今日の給食(3.15 だし)
今日の献立は「ごはん、さごしのおろしじょうゆかけ、さといもと野菜の含め煮、高野どうふの煮もの、牛乳」でした。
「和食の基本はだしにある」と言われ、本格的な和食はだしこんぶやかつお節などで取っただしを使います。 だしこんぶに含まれるうま味成分の「グルタミン酸」は、今の東京大学の池田菊苗教授によって発見されました。かつお節に含まれるうま味成分の「イノシン酸」は、池田教授の弟子である小玉新太郎によって発見されました。 現在、当たり前のように使われている「うま味」という言葉も池田教授が名付けて、今では外国でも使われています。 今日の給食でも、だしこんぶとけずりぶしから取っただしを使いました。朝からおいしいだしの香りが学校中に漂っていましたね。しっかりとうま味を感じとりながらいただきました。 4月の行事予定今日の給食(3.13 ビーンズサラダ)
今日の献立は「チキンカレーライス、ビーンズサラダ、ミニフィッシュ、牛乳」でした。
今日のチキンカレーライスと組み合わせたサラダは、金時豆・枝豆とキャベツを合わせた「ビーンズサラダ」です。 完熟した豆を水につけておくと発芽します。豆は、マメ科の植物の種でもあります。小さな体にはたくさんのエネルギーが秘められているということです。 給食ではいろいろな種類の豆を使います。たんぱく質、炭水化物、脂質、食物繊維、鉄、ビタミンなど、私たちの食生活に不足しがちな栄養素を摂取することができるからです。 今日のビーンズサラダは、砂糖、塩、こしょう、米酢、うす口しょうゆ、綿実油で味付けし、カレーライスと合うようにさっぱりと仕上げました。 今日の給食(3.10 中華がゆ)
今日の献立は「コッペパン、ブルーベリージャム、えびのチリソースいため、中華がゆ、デコポン、牛乳」でした。
おかゆは米を多めの水で煮た料理です。日本では特に味つけをせず、胃にやさしく「病気の時に食べるもの」というイメージがあります。 中国では朝食に食べることが多いようで、干し貝柱や鶏肉などのだしで米を煮て、肉や魚、ザーサイやねぎなどの薬味をトッピングし、ごま油で風味づけをします。 給食では米のほかに、肉だんご、大根、にんじん、チンゲンサイ、しいたけを入れ、チキンブイヨンのだしを使っています。 中華がゆは、米の他に肉や野菜もいっしょに摂れる栄養バランスのとれた料理ですね。 今日の給食(3.9 菜の花のおひたし)
今日の献立は「ごはん、豚肉のしょうが焼き、さつまいものみそ汁、菜の花のおひたし、牛乳」でした。
菜の花は冬の終わりから春にかけてが旬で、独特のほろ苦さがある緑黄色野菜です。給食では食べやすいように白菜と合わせておひたしにし、かつおぶしをかけていただきました。 「春の皿には苦みを盛れ」という言葉があります。冬の体は体温を逃がさないように新陳代謝を抑え脂肪を蓄え眠っていました。春に向けて体を目覚めさせてくれるのが春野菜の苦みです。野菜に含まれる苦み成分は、新陳代謝を促し、体内の老廃物を排泄してくれる働きがあります。そのために春野菜には苦みがあるのですね。菜の花のおひたしを食べて、春に向けて体を目覚めさせていきましょう。 💛さて、3年生の皆さんは今日が最後の給食です。小学校に入学してから9年間、友達や先生と食べた給食の思い出はたくさんあると思います。給食は「家で食べないようなものが体験できた」「栄養のバランスが考えられた食事だった」といった印象を持つ人が多くいたようですね。 卒業後もこの経験をいかし、食を通して元気で心豊かな毎日を過ごしてくださいね。 |