今日の給食(3.2 きな粉よもぎだんご)
今日の献立は「かやくご飯、豚肉と野菜のいためもの、すまし汁、きな粉よもぎだんご、牛乳」でした。
3月に入り、春の訪れを感じさせてくれる献立が登場してきました。給食では毎年3月に「よもぎだんご」を献立に取り入れています。 よもぎは、野山や川の土手などに自生する春の野草です。独特の香りを楽しむために草餅や草だんごに利用されるだけでなく、古くから生薬としても重宝されてきました。 給食のよもぎだんごは、うるち米の粉、もち米の粉、よもぎを練り合わせて作っただんご(冷凍食品)を蒸し、とろみをつけたみつをからめ、きな粉をかけていただきます。 生活が洋風化してきて、洋菓子を食べる機会が増えていると思います。だんご・きなこ・よもぎなど、季節を感じる和菓子も楽しんでみましょう。 今日の給食(3.1 いわしフライ)
今日の献立は「ごはん、いわしフライ、みそ汁、きゅうりの赤じそあえ、焼きのり、牛乳」でした。
いわしは体が小さく身も柔らかいので、すぐに弱って死んでしまいます。そのことから「弱し」が転じて「いわし」になったと言われています。漢字では鰯と書きますね。 いわしには、体を作るたんぱく質の他、カルシウム、ビタミン類、脂質などが含まれています。いわしの脂質には、脳を活性化させるDHA(ドコサヘキサエン酸)、血管の病気を防ぐEPA(エイコサペンタエン酸)が豊富に含まれているのが大きな特徴です。 いわしの漁獲量は数十年周期で大きく変わるとされ、1988年の448万トンをピークに激減し、2006年にはわずか5万トンにまで落ち込んでいました。しかし、2011年頃から増加傾向にあり、今年は各地で豊漁のニュースも聞かれます。これからは健康によいいわしを手軽に食べることができるといいですね。 今日の給食(2.28 いちご)
今日の献立は「チキンレバーカレーライス、きゅうりとコーンのサラダ、いちご、牛乳」でした。
*チキンレバーカレーライスは、私たちの食生活で不足している鉄を補うために考えられたメニューです。レバー(ペースト)はカレーに入れることで食べやすくなっています。しっかりと鉄を摂取しましょう。 *今日のデザートは1年に1回のいちごです。かつてはいちごの旬は春から初夏にかけてでしたが、今では促成栽培が進んで冬が旬の果物となっています。 今日のいちごは長崎県産「恋みのり」という品種です。いちごは栽培やパック詰めに手間がかかるために生産量が減少傾向にあるそうです。そこで、実りが多く、栽培の手間を減らして生産できるように品種改良されたのが「恋みのり」です。果肉がしっかりとしているため日持ちがよく、輸出にも適しているそうです。甘ずっぱくておいしかったですね。 給食でのいちごの初登場は1997年で、今年で27年目になります。 今日の給食(2.27 なにわうどん)
今日の献立は「コッペパン、ブルーベリージャム、豚肉とごぼうの煮もの、なにわうどん、固形チーズ、牛乳」でした。
「なにわうどん」は大阪市の学校給食オリジナルメニューです。三角形に切って甘辛く煮たうすあげと、かまぼこ・青ねぎなどを入れた汁うどんに、とろろこんぶを入れて食べます。 *うすあげがきつねの好物であるとされることから、甘辛く煮たうすあげをのせたうどんを大阪ではきつねうどんと呼んでいます。発祥の地は大阪であるとされています。 *とろろこんぶは、酢につけて柔らかくしたこんぶをブロック状に固めて、その断面をうすく削ったものです。江戸時代、天下の台所とも言われていた大阪には、北前船を使って北海道からたくさんのこんぶが運ばれるようになったことから、多くのこんぶ加工品が製造されてきました。 これら、大阪の食文化を盛り込んで考えられたのが「なにわうどん」です。大阪の食文化も感じながらいただきました。 今日の給食(2.24 たらフライ)
今日の献立は「ごはん、たらフライ、すまし汁、小松菜のごまあえ、牛乳」でした。
今日のフライは魚の「たら」を使っています。身が雪のように白いことから、漢字では「鱈」と書きます。北海道や東北を中心に獲れ、冬においしい魚です。 給食では「スケトウダラ」を使いました。あまり聞きなれない名前ですが、かまぼこなどの練り製品の材料やたらこが取れることでおなじみの魚です。この他に日本近海では、鍋料理などに使われる「マダラ」、おつまみの材料となる小型の「コマイ」の3種類が多く利用されています。 脂肪分が少ない白身魚です。今日のようにフライにすることでおいしく食べることができました。 |