今日の給食(10.25 ピリ辛丼)
今日の献立は「ピリ辛丼、中華スープ、黄桃(缶)、牛乳」でした。
ピリ辛丼は、豚肉、たまねぎ、にんじん、むき枝豆を具材とし、砂糖、しょうゆ、みそで味付けし、トウバンジャンで辛みをつけて中華風の丼にしました。 給食では「辛み」を加えるために、一味唐辛子、トウバンジャン、コチジャン、ラー油などを献立に合わせて使っています。 甘味、塩味、酸味、苦味、うま味の「五味」は味覚神経で感じる「味」ですが、辛みは痛みと同じ痛覚や温度覚で感じるものなので「味」とは別のものとされています。 辛みには、口の中をカァーっとさせるとうがらしやこしょうなど、鼻の粘膜をツーンとさせるわさびやからしなどがありますが、それぞれに辛みの成分が違うために感じ方も異なるようです。 五味以外の「辛み」は、食欲増進、新陳代謝の促進などの効果の他に、料理に奥行きや幅をもたせてくれるので、おいしく食べるためには欠かすことのできないアイテムですね。 今日のピリ辛丼も「辛さが効いていておいしかった」という感想がありました。激辛が好きな人もいると思いますが、食べすぎは胃を刺激するので、ほどほどにしておきましょう。 今日の給食(10.24 たらフライ)
今日の献立は「パンプキンパン、たらフライ、スープ、あっさりキャベツ、牛乳」でした。
今日のおかずはまぐろのオーロラ煮の予定でしたが、急遽、たらフライに変更になりました。そこで、たらについて紹介します。 たらは、北半球の冷たい海にすみ、貝やたこなどを食べる肉食魚です。身が雪のように白いので、漢字では「鱈」と書きます。これからの季節の鍋料理の他、揚げ物、かまぼこの材料にもなっています。身を干したものは、おつまみや正月料理の棒鱈にして食べます。今日の給食で使っているたらは「スケソウダラ」という種類です。 たらは大変大食いなことから、お腹いっぱい食べたことを表現する「たらふく(鱈腹)」という言葉の語源と思われていますが実は語源は別にあるらしく、単に当て字だそうです。他にも「でたらめ(出鱈目)」や「やたら(矢鱈)」の当て字にも使われている、おもしろい魚ですね。 脂肪が少なく、あっさりとした味です。ちょっと衣がはがれてしまったものもありましたが、まぐろのオーロラ煮にも負けないくらいのおいしさでしたね。 今日の給食(10.21 ソーキ汁)
今日の献立は「ごはん、鶏肉のゆず塩焼き、ソーキ汁、ツナ大豆そぼろ、牛乳」でした。
ソーキ汁は、豚の骨付きあばら肉(沖縄地方ではソーキと言う)を柔らかく煮込んですまし仕立てにした沖縄県の郷土料理です。 ソーキは、脂肪と肉がほどよいバランスで香りもよいため、シンプルな汁物にするとその味わいが引き立ちます。冬には大根、夏には冬瓜を入れて作られる沖縄の家庭料理です。また、正月は、ソーキ汁をはじめとする豚肉料理で新年をお祝いするそうです。 給食は骨付ではないのですが、豚ばら肉を30分以上下ゆでし、こんぶのうま味もきかせてやわらかく仕上げてくださいました。 ツナ大豆そぼろもごはんが進む逸品です。3品ともおいしくいただきました。 月曜日の給食はまぐろのオーロラ煮の予定でしたが、まぐろの調達が急遽、困難になったということで「たらフライ」に変更されます。多くの人が楽しみにしていたと思いますが、残念ですね! 今日の給食(10.20 大学いも)
今日の献立は「コッペパン、いちごジャム、豚肉といかの中華煮、大学いも、みかん、牛乳」でした。
今日はこの秋、初めてのさつまいもの登場です。さつまいもは中央アメリカが原産で、コロンブスがヨーロッパに伝え、日本では江戸時代に栽培が始まりました。やせた土地でも育つので、飢饉のときに多くの人々を救ったという話はよく知られていますね。 主成分はでんぷんですが、ゆっくりと加熱することで甘みが増していきます。エネルギーは米や小麦の1/3程度と少なく、ビタミンCや食物繊維を多くふくんでいるという特長があります。 宇宙で食料を自給自足する場合に葉も茎も食べられて栄養的にもよいと期待され、人間が宇宙での滞在の際の作物の候補として研究対象にもなったことが新聞で紹介されていました。 今日の給食では油で揚げたあとに蜜をからめた「大学いも」にしました。給食では3月まで、みそ汁の実やデザートなどに使っていきます。 明日(10/21)の2年合唱コンクールの開始時刻の変更について |