本日の献立/2月9日(木)・キャベツのバジル風味サラダ ・みかん(缶) ・牛乳 栄養価 エネルギー 832kcal、たんぱく質 27.1g、脂質 25.0g ☆セロリ☆ セロリは、地中海沿岸が原産とされるセリ科の野菜で、ヨーロッパでは紀元前から山岳地帯の湿地帯などに自生していたと考えられています。紀元前8世紀ごろの古代ローマ・ギリシャ時代には香料や薬草、祭り事の飾りつけなどに用いられていたようで、食用となったのは、17世紀になってヨーロッパ南部あたりから始まったようです。日本へは、16世紀ごろに伝わったとされ、食用として伝わったのは、18世紀の江戸時代ですが、独特の香りが、あまり受け入れられずに普及しなかったようです。日本で普及しだしたのは昭和30年代になってからのことで、食生活の変化とともに利用も高まりました。今では長野、静岡、愛知、北海道などで多く栽培されています。 サラダなどで生食するほか、強い香りを生かして肉や魚料理の臭み消しに利用されます。栄養価は非常に高く、ビタミン類全般、食物繊維などが豊富に含まれています。 今日の給食では、ハヤシライスの香りづけとして使用しています。 2月9日(木)授業の様子本日の献立/2月8日(水)・焼きれんこん ・豆腐のみそ汁 ・牛乳 栄養価 エネルギー 674kcal、たんぱく質 27.2g、脂質 17.0g ☆れんこん(蓮根)☆ れんこんは、蓮(はす)の地下茎(ちかけい/地中に伸びる茎)が太くなったもので、これが蓮の根と表現され「蓮根(れんこん)」と呼ばれています。中国が原産とされ、日本へは奈良時代に中国から薄桃色の美しい花を咲かせる観賞用のものが伝わりました。その後鎌倉時代になって、食用のものが伝わり各地に広がりました。 れんこんの穴は地上の葉や茎から地中の根までをつなぐもので、空気を出し入れする大切な役割をしており、通常は、真ん中に1個とその周りに9個の穴が開いています。この穴は「先を見通す」という意味から、縁起の良いものとして扱われ、正月や節句などお祝いの料理としてよく使用されます。秋から冬にかけてが旬の野菜で、ビタミンCを多く含んでいます。れんこんに含まれるビタミンCは、イモ類などと同じようにでん粉に守られているため、加熱しても壊れにくいのが特徴です。 今日の給食では、れんこんに塩と綿実油をまぶしてオーブンで蒸し焼きにした料理で、れんこんそのものの素朴な味が楽しめる一品です。 2月8日(水)授業の様子本日の献立/2月7日(火)・キャベツのオイスターソース炒め ・卵スープ ・黒糖パン、牛乳 栄養価 エネルギー 756kcal、たんぱく質 32.9g、脂質 20.4g ☆チンゲン菜(青梗菜)☆ 1972年9月29日、日本と中国は共同声明により「恒久的な平和友好関係を確立する」ことで一致し、両国は国交回復で盛り上がりました。そして、中国からは2頭のパンダ「ランラン」「カンカン」、日本からは「オオヤマザクラ」と「カラマツ」の苗木を贈り物としてお互いに届けあったほか、貿易も盛んにおこなわれるようになりました。 そんな時代の中で、多くの中国野菜も日本に導入され、チンゲン菜もその一つであり、最も定着した野菜となっています。小松菜などと同じく結球しないアブラナ科の野菜で、暑さ、寒さに強く、また幅広く料理に使えるので、日本各地で栽培がおこなわれるようになりました。 色鮮やかで、食感もよく、ほのかな甘みのある淡白な味わいがあるとともに、煮くずれもしにくく、煮物、炒め物など、幅広く料理に使用できます。また、調理時に油を使用するとさらに色よく仕上がります。緑黄色野菜に分類されており、栄養面では、カロテン、ビタミンC・Eなどが豊富に含まれ、感染症予防や生活習慣病の予防にも効果が期待されています。さらに、カルシウムや鉄などのミネラル成分も多く含まれており、栄養価の高い野菜です。 今日の給食では、卵スープの具として使用しています。 ※食育つうしん(2023年2月)を配布文書のコーナーに掲載しました。 こちらからどうぞ⇒「食育つうしん(2023年2月)」 |
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