものすごいスピードで走ってくる自転車と衝突しそうになりました。曲がり角に建物があり、私の方からも相手からも前方が死角になって見えない状態でした。幸運にも急ブレーキが間に合い事なきを得たのですが、私も同じようにスピードを出して曲がっていたら大事故になるところでした。 今、若者の間では「だろう人間」が非常に増えてきているそうです。例えば、みなさんが自転車に乗りスピードを出して走っていたとします。この時、スピードを出して走っていても「横から人が飛び出してくることはないだろう」「前を走っているクルマが突然止まることはないだろう」「信号が赤に変わってもすり抜けられるだろう」などと考え、さらにスピードを上げて走るような人たちを「だろう人間」と呼ぶそうです。 これに対して、「ここは小学校の近くだから子どもが飛び出してくるかもしれない」「前を走っている車が突然急ブレーキをかけたら追突するかもしれない」「このままいくと信号が赤に変わるかもしれない」と考えてスピードを調節する人を「かもしれない人間」と呼ぶそうです。みなさんはどちらの人間ですか? 「だろう人間」と「かもしれない人間」との違いは、危険を回避するための豊かな想像力を持っているかどうかの違いです。こんな例もあります。「この写真、動画をSNSなどにあげても誰にも気づかれないだろう」と考える人は、もし見つかった時に自分や家族にどんな迷惑をかけてしまうのか考えが及ばない人、未来を想像できない人です。「これまで見つからなかったのだから、これから先も大丈夫だろう」と考えてしまう人は、勝手な思い込みが習慣となり、何に対しても簡単に軽く物事を考えてしまうようになります。 これに対して「かもしれない人間」は、「この写真、動画を載せたらきっと誰かがみて学校や関係者に連絡するかもしれない。ましてや、個人の写真がのっている、親にも迷惑をかけるかもしれない。自分の将来にも影響するかもしれない」とその行為の先を想像できる人です。 自分を高めチャレンジしていくなかでの失敗は次につながるのですが、相手のある学校生活、社会生活に関する行動のなかでは、「大変な事になるかもしれない」「迷惑かけるかもしれない」「傷つけるかもしれない」などを考えられる「かもしれない人間」として、この後何が起こるのか、想像力の持てる人になってほしいと思います。 今週末、3年生は私学受験があります。受験勉強で夜型になっていた人ももう朝型に変わっていることと思いますが、実は人間の体の中には時計遺伝子というものがあり、それが正常に働いていると脳の働きが大変活発になるということがわかってきています。そして、時計遺伝子が正常に働くためには、毎日同じ時間に起きることが大切だと言われています。時計遺伝子を利用して脳が活発な状態で受験に臨むために、今週は明日から毎日、受験当日に起きなくてはならない時間と同じ時間に起床して準備してください。万全の体調で全力を尽くせるよう願っています。 では、最後に気持ちを落ち着ける方法を紹介したいと思います。簡単な「筋弛緩法」と「深呼吸」を一緒にやってみましょう。 受験生のみなさんだけでなく、1・2年生のみなさんも不安になったり緊張したりするいろんな場面でやってみてください。 2/6(月)表彰伝達
全校集会に先立ち、バドミントン部の表彰伝達を行いました。日々の努力が成果として現れ、表彰してもらえるのは嬉しいですね。これからも努力を続けていきましょう。
男子バスケットボール部・公式戦
男子バスケットボール部・公式戦の続きです。
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