今日の給食(2.24 たらフライ)
今日の献立は「ごはん、たらフライ、すまし汁、小松菜のごまあえ、牛乳」でした。
今日のフライは魚の「たら」を使っています。身が雪のように白いことから、漢字では「鱈」と書きます。北海道や東北を中心に獲れ、冬においしい魚です。 給食では「スケトウダラ」を使いました。あまり聞きなれない名前ですが、かまぼこなどの練り製品の材料やたらこが取れることでおなじみの魚です。この他に日本近海では、鍋料理などに使われる「マダラ」、おつまみの材料となる小型の「コマイ」の3種類が多く利用されています。 脂肪分が少ない白身魚です。今日のようにフライにすることでおいしく食べることができました。 今日の給食(2.22 レーズンパン)
今日の献立は「レーズンパン、ほうれん草のクリームシチュー、キャベツのサラダ、洋なし(カット缶)、牛乳」でした。
今日は今年度4回目のレーズンパンです。乾燥させたぶどうのことを英語で「レーズン」と言いますが、フランス語の「レザン」から来ていて、さらにその語源はラテン語にあるそうです。 給食のレーズンパンは、小麦粉に対して15%のレーズン(1個当たり約13g)を入れて焼き上げています。「大好き」という人と「嫌い」という人に大きく分かれるレーズンパンですが、街なかのパン屋さんでは置いていない店はないというくらい、なじみのあるパンです。 レーズンは今、注目されている「ドライフルーツ」の一つでもあります。砂糖を使わず自然の甘みが味わえることや栄養成分が凝縮されているために人気が出ているのでしょうか。ドライフルーツの入ったシリアルもたくさんの種類が売られていますね。 鉄、食物繊維が摂取できるレーズンパンです。今日が今年度、最後となります。 今日の給食(2.21 白花豆)
今日の献立は「ごはん、関東煮、きゅうりの梅風味、白花豆の煮もの、牛乳」でした。
白花豆は「べにばないんげん」といわれる花豆の一つで、白い大きな花をたくさん咲かせるのが名前の由来となっています。日本に伝わった頃は観賞用として栽培されていました。 炭水化物が主成分ですが、鉄や食物繊維を多くふくんでいます。 豆のおかずは苦手だという人が多いようですが、家では食べる機会が少ない珍しい豆であること、調理員さんが2時間以上かけて火加減などに気を使いながらおいしく作ってくださったこと、一人3粒ほどの少量であることなどから、しっかりと味わいました。 学校給食費の取り扱いについて
児童生徒の学校給食費については、全員全額無償とする学校給食費の無償化を令和5年度から本格実施する予定です。なお、生活保護、就学援助受給者は令和4年度同様、引き続き全額無償化措置の対象とせず、それぞれの制度により学校給食費が支給されます。
なお、食材費である学校給食費について、近年の物価高騰状況下においても価格が据え置きされている主食・牛乳の単価が大幅に増額となる見込みであることから、給食献立の多様性や質の維持を図るため、一食あたり 15 円増の改定を行います。 詳しくはプリントでご確認ください。 今日の給食(2.20 くじら)
今日の献立は「ごはん、くじらのオーロラ煮、まる天と野菜のうま煮、もやしのピリ辛あえ、牛乳」でした。
くじらは1年に1回だけの登場です。オーロラ煮とたつたあげが隔年で実施され、今年はオーロラ煮の年です。 日本でくじらを食べる鯨食文化は古くからあり、縄文時代には食べられていたようです。くじらは海にすむ哺乳類ですが、肉食が禁止されていた時も「海の幸」として魚類とみなされ食べられていたそうです。 第2次世界大戦後の食糧難の時代には、貴重な栄養源として日本人の食を支えてきました。今から60年前までは、牛肉・豚肉・鶏肉よりもたくさん食べられていたそうです。「はりはり鍋」「くじらのカツ」「くじらベーコン」関東炊きに入れる「ころ」など、いろいろな料理がありましたが、その後、商業捕鯨ができなくなり、食卓からなくなっていきました。 4年前に商業捕鯨が再開され、今日の給食では、北大西洋で獲れた「ニタリクジラ」を使いました。くじらの赤身肉は脂肪が少なく、たんぱく質や鉄が豊富にふくまれています。給食前から楽しみにしていた生徒やもっとたくさん食べたかったという生徒が多く、大人気の献立でした。 |