第38回 総合研究発表会 社会部 分科会
第38回 総合研究発表会 社会部 分科会が、2月3日(金)、大阪市立常盤小学校で開催され、300名を超える参加者がありました。研究主題を「確かな知識をもとに、よりよい社会を創造できる子どもを育てる社会科学習〜問いに焦点をあてて〜」とし、公開授業・授業研究会・講演会を行いました。
公開授業は3〜6年生の各1学級とし、感染予防の為、人数を制限しての公開となりました。学年ごとの授業研究会では、研究主題と本日の公開授業との関連等について質疑応答や意見交換を行いました。 講演会では、関西学院初等部の宗實直樹先生から「豊かな社会科授業づくりのデザイン」という演題で明日からの実践に役立つお話をしていただきました。 社会科部 第5学年部会研究授業
11月22日(火)、大阪市立豊新小学校(授業者:平川晃基教諭)において、社会科部第5学年部会研究授業を行いました。「工業生産を支える輸送と貿易(全6時間)」の単元で、本時では、1980年代に日本とアメリカの間で起こった「貿易摩擦」を教材化しました。まず、導入では、アメリカの人々が日本車を壊している写真を提示し、子どもたちの驚きや疑問を引き出し、「日本とアメリカの間に何があったのだろう」という問いをつくりました。問いを解決するために、統計資料から当時の二国間の貿易状況等を調べた後、日本とアメリカそれぞれの立場から話し合いをしました。結果、子どもたちは、輸出と輸入のバランスがとれた貿易が大切であることに気づくことができました。
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