大阪市立中学校総合文化祭美術部ワークショップが開催されました
今年度で11回目となる美術部ワークショップ。今までは毎年、大阪市立中学校の美術部の部員たちが一同に会し、ひとつの大きな共同作品を制作していましたが、2020年からはコロナウイルス感染拡大防止のため、リモートでのワークショップとなりました。また、いつか参加者が同じ場所、同じ時にひとつの大きな共同作品をつくることができますようにという想いを込めて2020年からの作品を「ONE」と名付けています。
本年度のテーマは「ONE」〜今をのこす 時をうつす ブルー〜 3作目の「ONE」となる本作は、日光写真の手法を用いた作品です。各校の部員たち一人ひとりが大切にしている想いを持ち寄り、一枚の布にその姿かたちを写しています。制作にあてたその一瞬(今)と部員の想い(時)が形としてそこに映し出され存在する作品です。参加校10校・参加人数233名。10枚の布を繋ぎ合わせることでひとつの大きな作品が完成しました。 3ブロック研究発表会を行いました
9月2日(金)に東中学校に大阪芸術大学芸術学部特任教授の松山明氏を呼び公演『美術教育の今 変わらないもの 変わりゆくもの』を行いました。当日の参加者は27名。大阪市の美術教育の研究の歩みから現代に対応する題材や指導法の在り方や新学習指導要領における評価やこれからの美術教育について熱く語っていただきました。
第31回大阪市立中学校総合文化祭美術展を開催しました
令和4年8月31日(水)〜9月4日(日)に江之子島文化芸術創造センター(西区阿波座)にて総合文化祭美術展を5日間の日程で開催いたしました。
参加校は72校、作品数は1297点でした。子どもたちの表現豊かな作品がたくさん展示され、1848人の方にご来場いただきました。 令和4年度 美術科自主研修会 第1回 「より良い美術の授業を目指して」
4月9日(土)に天王寺中学校にて美術科自主研修会を行いました。参加者は13名で、新任の教諭や新卒の講師が多く集まりました。中堅の先生方にも参加いただき、美術の授業についての根本的な理解を深めるために研修が行われました。
学校や教科としてのマインドセットを考え交流するところから始め、美術という存在について、授業の構造について、学びとはどのようなものなのか、学習指導要領との関連などを講話と対話を織り交ぜながら進めていきました。評価についても、ひな形を用いて具体的に提示し、最後に質疑応答の時間を設けて終了となりました。日々の授業づくりに追われる前に、根本的で本質的な問いについて参加者で一定深く考え合うことができました。次回は、6月に実際の評価した内容を元により具体の話をしていけたらと考えています。 全市研究発表会
10月12日(水)道徳部は夕陽丘中学校を会場にして、全市研究発表会を行いました。
「道徳科」授業づくりハンドブックをもとに、新北島中学校・岡田先生より道徳の授業づくりの方法を示しました。 続いて、夕陽丘中学校の朝久先生より、2年生の教材「ありガトオヨ」を使用して、道徳教材の読み方について研究発表を行いました。 さらに、少人数に分かれて、班別研究協議を行い、触発者の立場で「橋本医師の掛け軸に込めた思い」を中心にディスカッションを行いました。 参加いただいた先生からは、「自分では気づけない視点での意見を聞けたのでグループワークが有意義であった」「生徒の立場になって教材を考えていくことは大切だと感じた」「ありがとうという中学生にとってもありふれた言葉の中にも、言葉の奥深さや重さを感じ取らせることができると思う」など、道徳の授業をもっと深めたいというような意見をいただきました。 いただいたご意見をもとに、これから道徳部も研究活動に取り組んでいきたいと思います。 ご参加いただいた先生方ありがとうございました。 |